大学院に進む際、教授に「君は自らの意思で研究の道に選んだ。就職の選択肢があったにも関わらず。決断した以上は今後の行動に責任を持ちなさい」と言われた。この言葉を聞いてから「決断とは他の可能性を意図的に破棄すること」と気付けたし、決断したからにはやり通すという気持ちが芽生えましたね。
ガン細胞が死滅する時の顕微鏡動画。アポトーシスを起こすと「パシュンッ」って感じで弾けて興味深い。 twitter.com/MAG2ART/status…
院生の頃どうしても好きになれない先輩Aがいて不満を口にしてたんですが、尊敬してる先輩Bから「貴重な時間を嫌いな人に投資するなんて良い奴だな」と言われ、そこから“悪口を言うのはもったいない”と思うようになった。「悪口言ってる暇あるなら論文でも読めよ」というアドバイスは今も大事にしてる。
面白い。不況期になると贅沢品の消費が切り詰められるが、安価な贅沢品の消費が増大するという話。キーワードは「プチ贅沢」。そういえば数千万円の高級車を買うより数万円〜数十万円出して超高級車を数時間〜数日乗りたい人が増えてる気がする。所有より体験か。 toyokeizai.net/articles/-/500… @Toyokeizai
細胞骨格に関与するミオシンIIA or IIBを欠損させると細胞分裂時にどうなるか記録した動画。ミオシンが無いとめちゃボコボコしてて凄すぎる、面白いな笑 twitter.com/MAG2ART/status…
「苦手を頑張って克服する」のが大事だと思っていたけど「自分の苦手を得意とする人を見つける」方がよっぽど大事だと実感中。 自分も数学がダメすぎて何度も克服しようとしたけど、結局「数学が得意&生物学は苦手な人」と組んだ方が仕事は早く進んだ。 全部1人でやるマンは早めに考え方を変えるべき。
研究職で初期配属された時、上長から「たとえ大学で学んだことと会社で取り組むことが違くても大学で得た知識・経験は磨き続けてください。いつか繋がります」と言われた。そんなことある?と当時は思ったけど2〜3年後ホントに繋がって笑った。過去に得たことは捨てずに取っておくと良いことあります。
勉強熱心なのに成果が出ない人にありがちな特徴は「勉強した内容を定着させる前に次の勉強を始めること」だと思っている。自分がそうだった。読書も論文もそうだけど読了後に「何が印象に残ったのか」「自分にどう活かせるのか」を深く考えないと情報収集自体が目的になって成果創出に繋がりにくい。
4月から研究職として入社予定の学生は、ぜひ大学時代に学んだ研究領域を入社後もウォッチし続けてください。たとえ仕事が大学時代の研究領域と異なるとしても。大学時代の知識や経験が急に求められる瞬間が来ますので、1年に1〜2報レビュー論文を読んで知識をアップデートし続けると良いことあります。
向上心が高い人にありがちな落とし穴は「レベルが違いすぎる相手に挑んでしまうこと」かも。自分も学部4年の頃に(愚かにも)博士課程2年の先輩をライバル視→知識も経験も勝てず完全敗北→自信&やる気喪失という笑える過去があります。 実力差ありすぎる相手は「競争」よりも「真似」の方が多く学べる。
細胞が死滅していくところを捉えた動画。細胞の一箇所から徐々に崩壊していくのが「死」をイメージさせてなんとも言えない感情が湧いてくる… twitter.com/slava__bobrov/…
仲良かった研究職同期が退職すると聞いて驚きを隠せない…。あれだけ才能があって努力家な人材だったのに。色々理由を聞かせてもらったけど「現会社では理想とする研究キャリアは描けなさそう」「雑務だらけで成長してる気がしない」というコメントが印象的だった。新天地での活躍を心から祈念したい。
研究はうまくいってない時ほど「自己開示力」が求められると思う。ここまではできてますが先に進めず正直お手上げ状態です…とか。辛い時ほど現状を開示し、事実を指導教官や先輩に共有する力は本当に大事。変なプライド発揮して「自分のダメな姿を他人に見せたくない」と現状を隠すと研究は進まない。
