The Sato Lab (Kei Sato)(@SystemsVirology)さんの人気ツイート(古い順)

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BREAKING🔔 The 11th preprint from G2P-Japan🇯🇵 is out at @biorxivpreprint. We evaluated the effects of 10 therapeutic monoclonal antibodies against new #Omicron subvariant BA.2.75. Please RT. 1/11 biorxiv.org/content/10.110…
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#拡散希望 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵のプレプリント第11弾「オミクロンBA.2.75亜株の中和抗体感受性」を、bioRxiv @biorxivpreprint に発表しました。 biorxiv.org/content/10.110… 以下、本研究の概要です。1/11
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7月に入り、日本でもBA.5への置き換わりが進み、第7波として流行が拡大しています。しかし、世界に目を向けると、BA.2.75という新たな株が出現し、きわめて伝播力の高い株として懸念されています。BA.2.75はインド🇮🇳で出現し、すでに8か国以上で検出されています。2/11 newsphere.jp/national/20220…
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@MIKITO_777 「まだ日本では確認されていませんので、大きな心配は必要ありません」は同意ですが、「99%程度が男性で...」のくだりとWHOの今回の宣言は関係ありませんよね? エイズも当初はそのような経緯でスティグマになりましたが、実際はそうではありませんでしたよね? 偏見・誤解を招く表現だと思います。
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BA.5による第7波が広がる中、先に流行拡大した欧米諸国からの報告が増えてきました。「BA.5の入院・重症化リスクはBA.2よりも高い可能性がある」というものですが、僕たちはこの可能性を示唆する研究結果を、ふた月前(5月末)に公表していました。1/3 twitter.com/profidokamdphd…
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ご参考まで、↓がその研究結果に関する連続ツイートです。流行が下火になりつつあったこともあり、当時はほとんど注目もされませんでした。2/3 twitter.com/systemsvirolog…
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ちなみに当時の時系列↓ 5/24: 都内で初めてBA.5の市中感染を確認 5/26: 僕たち(G2P-Japan)の研究成果を査読前論文として公表 5/27: ↑の内容を連続ツイート ちなみにそんな中、当時これをニュースにした日本メディアは、5/30の産経ニュース @Sankei_news だけでした。3/3 sankei.com/article/202205…
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「また煽りか😩」「実験動物の結果がヒトでも同じとはかぎらないでしょ🤷🏻‍♂️」と一笑に付されることがままありますが、僕たちは妄想や推測を述べてるのではなくて、きちんとした科学的知見に基づいた情報を発信している、ということをもう少し留意いただけたらな、と思ってのツイートでした。4/3+1
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すみません! 読売新聞 @Yomiuri_Online もニュースにしてくれていました(6/1)🙇🏻‍♂️ 当時は世界的にも流行が下火傾向だったからか、欧米での報道もかなり少なめでした。流行拡大して初めてニュースバリューが出るのだな、と今回痛感しました。時流の先を行き過ぎましたね yomiuri.co.jp/medical/202206…
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いろいろツイートしましたが、伝えたかったのは、「僕の言うことがいつも正しいから言うことを聞け」ということではもちろんなくて、「科学的知見に基づいた話と根拠のない妄想・推測は区別しましょう」「科学的知見に基づいた話は、背景も踏まえてちゃんと報道・議論・理解しましょう」ということです
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残念ながら、新しい変異株の出現と、それに伴う流行の波はおそらくこれからも続きます。正しく恐れ、正しく備えるためにも、科学的知見に基づいた情報について、その都度きちんと報道・議論・理解する機会が必要だと思います。そして、G2P-Japanの研究成果が、その一助になればと思っています。
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#拡散希望 🔔速報🔔 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵のプレプリント第13弾を、bioRxiv @biorxivpreprint に発表しました。本研究では、#オミクロン BA.2.75株(通称 #ケンタウロス)のウイルス学的解明を解明しました。 以下、本研究の概要です。1/11 biorxiv.org/content/10.110…
