来月発売『ジュニア空想科学読本14』のゲラを読んでいて、すごいタイトル間違いを発見!「ピアノを足で弾く」という修業もビックリだけど、ピアノで足は弾けないなあ。笑
空想科学のマンガを作りたい。実際にキャラを動かすことで、空想科学の面白さがいっぱい伝わるはず…と思うからだ。過去に『空想科学大戦!』なども作ったし、いま『あるある空想科学』に着手しているけど、他にもいろいろできるはず。面白がっていっしょにやってくれるマンガ家さん、いないだろうか。
『はたらく細胞』すごくいいね。柳田も見たらしく「超面白い」と言うので、第3話の感想を聞くと「高校の生物で習う『免疫の仕組み』は、とても複雑で、多くの生徒が脱落する箇所。それがこんなにわかりやすいとは、ぜひとも受験生に教えなければ」。なんてマジメな感想なんだ。さすが元学習塾の講師。
出たばっかりの角川文庫『空想科学読本 滅びの呪文で、自分が滅びる!』のヒロアカ・轟焦凍の原稿に関して「P54~55の右手と左手が逆になっています」というDMをいただいた。確認すると、確かに添付写真のような間違いが。申し訳ありません! 修正するためにも、ぜひとも重版までもっていかないと…。
公立の中学校で、理科の授業に「空想科学」を使ってる先生とお会いした。たとえば、ガメラの体格設定を使って「密度の計算」を教えると、生徒の理解度が上がるという。空想科学研究所でも「マンガやアニメを授業に使うと、理科が面白くなる」と思っていたけど、ここまで実践されてる先生がいたとは…!
『空想科学手帳』販売することにしました。「通販で買えるようにして」の声を多くいただいたので、売れるか不安だけど、やってみます。価格は税込み1,000円。空想科学世界の「速さ」や「エネルギー」のランキングや、カレンダーには「9月4日フェルゼンの誕生日」などの謎な情報も。詳細少し待ってね。
小中学生が読んでる勉強系のサイトで「昔話の気になる点を、柳田理科雄先生に質問しよう」というコーナーを作ってもらったら、質問がモノスゴクたくさん来た。いちばん多かった質問は「なぜ王子のキスで、お姫さまは目が覚めるのですか?」。ひー。答えてあげたいけど、柳田と僕には荷が重すぎる難問!
[空想科学×小学5年の算数] 【問題】ウルトラマンはマッハ5で飛べるけど、3分間しか活動できません。3分でどこまで行けますか。 【答え】気温15℃のときマッハ5は時速6120㎞。これは分速102㎞だから、3分間の移動距離は306㎞。東京-大垣ぐらい。東京在住のウルトラマンが大坂を守るのは難しい。
「バッドアート美術館展」に行ったら、インパクト大だった。バッドアートの定義は「真剣に描いてるんだけど、どこかで道を踏み外してしまった作品」で、確かに「単なるヘタな絵」ではない。でも、明らかに変。これらを見ていると自分の価値観が揺らいでくる。そういう意味では、これらは本当にアート。
『星のカービィ』の「ギャラクティックホームラン王」って、とんでもないゲームですなあ。飛来する隕石をバットで打ち返す! 柳田理科雄によれば、隕石の落下速度が秒速25㎞なら、空気との摩擦で輝き始めてから手元に来るまで8秒。スピードは大谷翔平の速球の600倍。それなモノよく打てるなカービィ!
