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空想科学のマンガを作りたい。実際にキャラを動かすことで、空想科学の面白さがいっぱい伝わるはず…と思うからだ。過去に『空想科学大戦!』なども作ったし、いま『あるある空想科学』に着手しているけど、他にもいろいろできるはず。面白がっていっしょにやってくれるマンガ家さん、いないだろうか。
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『はたらく細胞』すごくいいね。柳田も見たらしく「超面白い」と言うので、第3話の感想を聞くと「高校の生物で習う『免疫の仕組み』は、とても複雑で、多くの生徒が脱落する箇所。それがこんなにわかりやすいとは、ぜひとも受験生に教えなければ」。なんてマジメな感想なんだ。さすが元学習塾の講師。
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公立の中学校で、理科の授業に「空想科学」を使ってる先生とお会いした。たとえば、ガメラの体格設定を使って「密度の計算」を教えると、生徒の理解度が上がるという。空想科学研究所でも「マンガやアニメを授業に使うと、理科が面白くなる」と思っていたけど、ここまで実践されてる先生がいたとは…!
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小中学生が読んでる勉強系のサイトで「昔話の気になる点を、柳田理科雄先生に質問しよう」というコーナーを作ってもらったら、質問がモノスゴクたくさん来た。いちばん多かった質問は「なぜ王子のキスで、お姫さまは目が覚めるのですか?」。ひー。答えてあげたいけど、柳田と僕には荷が重すぎる難問!
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[空想科学×小学5年の算数]
【問題】ウルトラマンはマッハ5で飛べるけど、3分間しか活動できません。3分でどこまで行けますか。
【答え】気温15℃のときマッハ5は時速6120㎞。これは分速102㎞だから、3分間の移動距離は306㎞。東京-大垣ぐらい。東京在住のウルトラマンが大坂を守るのは難しい。
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『星のカービィ』の「ギャラクティックホームラン王」って、とんでもないゲームですなあ。飛来する隕石をバットで打ち返す! 柳田理科雄によれば、隕石の落下速度が秒速25㎞なら、空気との摩擦で輝き始めてから手元に来るまで8秒。スピードは大谷翔平の速球の600倍。それなモノよく打てるなカービィ!
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『星のカービィ』の「ギャラクティックホームラン王」の打撃、柳田に計算してもらったのだが、「街の危機」の隕石が直径50㎝なら重さは推定200㎏。秒速25㎞=マッハ74で飛んできたこれを、同じ速度で宇宙に打ち返す場合、バットスピードはマッハ3万4千。発揮する力は46億t。すごすぎて意味わからん。
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ピカチュウは実にかわいいが、ポケモン図鑑には「はじめて見るものには電撃を当てる。黒こげのきのみが落ちていたら電撃の強さを間違えた証拠だよ」とある。強さを間違えたりするのに、気軽に電撃を当てないでほしいなあ。当てていいのは「俺に向かって10万V」と言ってたサトシだけ。#ピカチュウの日
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「機関健在のまま自沈した」とされた戦艦比叡、発見された船体が爆発で分断してたのはなぜ? こういう問題こそ柳田に聞こうと思ったら、柳田は「小便小僧の放尿量」研究に没頭で「埼玉県越生市の赤坂小便小僧の放尿がすごい勢いらしい。彼の身長を知りたい」と騒いでいた。どなたかご存知でしょうか…
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『ドリフェス!』のアニメ楽しいね。ドリカをキャッチするための練習で、防具を着けて、時速150㎞で飛んでくる鉄板を受け止める! 柳田の計算では、鉄板の面積が手元のスマホ(15.7×7.7㎝)と同じで厚さが3㎜なら、重さは290g。野球ボールのちょうど2倍だ。それを、いつきや千弦は指2本でキャッチ…。
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『ドリフェス!』のドリカ、市販カードは11.8×8.4㎝と教えてもらった。鉄板をつかむ特訓、厚さ3㎜として柳田が再計算すると、重さは230gに。時速150㎞で飛んできて、防具を着けた奏の腹に命中してたけど、凹んだ深さが1㎝なら、その衝撃は2.1tだそう。乗用車に轢かれるよりキツイ。アイドル大変すぎ…。
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柳田によれば、時速150㎞で飛んでくる11.8㎝の鉄板が、いっちゃんとチヅ(呼び捨てすみません)の2本の指のあいだを通過する時間は、わずかに0.0028秒。閉じるのが遅いと指は空振りし、早ければ閉じた指を鉄板が直撃する。ドリカを挟んでから1㎝動くあいだに止めた場合、指で挟んだ力は4.2t。すげー。 twitter.com/kusattafujyosh…
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最近、空想科学研究所の「質問箱」に、平成仮面ライダー系の質問がいくつか届いたんだけど、柳田理科雄が検証するとしたら、どの題材がおススメでしょうか。
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