601
どんな理由があるにせよ、悪口を言う人の心は不健全です。他人に八つ当たりをして心の虚しさを憂さ晴らしするような人に健全な人はいない。
602
人生は楽しめればそれでいい。理想通りであることよりも、自分なりに存分に楽しめているかどうかを気にしましょう。
603
誰かに認めてもらうことを目的にするよりも、自分が幸せになることを目的にしよう。他人から認められることが自分の幸せではない。自分が好きな自分でいることが幸せなのです。
604
人の一部分だけを見て、その人の全体を決め付けるようなことはやめよう。良いところもあれば悪いところもある。どちらに目を向けるのか次第なのですから。
605
他人の生き方を気にしてる暇があるのなら、自分の生き方を気にすることに時間を使おう。他人のことは自分には変えられない、変えられるのは自分のことのみ。
606
「なぜこの人はこんなに嫌な人なのか?」と考え続けたとしても、答えが出てくることはない。なぜなら、あなたがその人をどう思うのかによって決まっているからです。それなら、あなたから関わることを避けるなり、好きになる努力をすればいいのです。
607
他人の言葉の裏を深読みして、心をすり減らさなくていい。他人の本心なんて、本人にしか分からないのです。言葉にしないで理解してもらえると思う方が甘えです。他人への優しさは、自分を犠牲にしない範囲で行えばいいし、それ以上を求めてくるような思いやりのない人に優しくしてあげる必要はない。
608
どうしても好きになれない人との関わりを避けることは、冷たいのではなく優しいのです。好きになれもしないのに、仲良しごっこをしようとするのは、相手の善意を踏みにじっているようなもの。お互いのことを考えて、好きになれない人とはそっと離れるようにしましょう。
609
成功するまでやり続ける人が成功する。どこまでやり切れるかどうかで結果は変わります。あきらめさえしなければ、何も終わっていない。
610
今のあなたからすると大きな挫折かもしれませんが、長い人生で考えればほんの些細なミスに過ぎない。すべては途中経過に過ぎないのですから、諦める必要はありません。
611
何も挑戦してこなかった人は、挑戦をしている人が何かを成し遂げることを恐れて足を引っ張ろうとすることもある。他人から脅されたり、馬鹿にされたり、引き止められても気にしなくていい。成功して幸せになれるかどうかは人それぞれですが、挑戦しなかった後悔は間違いなくあなたを不幸にするから。
612
自分よりも凄い人を見て嫉妬したり、凄い人と自分を比較して自分がちっぽけに思えてきて絶望することもあることでしょう。でも、焦らないことです。自分のペースで少しずつ前に進めばいい。今の自分にできることから少しずつ手を出して、加速していけばいいのです。努力はあなたを裏切らない。
613
無駄になる経験は一つもない。何もせずにダラダラと過ごした経験も、次のことに備える為の準備にもなればその間にも新しい知見が得られているのです。これまでの経験を無駄だとは思わず、最大限に活用する心がまえでいればいい。
614
嫌われたからって自分には価値が無いということにはならない。他人が自分をどう思うのかは、自分で決める自分の課題ではなく他人が決める他人の課題だからです。自分の価値は自分で決める自分の課題です。たとえ多くの人に嫌われたとしても、それはこの世界の一部の人たちに嫌われているだけのこと。
615
他人が自分の期待通りに動いてくれることはありえない。他人のことは自分にはどうにもならないと諦めることは、消極的な努力ではなく積極的な努力です。
616
人はみんな生まれ持った条件を持っており、惰性に身を任せれば与えられた運命を辿るようになっている。生まれ持った運命に抗って、思い通りの人生を生きたいと思うのなら、意志の力で自分を律することが必要です。
617
他人にどう思われようと、そんなことは他人が決める他人の課題。自分では変えられる自分の課題ではないので、気にする必要も価値もない。自分の課題に全集中していればいい。
618
何かに挑戦しようとする時に、一番の弊害になるのは「むずかしい」という自分の中で作り上げた思い込みです。とりあえずやってみて、軽い気持ちで少しずつでも続けていけばいいのです。そのうち結果が付いてきて、楽しくなってきますからね。
619
幸せは自分の中にあるものであって、自分の外側にあるものではない。誰でも今すぐに幸せになることはできるのです。何かがあるからとか、誰かがいるから幸せになれるのではなく、自分で自分が幸せであることを許可してあげるだけでいいのです。
620
嫌いなら嫌いでいい。
嫌い嫌いと言いながら、悪口を言ったり嫌がらせをするのは「あなたのせいで私は幸せになれません」って自分の不幸を他人のせいにしてるだけ。嫌いな人に依存して、自分が幸せになれない言い訳をして逃げているだけです。嫌いなら、離れましょう。
621
気分が落ち込んでどうにもならなくなったら、とにかく目の前の作業を無心になってこなしていきましょう。そして、手当たり次第、今の自分に出来ることを徹底的にやり切るのです。目の前のことに没頭することこそが、心を落ち着かせて、自分を取り囲む現実を変える最高にして誰でもできる方法なのです。
622
時には何も考えず、やってみたいことはとりあえずやり始めてみましょう。やる前から悩んでいても、やってもいない状態で見えることは当てにならない。やってみてから考えるのです。
623
「こうなったらどうしよう…」という不安が頭をよぎる時には、それが起きる確率は平均するとどれくらいなのか考えてみよう。低すぎるリスクを恐れていたら、本当に何もできないまま人生が終わってしまいますよ。
624
自信があるかどうかはどうでもいい。ただ一生懸命にやれることをやるだけです。一生懸命に頑張った経験こそが宝なのです。
625
言いたいことを何でも言えて、何を言っても許してくれる人はこの世にはいない。そのくらい分別できて当たり前ですし、大人なら自分の機嫌は自分で取り、相手を気遣う姿勢を持つべきです。