地球から遥か25000光年彼方、天の川の中心に、太陽の10倍以上重い星が「何者か」の重力で振り回されている姿が捉えられています。 この星の公転軌道と周期から、何者かの質量は太陽の約430万倍にもなると計算され、現在ではその正体はブラックホールであると判明しています。 youtube.com/watch?v=K19t0c…
今月9日、史上最強のエネルギーを持つガンマ線バーストが検出されました! さらに地球から約24億光年と、ガンマ線バーストにしては非常に近距離での発生です。 あまりに強力だったため、電波通信障害といった実害も出ているそうです。 Credit: NASA/Swift/Cruz deWilde youtube.com/watch?v=DM-d5Y…
史上最強の望遠鏡「ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡」が、初めて本気の性能で撮影した画像が先ほど初公開されました! 画像中央に映る巨大な銀河団による重力レンズ効果で、背後にある銀河の姿が歪んで見えます。 超高解像度により、新発見の構造も見えています。 本当に息をのむほど美しいです…!
アンドロメダ銀河はめちゃくちゃ巨大です。 地球から約250万光年も離れてるのに、仮にその本体の端まで見えるほど十分に明るければ、画像1枚目のように満月の約6倍の大きさで見えます! さらにハローと呼ばれる円盤全体を包み込む構造まで含むと2枚目の紫色ように見えます… youtu.be/AvL7I3w-vK4
これらはどちらも、M74という銀河の同じ場所を捉えた写真です。 左はハッブル宇宙望遠鏡が可視光で、右は最新のジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡が赤外線で撮影しています。 可視光も赤外線も電磁波で、波長が違うだけですが、ここまで異なる情報を得られるのは驚きです!
私たちが宇宙の中をいかに凄まじい速度で移動しているかがわかる動画。 地球の自転速度(赤道上)ですら時速1670kmと爆速なのに、地球の公転速度、太陽系の銀河系に対する公転速度、銀河系全体の宇宙に対する移動速度の順に、さらに異次元の速度になります。 Credit:@physicsJ
光速は秒速30万km、1秒で地球を7周半し、月までも1秒で行ける速さです。 ただ火星までは最短でも3分、海王星までは4時間もかかります。 太陽系を出れば近所の星でも数年、近所の銀河なら数十万年、遠い銀河なら100億年以上かかります。 宇宙の広さの前では光はあまりに遅い… youtu.be/r2mPku-fSGk
これは探査機ニューホライズンズが、地球から約50億㎞も彼方で直接撮影した「冥王星」の夜側の姿です。 冥王星大気を構成する粒子が、背後にある太陽から来る光のうち青い波長の光を散乱しやすいため、このように青く美しい環に包まれているように見えているそうです。 youtube.com/watch?v=CVKzaM…
地球から70億光年彼方の宇宙で、「2500億個の恒星から成る天の川銀河全体の、さらに7000倍も明るく輝く超巨大ブラックホール」の存在が今年新たに報告されました! 太陽の26億倍重いこのブラックホールは、地球質量に相当する量の物質を毎秒飲むほどの異常なペースで成長を続けています。
天の川銀河とアンドロメダ銀河は、45億年後に衝突し、70億年後には合体して巨大な「ミルコメダ銀河」となるそうです。 銀河内の恒星の密度は非常に低いので、銀河衝突時でも恒星同士が衝突する可能性は低いです。 ただし新たに星が誕生しやすくなるなどの影響があります。 youtube.com/watch?v=uv2yga…
地球から320光年以内の4万個の恒星が、今後160万年間でどう移動して見えるかを表した動画です。 人間の寿命スケールでは不動の星々も、長期的には銀河内での位置関係が変わり、よく動いて見えます。 現在の星の位置と運動を正確に理解して未来予想ができる技術がヤバイ…
近年、1日の長さが短くなっています。 このグラフは1962年からの1日の長さの記録ですが、2000年頃から短い水準で推移していました。 2020年からはその傾向が顕著で、今年6/29は「観測史上最も短い1日」でした。 地球の自転が加速している原因について、詳細は不明です。 youtube.com/watch?v=RkfKwu…
