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娘の学校の宿題で
「生まれてから今までの写真と、その時の話をおうちの人にインタビュー」
というのが出て、
写真を選びながらエピソードを語ったのだけど、最後の「その時の気持ち」の欄、娘が自分の気持ちを書いていたので「あ、そこママの気持ちだと思うよ」と訂正しようと娘の手元をのぞいたら
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周囲の年中児ママからランドセルってどうやって選んだ?と聞かれる事が増えてきたので、わが家(娘小2、息子年長)の選んだ流れと気にしたポイント、そんで一番気になるであろう娘が実際2年使ってみた感想をまとめてみます。これから選ぶ年中さんたちの参考になれば…!
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娘が学校で配られた新しい教科書一式(記名済)を担いで「すごく重かった…」と修行僧のように帰宅。
大変だったねと言いながら連絡帳を見ると、明日の持ち物「ぜんぶのきょうかしょ」と。
「これなんで持って帰ってきたの?」
「先生がおうちの人に見せてねって」
先生、そんなお気遣い不要です!
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3月31日、保育園最後の帰り道。
もう息子とこうやってこの橋を渡るのも最後か…と思い、自転車を停めて、息子と思う存分川をのぞいた。
どうして朝あと5分早く家を出て、こうやって一緒に見てあげなかったんだろう。嬉しそうな息子を見ていると涙が出てきて、息子に見えないように急いで目をこする。
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自転車に乗って家に向かいながら
「息子くんが大きくなった時、そういえば毎日ママと保育園に自転車で行ってたな、橋を渡るのが楽しかったなって、少しでも思い出してくれたらママすごくうれしいなあ」
と言ったら、それまで園からずっとふざけたり笑ったりしていた息子が急に黙った。
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保育園への登園路、
毎日自転車で橋を渡っていた。
時々水面に見える魚や鳥が大好きで、息子はよく橋の上で「ママここでとまって!もっとみたい!」と言うのだけど、いつも「だってママもう遅刻しちゃうもん、また今度ね」と慌てて通りすぎ、息子からブーイングを食らっていた。
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あれ?と思って振り返ると、息子はぽろぽろ涙をこぼして
「おれ…ママとまいにちたのしかった…きょうがさいごなの…さみしい…ぜったいおもいだすから…」
と一生懸命言うもんだから、私の涙腺も崩壊してしまい、二人で号泣しながら家まで帰った。こんなに切ない帰り道、一生忘れられないだろうな。
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いま、息子は毎日元気に小学校と学童に通っている。
まだ小さい体で重たいランドセルによろけながらも誇らしげに出発する姿は頼もしくて、体も心もどんどん大きくなっていくのを予感させる。私の子育ては一つの節目を迎えたようだ。
どうかどうか、息子と娘が楽しい小学校生活を送れますように。