ウクライナにタレントの新大統領が誕生した。朝日新聞は「政変にロシアが介入したウクライナ危機から5年」と書いていた。まるで逆で、5年前政変を欧米が起こし、親欧米派の大統領を作った。その大統領が惨敗したのだ。ウクライナがロシアとも話し合いができる可能性に期待したい。
昨日のオプエドでニュースペーパーのモノマネ安倍晋三さんと議論した。私が総理を辞めるきっかけとなった「辺野古しかないとする外務省の嘘文書」を最初に暴露したのがオプエドだった。その事実を米国と外務省に気兼ねして大手紙は一切書かない。そのことを知った安倍晋三さんは私の味方をしてくれた。
タリバンは悪い人じゃないとペシャワールで病院を作り農業を興し地域の発展と民生の安定に尽くした中村哲さんが凶弾に倒れた。私もかつて何度かお会いして、ペシャワールの病院も訪れたことを思い出した。明かりも不十分な中でみなさん命を張って頑張っておられた。心からのご冥福をお祈りしたい。
日本中がフィギュアで羽生結弦選手と宇野昌磨選手が金銀メダルを取ったことに沸いています。両選手に心からおめでとうと祝福を贈ります。冒頭の4回転で転倒して、無欲になったことで銀メダルに届いた宇野選手の言葉が面白いですね。何事も欲が顔を出すと躓くのですね。政治では希望の党がありました。
2月16日の夕刻に東京文京区民センターの会議室で脱大日本主義についてシンポジウムを行います。 肥大化していく軍事予算に歯止めをかけないと、日本がかつて来た道に戻らないとも限りません。ご参加をお待ちしています。
考えてみれば四年前ソチ五輪の直前に欧米はウクライナの親ロ政権を非合法手段で転覆させた。結果としてロシア人が多数のクリミアは住民投票でロシアへの帰属を決めた。今回はサッカーのワールドカップがロシアで開催される間近で再び英国はノビチョク事件を作り上げ、欧米とロシアは険悪となった。
安倍首相は内閣府が廃棄したとする「桜を見る会」の招待客名簿の再調査を拒否し、電子データを消去した履歴の開示も「不正侵入されるから」と拒否した。不正侵入される懸念があるからと不正の事実を隠蔽するとは屁理屈もいいところだ。少人数の秘密の調査会に開示するとか方法は色々とあるではないか。
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして米英がミサイル爆撃したことを孫崎享氏に伺った。化学兵器を使ったことは事実、問題は誰が使ったかだ。推理は誰が得をするかを考えれば分かると。アサド政権は勝利しているので使う意義がないしマイナス。調査団が調査する前に攻撃した方が得をしたのだ。
昨日は沖縄を訪問し、普天間飛行場の移設について、仲井真知事を始め沖縄の皆さんの厳しいご意見をいただきました。一日も早く普天間飛行場の危険をなくし、県民の負担を軽減するため、全力を尽くします。
岸田首相が核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席する。米国は核先制不使用を宣言したいが日本が止めていると聞く。中国は核先制不使用を宣言している。岸田首相には米国の核先制不使用に賛意を示してもらいたい。全ての核保有国が先制不使用宣言すれば事実上核は使えなくなりNPTに大きく貢献する。
世界友愛フォーラムで波頭亮さんが講演をしてくださいました。21世紀に入って日本経済は先進国の中で一人だけ置いて行かれましたが、小泉首相の時と民主党政権の時だけ経済が伸びた事実を証明してくださいました。最大の問題点は、そのことを大手マスコミが一切報道しないことですとも。
宮崎県で発生している家畜伝染病、「口蹄疫」への取組みを強化するため、先ほど、私を本部長とする「口蹄疫対策本部」を設置し、山田正彦農水副大臣及び小川勝也総理補佐官が陣頭指揮する現地対策本部を発足させました。防疫措置の徹底、農家への支援など対策に万全を期します。
