626
大丈夫、心配したところで不安の9割は実現しませんから。
627
あなたを嫌う人は、あなたを嫌っているのではない。あなたを嫌う自分自身を嫌っているのです。自分の中で嫌だと思うことを、あなたに投影してあなたを嫌っているからです。
628
自分の中にある「こだわり」を捨てて、執着心を手放せばどんな悩みもどうでもよくなる。
629
批判的に物事を捉えて、皮肉な反論ばかり口にする習慣は、あなたの人生を不幸で貧しいものに変えていく。
630
頭のおかしい人は自分がおかしいことを疑いもしなければ、自分と向き合う勇気を持たないので永遠に自覚しない。おかしい人からすればあなたの頭がおかしいのです。もう徹底的に関わらないようにするしかありません。
631
頑張ってもできないことはできないし、できることはできる。自分を苦しめるこだわりを捨てて、人事を尽くして天命を待ちましょう。結果は神のみぞ知ることであって、人間風情が正確に予測することは不可能です。
632
何度も同じ質問をしてくる人は、忘れているのではなく不安を感じています。同じように回答を繰り返すのではなく、安心させてあげることを心がけましょう。
633
自分の欠点をすべて自分の生まれ持った条件や生い立ちのせいにして、反省したり改善する意思のない人とは関わらない方がいい。こういう人たちは被害者意識が強いので、普通の人よりも努力しなくても普通の人と同じ幸せを得られて当然だと勘違いをしているからです。一緒にいると奪われるばかりです。
634
自分の理想にこだわるのは、もうやめにしましょう。理想と現実には常に乖離がつきもの。自分の中の完璧な空想にこだわっているばかりでは、現実は何一つとして変わりはしない。夢は見ている時が一番楽しいものですが、いつまでも夢の中で生きるのではなく、現実を生きましょう。
635
何か大きなことをしようと気負う必要はない。今の時点で、自分に与えられた選択肢の中からできることを全力でやり抜くこと。焦ることなく今を真剣に生きるからこそ、他の可能性も見えてくる。
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人はみんな自分のことを世界の中心的な存在だと思い込んでいて、長い人類の歴史の中で自分が生きる80年程度の短い時間をまるで人類史のクライマックスのように捉えている。実際のところ、人ひとりの存在なんてちっぽけ過ぎてあってないようなもの。自分が自分を思うほど、他人は自分に注目していない。
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他人があなたの悪口を言う理由は、あなたのことが嫌いなのではなくてあなたに腹を立てる自分への不快感が嫌だからです。
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友達がいるのかいないのか、友達が何人いるのかどうかは幸せとは無関係。惰性でみんなと仲良しごっこをして、孤独感を紛らわせるだけの生き方よりは孤独を楽しむ方が幸せです。
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あなたの生き方は何も間違ってはいない。だから、自分の人生に自信を持とう。時に過ちを犯すこともあるだろうけど、あなたはあなたなりにその時点であなたができるベストを尽くしているのです。間違ったのなら、そこだけを正せばいい。間違えたからって、すべてが間違っていた訳ではないのだから。
640
他人から認めてもらったり、他人を論破しないと自信が持てないような意見なら、もうしがみつかないで捨て去ったほうがいい。自分の意見に本当に自信がある人は、他人の意見を否定したり、他人からの承認を求めはしない。
641
他人のこと批判できるほどのヒマがあるような人は、99%が大したことのない人です。そして、人を批判する人は自分だけは1%に入っていると思い込んでいる。
642
不安なことは考えるから余計に不安になるのです。不安そのものは何の実態もない幻想です。なぜなら、起きるかどうかはっきりとした根拠がないからです。どうせ根拠がないのなら、大丈夫だと自分を言い聞かせてしまいましょう。
643
嫌われることは自由になれるということでもあります。自分の好きなことをする為には、時に嫌われることを受け入れるべき時がある。誰からも嫌われない生き方というのは、誰からしてもどうでもいいくらい魅力のない人生を生きるということ。嫌われることは避けられないと割り切るから人生は充実します。
644
誰だって人生は初心者。間違えることは当たり前なことで、間違えた時にどのように自分を改めるのかを考えるべきです。間違えないことを目的に人生を生きることは、まるでゆっくりと死に向かうだけの人生になりかねません。
645
耳が痛い図星なことを言われた時に、相手を非難するのではなくそれを認められる強さを持ちましょう。たとえこんな人に言われたくないと思ったとしても、図星ならそれは事実。耳が痛くなることを言ってきた人を非難しても何も変わらない。変えられるのは自分のことのみ。
646
嫌なことが起きても、過去の悲しい出来事を思い出しても、落ち込んでいるだけでは事態は悪化するばかり。起きたことはもうどうにもならないので、とにかく「まぁ、いっか!」と考えて、頭を早く切り替えることが正解です。頭を早く切り替えるには、他のことをとにかく始めることです。
647
自分を消耗させてまで、繋ぎ止めようとしないと切れる関係は不要。他人が自分から離れていくのかどうかは他人が決める他人の課題であり、自分の課題ではない。関係を切られないようにする努力ではなく、より良い関係をお互いに目指す努力が喜んでできる関係じゃないと、遅かれ早かれ必ず終わります。
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辛かった過去を乗り越えたい気持ちはあっても、辛かった過去にしがみついて今のダメな自分を変えられない言い訳にしてしまうと、本当にダメなままでいることになる。辛かった過去を手放して、これからを生きましょう。今の自分は過去に何が起きたのかではなく、これからどうしたいのかで決められる。
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誰に嫌われようと、別に嫌われただけであって大した問題ではありません。なぜなら、特定の人たちにどう思われていようと、それはあなたという人間の価値に何の関係もないことだからです。嫌われることを恐れているのは、嫌われることで自分で自分を嫌いたくないと思っているからです。
650
大丈夫ですよ、なるようになります。
今は目の前のことだけに集中しましょう。不安になって過去を悔やんだり、未来を不安に感じていたら、今できることがおろそかになってますます事態は悪化するばかり。大変な時は、目の前のことに集中するのです。