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☆がんばってね! 第92回 #センバツ 出場校
近畿地区/#大阪桐蔭(大阪)
2年前春夏連覇を果たした大阪桐蔭が聖地に帰ってきます。今年のチームは強力なスラッガーたちと多彩な投手陣が魅力。本誌巻頭のチームルポでは、彼らの強さ、そして素顔を知ることができますよ!
#輝け甲子園の星 #高校野球
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完投で東北学院を初出場初勝利に導いたエース伊東君の談話。「愛工大名電さんは僕らにとってテレビの中の存在で、正直やるのは嫌でした。昨年、甲子園がなくなったショックでカップ焼きそばを食べ過ぎて体重が10kg増えたんですが、甲子園という明確な目標を持って頑張ってきて良かったです(笑)」(藤)
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県岐阜商の鍛治舎監督との名将対決を制し甲子園通算52勝で単独4位となった明徳義塾馬淵監督は「あちらは名将でもこちらは『迷将』。52勝は選手の力。大先輩の胸を借りてやらせてもらいました。この年になると年下ばかりで先輩とやれる事はそうないので」といつもの馬淵節で報道陣を笑わせました。(藤)
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打球が直撃し、わずか3球で無念の負傷降板となった日大東北のエース吉田達也君。7回に病院から戻ると三塁コーチを志願。緊急救援した1年生堀米涼太君が降板時に「よく投げてくれた。もう一回ここに戻って来いよ」と伝えると、堀米君はベンチで泣き崩れました。堀米君、次は甲子園で勝って泣け!(藤)
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今夏限りでの退任が決まっている浦和学院の森士監督。「この舞台に連れてきてくれて、選手には感謝の一言しかありません。甲子園での試合はどの試合も自分の財産でした」と晴れ晴れとした表情で話してくれました。教え子から慕われ、高校野球ファンからも愛された名監督。本当にお疲れ様でした!(馬)
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高松商長尾監督は「昨秋0-1で負けた時以上に智弁和歌山さんは成長してます。イチローさんに教えてもろてやる気が出たんかな?うちもイチローさんに来て欲しい(笑)。来年の主将は浅野!ええな」とイチローラブコールに主将まで指名する前代未聞の敗者爆笑会見。この明るさが高松商の魅力なんです。(藤)
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盛岡大付のエース渡辺君は「試合が終わって捕手の田屋とキャッチボールをしながら、こんな場所で3試合もやれて幸せだったなあと話しました。最後の失点が自分の実力。進学して次のステージで頑張ります」ときっぱり。東北勢最後の砦だった強打のチームが、みんな笑顔で甲子園を去りました(藤)
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敦賀気比の2年生の主砲・上加世田君はインタビュー中ずっと大泣き。「もう3年生と野球ができないのがむっちゃ悲しい。来年絶対戻ってきて借りを返したい。成長したなと思ってもらえるような選手になりたい。つなぐ思いが今日の3安打につながった。甲子園は自分を成長させてくれた場所でした」。(藤)
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明徳義塾馬淵監督は今大会を振り返り「170cm以下の選手が5人のウチがここまでやれたことは全国の高校球児の参考になったんじゃないか。ここまで順延が続くと地元の学校は帰って練習できるけど地方の学校は練習場所がない。それにしても近畿のレベルが高くなった。この2点です」といつもの馬淵節で(藤)
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近江の3年生が1年生の時に指導係を務めていたのが、当時の大エースだった林優樹さんでした。「林さんからは気持ちを強く持てと言われてきました。その指導があったからこそ、今の自分たちがあると思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」とサヨナラ打を放った春山陽生主将は話してくれました。(馬)
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明徳義塾エース代木君は涙ながらに「吉村には、お前は泣かなくていい。この負けを生かして来年2回甲子園に来て僕らの借りを返して欲しいと伝えた。9回の本塁打は直球を狙って打った。勝ちたかったけどやり切ったので悔いはありません。将来はプロでやりたい」。また好投手が1人甲子園を去りました(藤)
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近江は背番号1の岩佐直哉君が右肘の炎症で登板回避。彼と必勝パターンを作ってきた山田陽翔君は「岩佐さんが甲子園という舞台で投げている姿をもう一度見たかった」と寂しそうに語りました。「地元の高校で甲子園で優勝したい」と近江に入学した山田君はまだ2年生。彼の挑戦は始まったばかりです。(馬)
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明日の決勝は智弁対決となりました。智弁学園と智弁和歌山の野球部員は昨秋、近畿大会が終わって一緒に3泊4日で四国へ修学旅行に行きました。各々の選手が交流を深め、深い野球の話もしたそうです。いくら仲良しでも明日の勝利はどちらも譲る気はありません(藤)
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智弁和歌山が優勝を決めた瞬間、例年ならマウンドに皆が駆け寄り輪を作って飛び跳ねる光景が観られますが今日はそれがありませんでした。宮坂主将は「礼に始まり礼に終わる。礼が終わってから喜ぼうと皆と話してました」と。優勝チームに相応しい智弁和歌山、おめでとう!そして良い夏をありがとう(藤)
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試合後、智弁和歌山の德丸天晴君と智弁学園の前川右京君は握手し、「ありがとう」と言い合ったそうです。「修学旅行で仲良くなりましたが、最後に野球で真剣勝負ができて楽しかったですし、最高の相手と試合ができてとても良かったです」と前川君。彼らは良き友であり良きライバルでした。(馬)
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昨夏から近江が守備のタイム中にスタンドを見上げているのに気づいている人も多いのではないでしょうか?二塁手の津田基君によると、「サニクリーン」の看板を見ているそうです。小森博之コーチから「そこを見たら落ち着くぞ」と言われて始めたとのこと。躍進の秘訣はこんなところにもありました。(馬)
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閉会式後の写真撮影の際、隣に並んだ大阪桐蔭・星子主将と近江・山田主将が笑顔で何か話していました。星子君が「今日は1打席目がバントのサインで、2打席目はもう交代していて、勝負できなかったから、“夏また勝負しよう”と言いました」と教えてくれました。夏の再戦を楽しみにしています(米)
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