丸尾宗一郎(@miduwo)さんの人気ツイート(新しい順)

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浜由樹子さんに書いていただきました。プーチン大統領はウクライナ侵攻について語る際「非ナチ化」というワードをよく使いますが、それはなぜなのか、ソ連やロシアの歴史に遡って解説してくださってます。非ナチ化という一語からここまでのことが見えるのかと感動する。 gendai.ismedia.jp/articles/-/933…
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秋山信将さんに書いていただきました。「ウクライナは非核化したからロシアに侵攻された(だから日本も核を持つべし)」という議論を目にしますが、そうした議論がいかにウクライナ非核化の経緯をきちんと見ていないかを指摘してくださってます。とても勉強になります。 gendai.ismedia.jp/articles/-/929…
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杉田俊介さんに書いていただきました。『ドライブ・マイ・カー』を男性学などの視点から読み解く試みです。現代社会においては、男性が自分の「傷つき」に気づきにくい構造があるとされますが、作品の読解を通して、男性が内なる感情に繊細に耳をすませる重要性を描きます。 gendai.ismedia.jp/articles/-/925…
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松田和樹さんに書いていただきました。法哲学の観点から「結婚制度の廃止」を提案・検討する記事です。法が人々の関係のあり方に「線引き」をしてしまうことの問題を素晴らしい文章で分析してくださっています。とても真摯な問題提起です。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/923…
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〈何ともいえない不満や不全感、不安やいらだちが男性の間に広がっているのだ。何かいままでとは違う、既得権が失われつつあるようなぼんやりした感情の広がりが、男性の間に見られるのだ。筆者のいう「剥奪感の男性化=masculinization of deprivation」の広がりだ〉 gendai.ismedia.jp/articles/-/638…
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松本俊樹さんに書いていただきました。草彅剛主演『アルトゥロ・ウイの興隆』を「ファシズム体験プログラム」という切り口で読み解く劇評です。ブレヒトという作家の特徴、演出の効果、それを凌駕する「スター」の魔力など論点が盛り沢山で、ものすごくおもしろい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/915…
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松村一志さんに書いていただきました。一般化してきた「エビデンス」という考え方ですが、扱い方を間違えると「エビデンス」を重視しているつもりが、陰謀論にハマる人と大差ない思考に陥ってしまう危うさがある…といったことを指摘してくださってます。めちゃ面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/912…
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東島雅昌さんに書いていただきました。コロナ禍で権威主義体制のパフォーマンス(の高さ)が議論される機会が増えましたが、この記事では、民主主義体制と権威主義体制のいずれのパフォーマンスが優れているのか、乳幼児死亡率などを用いて検証しています。超面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/912…
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堀江宗正さんに書いていただきました。東日本大震災後の被災地における「霊的体験」の調査についてご紹介いただいています。地域によって「怪談」の中身が変わってくる点など、非常に興味深い。社会が死者をどのように位置付けるべきかという問題について考えさせられます。 gendai.ismedia.jp/articles/-/883…
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佐藤卓己さんに書いていただきました。岩波新書から出た芝健介『ヒトラー』を読む際に頭に入れておいたほうがいい、ヒトラーやナチ像の変遷について解説してくださってます。終盤の、 現代の歴史修正主義についての洞察も含蓄があって、すごく勉強になります。 gendai.ismedia.jp/articles/-/879…
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鎌塚亮さんに書いていただきました。男性である鎌塚さんが美容に目覚めるなかで、自身の「セルフケア不足」を発見していく過程について経験に基づいて書いてくださってます。男性がセルフケア不足に追い込まれがちな社会構造の問題も示唆され、すごく興味深いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/876…
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その意味で「論破」は、なにがしかの階級闘争なのかもしれない…。
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自由主義史観の「論破」には、戦後民主主義的な「いい子のタテマエ」の虚妄を暴いてやろう…みたいな、エスタブリッシュメント批判の性質があるように見える。いま人気を集めている「論破」も、そういう「タテマエの破壊」的側面、「偉そうなヤツへの逆襲」的側面が好まれているんじゃないか。
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「論破」の文化ってどうやって広まってきたのかなと思って国会図書館で検索してみたら、90年代半ばから保守系の雑誌が自由主義史観っぽい文脈で「論破」を連呼し始めていた(「サヨクを論破する」的な)。この言葉の裏にくっついている余裕のなさみたいなものの正体が少しわかったような…。
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ホームレス状態の人や生活保護受給者への攻撃的な発言が話題になっていますが、「納税していない人の権利は制限していい」という思想を近代国民国家がいかに克服し、人権という稀有な制度を整備してきたかについては以下の石川敬史さんの記事に詳しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/654…
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山岡淳一郎さんに書いていただきました。東京都の保健所のみならず「自宅療養フォローアップセンター」も崩壊状態にある現状をレポートしつつ、一方で、ワクチン接種や自宅療養者フォローに成果をあげる「墨田区」の取り組みについて同区保健所長・西塚至氏に聞いています。 gendai.ismedia.jp/articles/-/861…
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・「フェミサイド」という概念に反射的に反発を抱いてしまう場合には小手川正二郎さんの記事→ gendai.ismedia.jp/articles/-/734…
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まとめとこう。 ・ミソジニーの基礎理解については江原由美子さんの記事→ gendai.ismedia.jp/articles/-/702… ・韓国のフェミサイド後の動向については、すんみさんらの記事→ gendai.ismedia.jp/articles/-/725… ・アメリカなどの「インセル」文化については八田真行さんの記事→ gendai.ismedia.jp/articles/-/562…
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韓国で2016年に起きたフェミサイド、江南駅殺人事件以降、韓国のフェミニズムがどう展開してきたかについては、翻訳家のすんみさん、尹怡景さん、ファン・ギュンミンさん、宣善花さん、木下美絵さん、キム・ジュヒさん、小山内園子さんらによる以下の記事が詳しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/725…
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ミソジニーを一つの要因とするかもしれない事件の報道がされていますが、そもそもミソジニーとは何か、それがどう犯罪と結びつきうるのか、江原由美子さんの以下の記事に詳しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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〈こうした事件は、「家父長制秩序の下にあれば、男性に付き従うべき女性が、男性である自分になびかなかった」という理由で殺人を犯した事件と位置付けることができ、ミソジニーの典型例として解釈することが、できるようになるのである〉 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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横田明美さんにインタビューさせてもらいました。日本のコロナ対策が、法律に基づいた「正規ルート」を回避しすぎていることを、ドイツとの比較で指摘してくださってます。法治主義…というか、法律で決めて政策を実行するという「近代の基本」の重要性を改めて痛感しました。 gendai.ismedia.jp/articles/-/853…
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岡野八代さんに書いていただきました。「見えない家事」に象徴されるような「ケア」を日本の政治がいかに軽んじているか、そうした姿勢がいかに社会に根を張っているかについて解説してくださってます。安倍前首相の一斉休校などから考える「ケア論」、とても興味深いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/851…
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「物知りなだけで無害だと思っていた尊敬するお兄さんの本棚、CD棚が、実は万引きしたものがぽつぽつぽつと含まれていたような感覚は憶えました」 ものすごい文章だった。 小山田圭吾さんのこと。 : 中村佑介 lineblog.me/yusuke_nakamur…
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河野真太郎さんに書いていただきました。映画『おおかみこども』が「排除と包摂」「格差と差別」をどう描いているかを、ナンシー・フレイザーの「承認と再分配」の概念などを用いて読み解いてくださっています。現代社会を強く感じさせてくれる読解で、ものすごく面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/845…