過ぎた過去のことは忘れよう。過去のことをあれこれと思い出しても、時間の無駄にしかならない。過去は未来を担保することはない。あなたはこれからを幸せに生きればいいのです。
日本人は世間的な「良い子」になろうとし過ぎていて、本来の自分を見失っている。他人から認められることや、注目されることを通して幸せになれることはない。自分で自分に満足しなければ、いつまでも心は満たされません。
一度でも悪事を働いてしまうと、罪の意識に耐えられなくてそれを勝手な理屈で正当化してしまいます。そうして、悪事を悪事だと思えなくなって罪を重ねてしまうのです。勇気を持って自分の過ちを認めさえすれば、いくらでもやり直せます。
欲求不満な人は、時に悪いことをしてでも注目を集めようとします。
他人に認められることを通して人は幸せになるのではなく、自分が心からやりたいことをやることで幸せになれます。他人からの承認を求め過ぎていたら、自分の人生は他人の人生になってしまいます。自分で自分を認めて、自分の人生を生きましょう。
誰にどう思われようと、そんなことは関係ない。大切なことは、自分で自分をどう思うのかです。他人が自分をどう思おうと、それは他人が決める他人の課題。自分の価値は自分で決める自分の課題です。
大丈夫、もう自分を責めなくていい。あなたはあなたなりに、その時その時点で正しいと思うことをやってきたのでやってきたのです。あなたは何も間違っていないし、またやり直せばいいだけのことです。失敗した自分を責めるのではなく、成長できた自分を褒めてあげましょう。
ありのままの自分を理解してもらい、受け入れてもらおうとしなくてい。人は自分の見たいようにしかあなたのことを見ることができないからです。
滅多に起きない大惨事を恐れて、平凡な人生に妥協するのはもったいない。失敗しない為に生きるのではなく、成功する為に生きましょう。
怖がらなくていい。不安に思うことの9割は起こらないし、起きたとしてもこれまで通り何とかなる。何とかならない不安なことは、そもそも予防もできなければ対処のしようがない。それこそどうしようもないことです。
誰に好かれるとか嫌われるとか、そんなどうでもいいことを気にして一度きりの人生を棒に振ってはいけない。自分の為に自分の人生を生きましょう。
自分のことを責めなくていい。完ぺきじゃないのはあなただけじゃなく、みんな同じこと。あなたが特別劣っている訳でも、優れている訳でもない。ただ、偏りがあるだけなのです。人間の能力はどこかが高まれば、どこかが下がっているものです。
人生は今しかなく、今日や明日という日は実現不可能な理想の未来に辿り着く為の通過点ではない。常に今が本番です。
正しいやり方は人それぞれ。そもそも、正しいやり方なんてものはない。誰しもが手探りでやっていくものです。そのうちに、自分なりに上手くいくやり方は見つかります。
嫌いな人とは縁を切っていい。寄り添う努力をしても、分かり合えない人はいる。相手が自分を受け入れようとしていないこともある。自分の人生を妨害してくるような人と、無理をしてまで関わらなくていい。嫌いなら関わらない、苦手なら距離を取る。これを徹底しないと、いつまでも振り回されるばかり。
機嫌を取りに行こうとすることは、他人の機嫌をコントロールしようとする「支配」です。他人の機嫌に振り回されたくないと思いつつ、他人の顔色が気になって仕方ない人は、自分から他人の機嫌を取ろうとして自分から振り回されてしまっている事実を認識しましょう。
他人のダメ出しはいかなる理由があってもしてはならない。自分のダメなところが見えなくなってしまいますからね。
メンヘラな人が幸せになりたいのなら、他人に求めるばかりで自分からは何も変わろうとしていない、自己中心的な自分を振り返ることです。
人付き合いに悩むあなたは、いい人過ぎる。誰とでも平等に接したり、仲良くなるのは不可能。自分に示してくれる好意の分だけ、好意を持って相手に接しよう。自分に悪意を持つ人にまで、真面目に対応していれば限界が来る。時間と精神のムダ遣いは止めよう。人生で関わるべき人間は限られている。
すぐには解決しないという不快感を受け入れると、解決策が見えてくる。未解決の状態に耐えられず、どうにもならない不快感をすぐに何とかしようとすると、八つ当たりをしたり、サボったり、逃げたりしてしまい、本質的な解決策から遠ざかる。
親をどれほど悲しませたってかまいません。あなたが幸せになれさえすればそれでいいのです。親は特別な存在ではあっても、もっとも身近な他人の一人です。親が幸せになろうと不幸になろうと、あなたには何の関係もない。親があなたを育てたのは、生んだ親としての義務だからです。
悪口は自分が受け取りさえしなければ、そのまま言った本人に返すことができます。心は自分が使う言葉の主語が区別できないので、誰かの悪口を言ってもそれは自分に言っているのと同じことになるのです。
もう苦しみたくないのなら、苦しみを完全になくすことはできないという現実を受け入れることです。「無痛への執着」が、あなたを苦しめているのです。
あなたが幸せなら、どんな生き方をしてもいい。しかし、自分の生き方を自分で認められなくて、他人からの承認や否定などの反応を求めているうちは、その生き方であなたは満足できていないということです。
人はいつか必ず死にます。 それなのに、未来に備え続けることに何の意味があるのでしょうか?いずれ無くなる未来に向けて、今を犠牲にし続ける生き方はやめましょう。人生には今しかないのだから。