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2022年5月、インド🇮🇳で、スパイクタンパク質に新たな変異を獲得した #オミクロン 系統の亜株「BA.2.75」が確認されました。BA.5による第7波真っ只中の日本においても、BA.2.75の市中感染は各所で確認されています。2/11 twitter.com/press_yamashin…
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BA.2.75は、「第2世代BA.2 (second-generation BA.2 subvariant)」とも呼ばれています。ちなみに、BA.2.75の #ケンタウロス という俗称は、以下のツイートが発端です(トリビア)↓ 4/11 twitter.com/xabitron1/stat…
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これまでに見られなかった変異の存在や世界各国での検出を受けて、WHOは7月7日に、BA.2.75株を「懸念される変異株(VOC)における監視下の系統(VOC-LUM; variant of concern linages under monitoring)」に分類し、注視しています。3/11 who.int/activities/tra…
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BA.2.75は、BA.5と同様、BA.2の子孫として出現した変異株です。しかし、BA.5とBA.2.75は、系統的には異なる変異株です。つまり、BA.2.75は、BA.5とは独立に、BA.2から派生した変異株です。5/11
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本研究ではまず、インド🇮🇳から報告されたウイルス配列の数理統計解析によって、BA.2.75の実行再生算数(図中「Re」)が、現在(日本🇯🇵を含む)世界で主流のBA.5よりも約1.2倍高いことを明らかにしました。つまり、BA.5よりも流行しやすいポテンシャルを持っていることを示唆します。6/11
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BA.1あるいはBA.2に感染したワクチン接種者(つまり、オミクロンのブレイクスルー感染者)の血清を使った中和試験の結果、BA.2.75とBA.2の中和抗体抵抗性は同程度でした。(※BA.5はBA.2よりも約2倍抵抗性)。7/11
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BA.5ブレイクスルー感染者の血清を使った中和試験はこれから実施する予定ですが、BA.2.75は、BA.5に感染して回復したハムスターの血清にはきわめて強い抵抗性を示します。つまり、BA.2.75とBA.5は、免疫原性(抗体を誘導し、抗体で認識される性質)がまったく異なることを示唆しています。8/11
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3つの治療抗体薬、レムデシビル(図中「Remdesivir」)、モルヌピラビル(図中「EIDD-1931」)、パクスロビド(図中「Nirmatrelvir」;パクスロビドの成分のひとつ)は、BA.2.75にも有効でした。9/11
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最後に、デルタ, BA.2, BA.5, BA.2.75の臨床分離株とハムスターを用いた感染実験を実施しました。その結果、BA.2.75とBA.5のハムスターにおける病原性は同じくらいで、デルタより低く、BA.2よりも高いことを明らかにしました。10/11
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まとめ▶️ BA.2.75は、 1️⃣BA.5より流行しやすい 2️⃣BA.5の感染で獲得した免疫が効かない可能性がある 3️⃣病原性ポテンシャルはBA.2よりも高い ことがわかりました。 BA.5による第7波の動向に加え、BA.2.75という高いリスクポテンシャルを持つ変異株が出現していることにも留意すべきと考えます。11/11
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ちなみにBA.5の時もそうでしたが、「また煽りか😩」「実験動物の結果がヒトでも同じとはかぎらないでしょ🤷🏻‍♂️」と一笑に付されることがままあるので先に補足です。これは妄想や推測ではなく、科学的知見に基づいた情報です。BA.5時の経緯は↓のスレッドを参照ください。11/11+1 twitter.com/SystemsVirolog…
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BREAKING🔔 The 13th preprint from G2P-Japan🇯🇵 is out @biorxivpreprint. #Omicron BA.2.75 (aka #Centaurus) seems to be more contagious than BA.5 and more pathogenic than the original BA.2. Please RT. 1/7 biorxiv.org/content/10.110…
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#拡散希望 🔔速報🔔 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵の論文第10弾を、Cell @CellCellPress に発表しました。本研究では、現在本邦の第7波の主たる原因となっているオミクロンBA.5株のウイルス学的性状を解明しました。 cell.com/cell/fulltext/… 以下、本研究の概要です。1/8