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続き①
8日の閣僚会議では、万一の場合に備え計画停電の準備を進めるとともに、需給バランスが崩れて再度大規模停電となる事態を回避するために、真に必要となる場合には、やむを得ずこれを実施させていただくことを決定しました。(続く)
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供給力は積増しにより346万kWを確保。週明け需要見通しは383万kWで、1割のギャップを節電で埋める必要。
しかし老朽火力電力故障等のリスク、病院・水道等節電出来ない分野等を考慮すると、一般家庭、企業等に平常時よりも2割の節電を目標として、最大限の節電をお願いする必要があります。(続く)
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続き②
計画停電は極力回避したいと強く思っています。
経産省も一層の供給力の積み上げ、大口需要家への節電要請等に全力を尽くします。道民の皆様、道内企業、北海道電力、政府が力を合わせてこの事態を乗り切り、計画停電を回避したいと思います。(続き)
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続き③
計画停電については、2日前に実施の可能性についてお知らせすることになっています。明日9日(日)はもちろん、10日(月)も実施する予定はありません。
供給力積み上げ、徹底した節電により、11日以降も計画停電を回避するべく取り組みます。(了)
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続き①
昨日関西電力を訪問して、会社側とコミュニケーションした結果、国としてさらに支援を強化するべき点等、色々な問題点がわかってきました。(続く)
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続き②
山間部:
土砂崩れ等により、電線や電柱が破損している現場に近づけない。
都市部:
飛来した看板などの大きな瓦礫が折れた電柱等を被い、復旧工事が不能。
等の停電継続要因があります。他にもまだ特定されていない外的要因が多数あると思われます。(続く)
485
続き③
経産省は、国交省と連携し停電復旧のための道路啓開を最優先で行う(今も優先を求めてますが更に強化)。
瓦礫撤去は自治体と連携強化、電力会社の早期復旧工事を可能にする。その他工事の障害となっている要因を特定、関係省庁と連携して一つ一つ解決していく。
などの支援をしていきます(続く)
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続き⑤
電力会社のホームページ上では停電が解消したとされている地域においても、ご自宅直前の引込み線等破損で停電している場合、電力網の仕組上、会社が認知していない可能性があります。
自宅が停電していることを電話連絡等で電力会社に告知するようにして下さい。(了)
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続き④
また、建機レンタル業界などにも協力要請して、ポータブル発電機をかき集め、停電地域に一台でも多く提供できるようにします。(続き)
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続き①仕事場での活動も再開される明日の午前8時半〜午後8時半の「節電タイム」が正念場です。道民、道内企業、道内関係機関、電力会社、政府が力を結集して「節電2割目標」の達成に取り組んでいきたいと思います。(続く)
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続き②供給力については北海道電力に対して苫東厚真発電所1、2、4号機のより具体的な復旧の見通し等について、一両日中に示すよう指示したところです。
これにより現在「少なくとも1週間程度」となっている節電期間について、より具体的にお示しすることが可能となります。(了)
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経産省の災害対策オペレーションルームを激励してきました。約100名の職員が部署を超えて一室集まり、停電復旧、供給力確保や節電対策、物資の確保・輸送に全力で頑張ってくれています。(私の左手にあと同数くらいの職員がいます)
#北海道胆振東部地震 #台風21号
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計画停電。
勿論回避の為に政府も全力を尽くし、道民の皆様にも節電をお願いしている訳ですが、正確な理解は重要なので説明します。
計画停電とは電力会社のエリアをいくつかのグループに分け、輪番で計画的に停電させ電力需要を抑えることで需給バランスを保ち、大規模停電を防ぐというものです(続く)
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続き①2011年東京電力の時の経験を踏まえ今は周到に準備された計画停電実施計画があります。2011年当時は準備がなく、突発的電力不足に対応するためやむを得ない面がありました。(現行計画は自民党政権奪還前に策定されていることも付言します。)(続く)
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続き②2011年と現行の違いをいくつか示します。
まず前回はやむを得ず急遽実施されたため、計画が前々日に東電から、前日に総理から発表される状況でした。今回は2012年5月から3ヶ月かけて調整の上、策定された実施計画があり、計画は電力会社等のHPに掲載されています。(続く)
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続き③またグループ(+サブグループ)分けが細かくなりました。2011年は全体を5グループに分けましたが、現行は北海道の場合60グループに分割され、きめ細かくなりました。(続く)
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続き⑤例外扱いも、2011年は23区が全て例外という不公平がありました。鉄道、病院は一部のみ例外でした。現行は対象エリア内全てのユーザが原則対象。各省と丁寧に調整の上、安全保障、経済社会の基幹的施設を例外として選定してます。鉄道と救急医療機関は全数例外です。(続く)
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続き④グループ分けが細かくなったことで、1回あたりの停電が2時間程度(2011年は3時間)に抑制可能となり、1日2回の停電も極力回避することが出来ます。(続く)
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続き⑥実施手順も既に定められています。
2日前に政府が計画停電実施可能性があることを公表します。また北海道電力が計画停電の対象グループとスケジュールを公表します。また自分がどのグループなのか?住所から検索できるシステムがスタートします。
(続く)