176
あなたが経験したありえないほどにつらい経験は、これからあなたが幸せになるのに役に立ちます。それほどの苦しみを味わっているのなら、それだけあなたは強くなれていますし、他人にも優しくなれているのです。どんなに最低な経験でも、これからの幸せに役立てることは可能なのです。
177
人は「何を言っているか」ではなく、「何をしているか」で判断できる。人を見極める上でもっとも大切なのは、その人の言っている「言葉」よりも「行動」です。
178
少しわがままになるくらいの方が、大切にしてもらえます。人間は簡単に手に入るものは、雑に扱ってしまう身勝手な生き物なのです。他人に振り回されているのなら、もう少し自分本位で生きてみましょう。
179
人を許すことは、自分を憎悪から解放すること。
180
過去の嫌だったことを思い出すのは、人生の残り時間の無駄遣い。過去は損切りして、これからを生きよう。嫌なことを思い出すのは、せっかく幸せになれるのに「幸せになること」を自分から放棄しているようなもの。
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どうがんばっても途切れる縁もある。人間関係において、もっとも大切な考え方です。切れる縁は切れる、縁がある人とはまた縁がある。
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文句ばかりを口にする人は、自分の力で幸せになる努力をせずに、他人に幸せにしてもらおうとする甘えん坊。無力な赤ちゃんが、ひたすらに泣いてお母さんに保護を求めるのと同じこと。幸せは自分でなるものです。
183
自分の気持ちを分かってくれない人は「悪い人」なのではなく「自分には合わない人」です。意見が違う人も、「間違っている」のではなく、「自分とは違う」だけなのです。好きか嫌いかと、その人の人格の良し悪しは区別しましょう。
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一回でも壊した信頼関係は元には戻りません。何事も壊すことは一瞬ですが、作り上げることは難しい。時間をかければ元に近いくらいは戻せますが、元通りとはいきません。元通りにできると思うのは、自分勝手です。人との信頼関係は、家族であれ親友であっても、絶対に壊さないように注意するべきです。
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つらい時にそばにいてくれない人は、大切にしてあげようとしなくていい。つらい時にそばにいてくれる人を大切にしましょう。
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恋人と別れることや離婚することは、失敗ではなく成功体験です。幸せになれない関係を我慢し続けるのではなく、幸せになる為に別れを決断したのなら、それは我慢との別れだから。嫌なことから離れることは、間違っていない。つらい別れを乗り越えて、幸せへの一歩を踏み出した自分を褒めてあげよう。
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つらい経験はもっと幸せになる為の準備として起きています。つらい経験はすればするほど、これからもっと幸せになれるということです。幸せになれることを信じられる人は幸せになれて、幸せになれないと疑っている人は幸せになれません。あなたが幸せになれないのは、今までずっと疑っていたからです。
188
嫌われることより、嫌われないようにして自分を見失う方がよっぽど怖いことです。
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「暗い」のではなく「優しい」のだ。「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。「失敗ばかり」ではなく、「たくさんのチャレンジをしている」のだ。
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過去は水に流そう。
過去に起きたネガティヴな体験にも、精神的なショックには、いっさい心の中で触れなくていい。あなたの注意は過去の嫌なことではなく、これからの良きものに向けられるべきです。
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悪いことをしたと思ってもそれを認めようともせず、謝りもしない人とは関わってはいけない。道徳心が壊れてしまっている人とは、関わってはいけないのです。
192
離れていく人もいれば、新しく仲良くしてくれる人もいる。人間は内面も外見も時と共に変わっていく。いつまでも変わらない関係を求めるのではなく、もっと良い関係を求めて変わっていくようにしましょう。
193
裏切られても許すことです。そして、裏切ってきた人をもう信じなければいい。平気であなたを裏切るような人は、どこかで心を入れ替えない限り、どうせ自滅しますからわざわざあなたから手を下さなくていい。
194
どんなに最悪な状態にあっても、本気で探せば必ず突破口はあるものです。
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人間なのだから間違ってもいいし、矛盾していてもいい。不完全なのが人間なのです。不完全ながらに、幸せに生きていけばいいのです。他人に流されず、自分の思うように生きましょう。
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この先、何が起ころうと大丈夫。
これまで何とかなってきたのですから、なるようになるだけです。
先のことを心配するより、今できることをやりましょう。
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怒らない人は優しいのではない、冷静に付き合う人を選んでいていきなり関係を切り捨てることもある人です。よく怒る人は、怖い人に見えて話し合えば分かり合えるし、そう簡単に関係を切る人ではない。
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嫌いな人に注目している時間は無駄。好きな人に注目して素敵な時間を過ごそう。
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焦っても仕方ない。
今の時点からできることを一つずつやっていけばいいのです。どうにもならないことはならないし、どうにかなることはどうにかなるのです。
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縁を切りたい人がいるのなら、遠慮なく縁を切ればいい。家族であろうと親友であろうと、分かり合う努力をしても関係の修復が難しくて、自分が辛くなってしまうだけならば切り捨てるべきです。嫌なのに縁を切れないのは、自分の人生が上手くいかないことをその人のせいにしたい逃げ心理が隠れています。