募集要項に「研究職」と書いてあったのに、いざ入社してみたら、やることは開発や生産に関わる仕事ばかりだった… ということは割とあるので、文章を鵜呑みにするのではなくその会社の人にちゃんとヒアリングしたり研究成果を採用HPで調べたり、自ら追加情報を仕入れる姿勢は特に重要だと思ってます。
「この会社に未来なさそう」と若手が思う管理職の言葉として、 ・あと数年で定年だから変なこと(新しい挑戦)するの止めてくれる? ・利益出てるんだから別に現状維持で良くない?(@研究所) ・その新しい取組みが絶対に成功する根拠はどこにあるの? あたりが強すぎる。しかも実話なのが本当に怖い。
自分も博士進学諦めた理由に「お金が無かったから」に加えて「進学意思を彼女(現・妻)に伝えたら号泣されたから」がありました笑  その時に「応援はしたいけど27歳まで収入が私より低いなんて将来どうするの?学振?結局私よりも年収低いよね?」と言われた苦い記憶が思い出された。 twitter.com/tomatoha831/st…
院生の頃に「論文読むと自分の独創性が落ちる!自分の頭から生まれるアイデアを大事にしたい!」と主張する人いたな、と思い出しました。 「院生程度が考えつく独創的なアイデア(笑)なんて世界の誰かがとっくに考えてるよ」と言ったらめちゃくちゃ怒らせてしまった苦い記憶がよみがえった…。 twitter.com/i_toshiki_/sta…
薬って本当に素晴らしい。子どもの腕に水イボができ、掻きむしって潰すたびに広がって中々大変なことになってたのですが、薬を処方してもらったら1週間でほぼ全快。「水イボなんて薬で簡単に治せる」という世界になるまでどれだけの苦労があったかを考えると、科学の進歩にはホント感謝しかないです。
「10年に1人の逸材」と教授から期待されていた先輩が「薄給な環境で“楽しさ”や“やりがい”とか見出せるわけないじゃん笑」と修士卒で去ったのを思い出す。 そういう有望な理系人材がコンサルとか商社とか行くのは自由だし悪いことではないけど、確実に日本の研究力衰退の原因になってるというね。 twitter.com/Ryofuwi/status…
B4の頃に「研究テーマと関係ないこと勉強しても無駄だろ笑」と苦手な先輩によくdisられてたけど、無視して知的好奇心に従って色々なこと勉強してたら、就活で「学生とは思えない知識量だ」と評価されて複数社から内定を頂けた。周りから見たら無駄でも自分から見て無駄じゃなければ続けた方がいいよ。
研究室に入りたての頃は“休日に論文読んでる先輩”のことが全く理解できなかったけど、自分の時間が全然取れなくなった今では「他のことを気にせずに自らの知的好奇心を満たせる休日」がいかに幸せな時間だったか痛感する。休日に「よし今日は論文でも読むか」と思えるって恵まれてるんですよ、実はね。
免疫システムの面白さがよくわかる動画。ヒト好中球がキューブ状に置かれた細菌に寄ってきてパクパク食べているシーンとのこと。 twitter.com/Primary_Immune…
「院生時代は研究に没頭できる貴重な期間だった」と企業に入ってしみじみ思う。研究職は学術的価値だけだとテーマとして成立しないし、結婚・子育てを経験すると「研究よりも家族に時間を…」となりがち。“知的好奇心の赴くままに研究できる時間”はホント短いので企業人を志す人ほど大事にしてほしい。
ちなみに上記の話は「論文」に対してであって「著者」に対する批判ではないことに注意。 「論理や結果に対する批判」と「人格に対する批判」は全く異なるものです。
指導教官に「論文を読んだ後は1つで良いから“意図的に”論文を批判してみろ。批判には“根拠”が必要で、批判するための情報収集がさらに成長を加速させるから」と言われたアドバイスが社会に出てからも役立ってる。提示された情報の深部まで踏み込もうとする姿勢は研究でも新規事業開発でも大事だなと。