『星のカービィ』の「ギャラクティックホームラン王」の打撃、柳田に計算してもらったのだが、「街の危機」の隕石が直径50㎝なら重さは推定200㎏。秒速25㎞=マッハ74で飛んできたこれを、同じ速度で宇宙に打ち返す場合、バットスピードはマッハ3万4千。発揮する力は46億t。すごすぎて意味わからん。
「小便小僧はずーっと放尿してるけど、おしっこの総量はどれだけ?」という質問が来た。本場ベルギーの小便小僧は、今年で631年間放尿を続けており、柳田理科雄が写真などから計算した結果「40億ℓ=東京ドーム3倍以上」となった。が、柳田はそれで満足せず、本日、東京・浜松町駅の小便小僧の測定に。
ピカチュウは実にかわいいが、ポケモン図鑑には「はじめて見るものには電撃を当てる。黒こげのきのみが落ちていたら電撃の強さを間違えた証拠だよ」とある。強さを間違えたりするのに、気軽に電撃を当てないでほしいなあ。当てていいのは「俺に向かって10万V」と言ってたサトシだけ。#ピカチュウの日
「機関健在のまま自沈した」とされた戦艦比叡、発見された船体が爆発で分断してたのはなぜ? こういう問題こそ柳田に聞こうと思ったら、柳田は「小便小僧の放尿量」研究に没頭で「埼玉県越生市の赤坂小便小僧の放尿がすごい勢いらしい。彼の身長を知りたい」と騒いでいた。どなたかご存知でしょうか…
放尿の勢いがすごい、埼玉県入間郡越生町の「赤坂小便小僧」。柳田が身長を知りたがるので、管理の県土整備事務所に聞くと、正確な寸法は不詳。担当者の目測では40㎝ほどで、それを元に計算すると、本場ベルギーの小僧の放尿総量を2009年に抜いたことに…!向こうの歴史は631年、こっちは28年なのに。
『ドリフェス!』のアニメ楽しいね。ドリカをキャッチするための練習で、防具を着けて、時速150㎞で飛んでくる鉄板を受け止める! 柳田の計算では、鉄板の面積が手元のスマホ(15.7×7.7㎝)と同じで厚さが3㎜なら、重さは290g。野球ボールのちょうど2倍だ。それを、いつきや千弦は指2本でキャッチ…。
昨晩の『トクサツガガガ』は胸の痛む話であった。僕もある日、小学校から帰ると、幼い頃から遊んでいた怪獣のソフビが近所の子どもに譲渡されてて、母親が「あんなモノからは卒業しなさい」。あの驚愕は忘れられん。そういうのに比べると、先日の毎日新聞に載ってた、リアルガガガの話は心温まるよ。
同じような経験した人、多いんだなあ。そのときの気持ちを想像すると、胸が締めつけられる…。僕の場合は、何匹か譲渡されてしまったんだけど、一匹だけ難を逃れた怪獣がいた。それだけは隠し持ち続けて、いまも仕事場にいる。笑
『ドリフェス!』のドリカ、市販カードは11.8×8.4㎝と教えてもらった。鉄板をつかむ特訓、厚さ3㎜として柳田が再計算すると、重さは230gに。時速150㎞で飛んできて、防具を着けた奏の腹に命中してたけど、凹んだ深さが1㎝なら、その衝撃は2.1tだそう。乗用車に轢かれるよりキツイ。アイドル大変すぎ…。
柳田によれば、時速150㎞で飛んでくる11.8㎝の鉄板が、いっちゃんとチヅ(呼び捨てすみません)の2本の指のあいだを通過する時間は、わずかに0.0028秒。閉じるのが遅いと指は空振りし、早ければ閉じた指を鉄板が直撃する。ドリカを挟んでから1㎝動くあいだに止めた場合、指で挟んだ力は4.2t。すげー。 twitter.com/kusattafujyosh…
今月売り『ジュニア空想科学読本』に「ジャバ」を掲載する。ヒーローや怪獣は「10万馬力」とか「5万tタンカーを投げる」などバラバラの尺度で能力が記されてたが、「ジャイアント馬場」を単位にすれば比較できるはず…という意欲的な原稿。「これに衝撃を受けた」という人が多いため、20年ぶりに登場!
渋谷駅の『エンドゲーム』広告に「渋谷スクランブル交差点の1回の横断で芸能人とすれ違う確率」など、空想科学研究所のようなコトが書いてある。ちなみに制作中『マーベル空想科学読本』ではヒーロー15人を扱ってるけど、生命が半減したとき15人全員が生き残る確率を計算したら3万2768分の1でしたー。
今朝の読売新聞で、タカタ先生が「令和を西暦に換算するには『令和+018(レイワ)』を計算すればいい」と紹介していた。例えば、今年は令和元年(1年)だから、1+18で、おお、2019年。なるほど、かつてなく覚えやすくて簡単かも!
最近、空想科学研究所の「質問箱」に、平成仮面ライダー系の質問がいくつか届いたんだけど、柳田理科雄が検証するとしたら、どの題材がおススメでしょうか。
「平成仮面ライダー系の質問のうち、柳田理科雄が検討するならどの題材?」というアンケートに協力いただき、ありがとうございました! 『オーズ』ガタキリバコンボ26%、『ドライブ』スピードロップ12%、そして『ジオウ』北島祐子のマンホールが62%と圧勝! 笑 早速、柳田に検証してもらったよー。