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あれ?と思って振り返ると、息子はぽろぽろ涙をこぼして
「おれ…ママとまいにちたのしかった…きょうがさいごなの…さみしい…ぜったいおもいだすから…」
と一生懸命言うもんだから、私の涙腺も崩壊してしまい、二人で号泣しながら家まで帰った。こんなに切ない帰り道、一生忘れられないだろうな。
2
いま、息子は毎日元気に小学校と学童に通っている。
まだ小さい体で重たいランドセルによろけながらも誇らしげに出発する姿は頼もしくて、体も心もどんどん大きくなっていくのを予感させる。私の子育ては一つの節目を迎えたようだ。
どうかどうか、息子と娘が楽しい小学校生活を送れますように。
3
自転車に乗って家に向かいながら
「息子くんが大きくなった時、そういえば毎日ママと保育園に自転車で行ってたな、橋を渡るのが楽しかったなって、少しでも思い出してくれたらママすごくうれしいなあ」
と言ったら、それまで園からずっとふざけたり笑ったりしていた息子が急に黙った。
4
3月31日、保育園最後の帰り道。
もう息子とこうやってこの橋を渡るのも最後か…と思い、自転車を停めて、息子と思う存分川をのぞいた。
どうして朝あと5分早く家を出て、こうやって一緒に見てあげなかったんだろう。嬉しそうな息子を見ていると涙が出てきて、息子に見えないように急いで目をこする。
5
保育園への登園路、
毎日自転車で橋を渡っていた。
時々水面に見える魚や鳥が大好きで、息子はよく橋の上で「ママここでとまって!もっとみたい!」と言うのだけど、いつも「だってママもう遅刻しちゃうもん、また今度ね」と慌てて通りすぎ、息子からブーイングを食らっていた。
6
娘が学校で配られた新しい教科書一式(記名済)を担いで「すごく重かった…」と修行僧のように帰宅。
大変だったねと言いながら連絡帳を見ると、明日の持ち物「ぜんぶのきょうかしょ」と。
「これなんで持って帰ってきたの?」
「先生がおうちの人に見せてねって」
先生、そんなお気遣い不要です!
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周囲の年中児ママからランドセルってどうやって選んだ?と聞かれる事が増えてきたので、わが家(娘小2、息子年長)の選んだ流れと気にしたポイント、そんで一番気になるであろう娘が実際2年使ってみた感想をまとめてみます。これから選ぶ年中さんたちの参考になれば…!
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娘の学校の宿題で
「生まれてから今までの写真と、その時の話をおうちの人にインタビュー」
というのが出て、
写真を選びながらエピソードを語ったのだけど、最後の「その時の気持ち」の欄、娘が自分の気持ちを書いていたので「あ、そこママの気持ちだと思うよ」と訂正しようと娘の手元をのぞいたら
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『~しないと~できないよ』という叱り(脅し)方がすごく嫌いで、夫がそう言うたび、ひっくり返してポジティブに変換しよう、と声をかけている。(早く片付けないと公園に連れてかないよ⇒お片付けしたら早く公園にいけるよ)育児において、夫婦間のこういう認識のすり合わせは地道だけど重要な作業。
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息子の電車ラブ全盛期に買ったプラレールのばんそうこう、「派手に転んだ膝に貼るには小さすぎるし」とか「指なんて保育園で手洗った瞬間に剥がれちゃうし」ともったいぶっているうちに時は過ぎ、息子の熱も冷め、私の靴ずれのために消費されるなんて成仏できないよね。あの頃どんどん使えばよかった。
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こないだ会社の後輩男子2人と話してたら、4年目君が人から聞いた話を紹介する中で(本筋とは無関係な)女性の容姿を侮辱するくだりがあって。
…それ今関係なくない?と私が思うより早く、2年目君が「1個だけいいですか。誰が誰を好きでもいいし、4年目さん自身の考えではないって分かってますけど、
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娘も「朝はママとけんかしちゃったけど、朝より今の方がもっと仲良しになったね!」とにこにこしていた。もしまた困ったことがあったらママに相談してくれる?と聞いたら「うん!絶対する!」と言ってくれた。
もう同じ失敗しない。私はいつでも娘と息子の味方なんだ。まずは共感。大切な学び。
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先週末に娘への接し方で失敗して得た大切な学び、今後のために書いておく。
朝、娘が「昨日悲しいことあった」と話し始めた。
