伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(いいね順)

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美術解剖学を学んでも、いちいち骨や筋を描いてから人体像を作ったりしない。しかし、目が覚えているので、内部構造が収まらない形には「なにか変だな」という違和感が生じる。そうした箇所を直していくと形の歪みが少なくなっていく。
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ただし、美術作品に用いられる8頭身プロポーションでは大腿骨4つ分の高さ=身長が当てはまる。実際にギリシャ彫刻では像高200cmくらいのが結構ある。8頭身プロポーションでは下肢全体や膝から下が長いのが特徴。
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『目で覚える美術解剖学』のロベルト・オスティさんの運動・ポーズ編(右)。今のところ日本語版なし。私もよく2冊目は運動・ポーズ編を書いてと言われるんですが、続編って普及しにくいんですよね。1冊目の半分もいかない。日本語版欲しいけど出るかな。
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午後の部は、人体の部位に現れる起伏をスケッチしながら解説していくオンラインの実技講習会です。お絵かき練習と人体構造の理解を同時に行い、内部構造を目と手に定着させていきます。眺めているだけでも描き方や造形のヒントが得られるかと思います。bit.ly/3zuT2eG
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少し前に、インスタでテンション高く絡んでくるおじさんがいるなーと思ったらジョヴァンニ・チヴァルディさんだったので本を買いました。チヴァルディさんはたくさん人体の本書いてて、いくつかは日本語版もあります。 amazon.co.jp/dp/483730186X/
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腕の過伸展
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胴体の断面の資料。数字は高さ、矢印は方向と対応。 ちなみにCTだと寝た状態か寄っかかった状態で撮影するので、接地面が平ら、脊柱はやや真っ直ぐ、軟部組織の多い腹部は後方につぶれる。
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EVOLUTIO(evolutio.art/shop)さんの動物解剖模型。オオカミ、ウマ、ブタ、クロコダイル。サイトには彩色モデルもあり。台座もアクリル板でおしゃれですねぇ。
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「この動作のときは〇〇筋ですか?」と質問されることがあるが、「筋の作用」や「解剖学的な運動方向」(1枚目の図)と「自然な動作」(2枚目の図)を混同されている場合がある。自然な動作では全身が関与するため、言葉でうまく羅列したり、解説することが難しい。
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東京芸大の大学院向け授業。今年度の骨学はスケッチしながら進めてます。