柳瀬元首相秘書官が予算委員会で加計学園側と3回も面談していたことを認めた。愛媛県や今治市の職員に会ったか訊かれたので記憶にないと述べていたという。今治市どころか加計学園自体と会っていたではないか。首相秘書官が首相案件という場合は首相と意を通じていないことはあり得ない。当たり前だ。
いよいよ今日からパラリンピックが始まる。国内外から集まる選手のみなさんの活躍には期待するが、コロナが若者たちに流行して来ている中、子どもたちに観戦させるという。学校連携感染の悪い冗談ではないのか。
地下鉄東陽町駅で視覚障がい者の方が電車にはねられて亡くなった。ホームドアの設置が間に合わなかったという話だが、経済性追求のあまりホームの無人化が進んでいるという。防犯カメラに映っていたのだからもし駅員さんがいたら助かっていたかも知れない。人に優しい命を大切にする駅であって欲しい。
軟弱地盤が見つかったため、辺野古埋め立て工事の設計変更を国が沖縄県に申請した。見直しの過程で海面下90mまでマヨネーズ状の地点が見つかり、崩壊の恐れの指摘がありながら、再調査せず、業者から資金提供を受けた身内の技術検討会がゴーサインを出した。約1兆円の工事は米政官業癒着の極みだ。
今日はサンフランシスコ講和条約が発行して65年です。4年前安倍首相は主権回復の日と祝いましたが、沖縄は戻らなかった「屈辱の日」でした。今また辺野古の埋め立て工事が、翁長知事を先頭に地元の反対にも拘らず強行されています。今だに「屈辱の日」は続いています。
Princeton大学で講演の機会を得た。米国が独立する以前からある由緒ある大学である。持論の東アジア共同体構想とその阻害要因の可能性がある北朝鮮核問題と中国脅威論など講演を行った。それぞれ解決できることを論じたところ、前向きな質問を沢山いただいた。リベラルな校風に感銘を受けた。
安倍首相は核ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して、対話の時代は終わったと何度も語っていたが、最近は「完全かつ検証可能で不可逆な非核化を前提としない限り意味ある対話はできない」と対話の可能性を認め始めた。この前提を北が容易に呑むとは思えないが、対話は終わったとの発言は誤りだった。
バイデン大統領は習近平主席に、中国との新冷戦を求めず、台湾独立を支持せず、中国と衝突する意思がないと表明した。習近平氏はその発言を重視すると応え、中米が相互尊重し対決を回避して平和共存することに同意した。今こそ大国の米中が協力してウクライナ情勢を解決に導く責任があると思う。
コーシキン教授の話では日ソ共同宣言の1956年と今では3点が大きく異なる。❶200海里の排他的経済水域❷大型潜水艦の通航は国後島と択捉島の間のみ❸歯舞諸島、色丹島に米軍基地の可能性。更にロシア国民の89%は2島さえ反対。平和条約を結び2島を引き渡しても主権を渡せないこれだけの理由があると。
民主主義を揺さぶりかねない法でもある。」正にその通り。菅長官は「日本は問題ない」というけれど疑わしい。何が問題がないのか。日本だけが特別扱いされる理由は全くないのである。
広州の従都フォーラムに参加した。元大統領/首相クラスが世界から40人集まる中、改革開放40年をどう捉え新国際秩序をどう作るか熱心に議論した。私はグローバリズムもナショナリズムも弊害が多いので、リージョナリズムで周辺諸国と対話と協調していく道を提唱した。東アジア共同体がその一つである。
孫崎享さんの「朝鮮戦争の正体」が面白い。日本は戦争に負けた直後、日本総督府の指導で「朝鮮人民共和国」の樹立を宣言した。閣僚名簿も南北入り混じっていた。しかし、アメリカもそしてソ連もそれを認めず、朝鮮半島は分断された。もしこの国が認められていたら、朝鮮半島は分断されてなかったのだ。
北朝鮮が人民軍創建85年の記念日に挑発行為をするのではないかと大手メディアは盛んに報じたがそれはなかった。日米は抑止力として共同訓練を行ったようだが、北から見れば日米の挑発ともとれる。「防備は攻撃を引き寄せる」とは哲学者モンテーニュの言葉である。