隣の席の男の子が校庭で拾った石を「これはきっと水晶だ」と言うので「多分ちがうよ」と教えてあげたら、「証拠もないのに大人みたいなこと言わないで!」と怒られた、と。
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こんな小さな子にイライラをぶつけようとしてるんだろ…って、冷静な気持ちが戻ってくるから。それから目を見て話すといいよ。ま、ゆらには必要ないかもしれないけどさ!笑
と言っていたの、産前の私は、ほう、そんなもんかなあ?と思っていたけど、今は「小さい肩」のところ、すごくよく分かるな。
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初めての出産前、
既に母になっていた友人が
私が偉そうに教えられる事なんて本当ないんだけど、一個だけ覚えといてほしい事あって。もしどうしてもイライラして子どもに感情をぶつけそうになったら、少しでいいからぐっと黙って、子どもを抱きしめてみて。小さい肩をぎゅっとしてると、どうして私、
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外食をしてお店から出る時、
私も夫も必ず「ごちそうさまでした」って言うんだけど、子らに「ママたちはなんで帰りにいつもごちそうさまって言うの?」と聞かれたので、
ごちそうさまはご飯を作ってくれた人にありがとうの気持ちを伝える言葉。二人もいつもママに言ってくれるでしょ?あれを聞くと、
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事情をよく知る実妹にやっと任期終わったんだと報告したら、
二人とも本当にお疲れさま。パパの残業はママの残業だもんね。よく頑張ったね、と。
パパの残業はママの残業。
本当にそう。どっちの方が大変とか比べるのはナンセンスで、お互いが頑張っている事を認め合い、感謝し合える夫婦でありたい。
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夫が8年間の任期を全うし、会社の大仕事から解放された。
この8年、帰宅0時超えの残業多数、出張のない週はめずらしく、土日出勤や持ち帰り仕事もザラ。本当に、本当に夫はよく頑張ったと思う。
そして、そんな中、共働きで娘0歳から家と家族を守るべく奮闘した私も、8年間よく頑張ったと思ってる。
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今は子供たちだけで川や海に行くことなんてないけれど、あと数年したら、どんなに親が気をつけていても知らないうちにそんな機会が出てくるかもしれない。
そんな時に命を守れるのは日頃から貯蓄しておいた子供自身の知識しかないと思うから、しつこいと思われてもこれからも続けていこうと思ってる。
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「もしものすごく大事な物が流されちゃっても、必ずそれと同じくらい素敵な物を探して買ってあげるからね。あなたの代わりはどこにもいないんだよ。」というのも毎回伝えている。子らの心に届いていますように。
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子らには
川は危ないから近づいちゃだめだよ
ではなく、
もし大事なおもちゃが川に落ちちゃって、少しだけ手を伸ばせば届く場所をぷかぷかゆっくり流れてて、今すぐ取れば間に合いそうな時、どうする?
と聞き「絶対に取らない」と答えるまでをワンセットにして、定期的に問いかけるようにしてる。
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ちなみに、その日あった楽しいことや嬉しいことは、晩ご飯を食べながら話すことにしています。楽しい話をしながら食べるとご飯もおいしいし。ママはどんないいことあった?と聞かれるので、お土産にもらったお菓子がおいしかったとか、すごくいい資料が作れたとか、私も何かしらいい事を報告してる…笑
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@sensei_sabo そういう時はこんな風に寝る前にお話しすればいいんだよ、そしたらすっきり眠れるよ、明日からも寝る前は相談タイムにするから、困った時はいつでも相談してね、どうすればいいか一緒に考えようね、という感じで説明して、定着していった気がします☺️
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@sensei_sabo この習慣を始める前から、晩ご飯を食べながら「今日はどんな楽しい事あった?」と聞くようにしてたのですが、ある日その時の様子が少し変だったので、寝る前に「なんか困った事あったんじゃない?」と聞いてみたら話してくれて。実はその前の日から悩んでたらしかったので→