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、「アンドロメダ銀河」の超高画質ズームイン映像。 肉眼ではぼやけた雲みたいですが、極限まで拡大すると無数の恒星が見えます! 銀河内に1兆個あるそうです。 さらにそんな恒星それぞれに無数の惑星や小天体が公転しています。 どこかには宇宙人がいてもおかしくない…
私たちの住む天の川銀河の円盤の上下には「フェルミバブル」と呼ばれる、高さ5万光年にもなる超巨大なガスの泡が存在します。 ガスの泡からは超高エネルギーのガンマ線が放たれていて、現在も高速で広がっていることから、かつて銀河中心の巨大ブラックホールが放出した可能性が高いとされています。
宇宙には音を伝える媒質が存在しないため音が伝わらないとされていますが、銀河団のような高密度でガスが存在する場所などでは、非常にマクロなスケールの音波が伝わることもあります。 Credit: NASA/CXC/SAO/K.Arcand, SYSTEM Sounds (M. Russo, A. Santaguida) 情報元:nasa.gov/mission_pages/…
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、地球から3億光年彼方にある壮大な渦巻銀河の画像。 この銀河の中心部がとても明るいのは、ここにある超巨大ブラックホールに大量の物質が落ち込み、凄まじいエネルギーを放っているためです。 銀河中心左上と画面右にあるひと際明るい星は天の川銀河内の恒星です。
最強宇宙望遠鏡「ジェイムズウェッブ」が捉えた、天の川銀河のすぐ隣の銀河にある「タランチュラ星雲」の最新画像。 この星雲は最強の星形成領域で、画面中央には観測史上最重量候補の「R136a1」を含む超大質量の星々が大量にあります。 星雲中心部の巨大空洞はその星々の放射でできているそうです!
最強宇宙望遠鏡「ジェイムズウェッブ」が撮影した、15億kmも彼方にある土星の衛星タイタンの最新実写画像。 タイタンには濃い大気に加え、液体のメタンから成る川や湖(Mare)まで発見されていますが、この画像にもそれらの構造が映し出されています。
木星はその巨体と凄まじい重力により、地球の約8000倍の頻度で隕石が衝突しているそうです。 衝突によって発生した閃光が地球から観測できることも少なくありません。 そして2021年10月には木星表面で、「太陽系内で今世紀最大の天体衝突」が発生していました! youtube.com/watch?v=QlTCKi…
1996年時点と比べると、現在の冥王星の理解度は凄まじいものがあります。 上記ツイートについて詳細は以下の通りです。 動画credit: NASA/JHUAPL/SwRI 情報元: nasa.gov/feature/pluto-… twitter.com/uchuyabaich/st…
現在の地球と月の距離(約38万km)には、太陽系惑星+冥王星がすっぽり入ります。 さらに地球から見た月と太陽の大きさがほぼ同じで、距離の変化に応じて2種類の日食が楽しめるなど、偶然が重なりすぎていて凄い。 昔、月は今より遥かに近く、未来には遠ざかって行くので、この距離感は今しかないです。
2年前に起きたベテルギウスの大減光は、星表面から膨大な量のプラズマガスが放たれ、光を遮ったことが原因と判明しました! 太陽でも似た放出現象がありますが、ベテルギウスはその4000億倍もの質量を放っていたとか… その異次元の爆発影響で未だ不安定な状態が継続中です。 youtube.com/watch?v=L-isFY…
天の川銀河は、実はポテトチップスのように歪んだ形状をしています。 最近の観測からこれは現在も進行中である、別の銀河との衝突現象が原因である可能性が高まっています。 さらにこの衝突の影響で星が形成されやすくなった瞬間、太陽系や地球が誕生した可能性もあります! youtube.com/watch?v=uSkmbF…
ブラックホールの大集団が発見されたかもしれないという最新天文ニュースの解説動画を投稿しました! 球状星団マジできれいすぎて大好き。 動画→youtube.com/watch?v=vXJMR0…
宇宙には、観測はできるが正体不明の天体が現代でも多数あり、「ORC」という天体もその一つです。 ORCは正しい距離が掴めず、近くの小天体なのか、遠くの巨大天体なのかも不明でした。 ですが今年、ORCは遠方の銀河全体を囲む直径100万光年規模の超巨大構造だと判明しました! youtube.com/watch?v=Y2_RO8…