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育てる、養う、支えるって難しく考えるとどうしても義務と責任が重たく感じられるけど、
「一緒に楽しく暮らそう」
という思いさえ大事にできれば、夫婦も親子もだいたいうまくいくと思ってる。
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子供が産まれる前のことだけど、親戚のおばさんに言われた
「ひとりで耐えた苦労は消えない恨みや怒りになってずっと記憶に焼きつくけど、夫婦で乗り越えた苦労はいつか笑いながら振り返れるふたりの大事な思い出になるのよ。夫婦っていいでしょう。」
という話が最近になってじわじわ心に沁みてる。
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友人達との子供会で生後3ヶ月の友人に「今が一番かわいいと思うかもしれないけど1歳過ぎてもまだかわいいよ」と言ったら「いや、うちの子は3歳だけどまだかわいくなり続けている」「うちの子は5歳だけどかわいさの壁をさらに超えてきた」などの意見が飛び交い、こんな幸せな論争はないなと思った。
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最近、友人に出産祝いを送る時は「子育て機会を横取りしない」を大事にしてる。
子供の洋服や靴や食器は例え良質なものでも「親が子供に自分で選べたはずの機会をひとつ奪う」贈り物なので慎重になる。
意外と「頑張ったママのご褒美系」「絵本」「高級め消耗品」とかにした方が喜んでもらえる率高い。
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僕の場合は「子供にこんなものを身に付けて欲しい、使って欲しい」と考える役割に関してはやっぱり両親の想いを大切にしたいので、出産祝いはよく知った友人その人が喜んでくれるものを考えた方がうまくいくのかもしれない。
(まあ欲しいもの聞く方法もあるんだけどそこはちょっとワクワクさせたい)
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「僕が神経質過ぎるかな?」とも思ってたんだけど「本当は欲しいものが他にあったけど、使わないわけにもいかずもらったものを使ってる」っていう「全員が善意で動いてるのに起こる悲劇」の事例が引用RTを中心に寄せられまくってるので、この考え方は広まっていいなと思っています。
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今日先輩パパに言われた
「親になったからって、趣味を諦める必要はない。自分の個性や知識は抑えるより活かせ。
周りと同じ様に教えられることより、自分だから子供に教えられること、自分にしか見せられない世界があることの方が、今は子供にとってずっと価値があるから」
という話、グッときた。
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オムツ替えがいつか必要なくなるとか、いつか手を握ってもらえなくなるとか、子育ては「子供の自立」という終わりを持つものなんだってのはいつも忘れないでいたいなと思った。
数はわからないけど、娘と2人で出掛けられる朝の散歩の回数も、毎日カウントダウンしてんだよね。
いつか最後の日が来る。
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ひとり遅れて寝室に入ったときに、先に寝てる妻と娘の布団をかけ直す時間がすごい好き。
とても満たされた気持ちになる。「あ〜僕たちは家族だ〜」「愛情〜」ってなって優しい気持ちになる。
あとふたりとも大体白目むいてるのが愛おしい。顔も似てるし。最高だな
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宝くじ売り場の前を通りがかって、「10億すごいな‥」と思ったんだけど、10億あるけど妻と娘がいなくなる生活と、妻と娘と暮らしてる今の生活のどっちがいいかって聞かれたら迷いなく後者だと言い切れるので、今の僕は10億以上の幸せに既に恵まれてる状態なんだな、と思ったのが今日の気付きです。
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店員さんたちは思い思いに子供をあやして、父親と談笑して、子供がすっかりご機嫌になった頃に仕事に戻っていった。お客さんもみんなニコニコしてそれを見てた。子連れ歓迎を謳うお店はいくつもあるけど、ここまでそれが店全体にちゃんと反映されてる例を僕は初めて見た。あそこは救われた世界だった。
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妻のママ友たちに評判のレストランに行ったんだけど、へ〜確かに雰囲気いいなあとか思ってたら、お迎え帰りと思われるスーツ男性の子供が「イヤだー!」とか大声で叫び出したんですよね。そしたら店員さんたちが笑いながら「どうしたの〜?」って子供のそばに集まって来たんですよ。全員手を止めて。
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紅白で五木ひろしの後ろでDA PUMPとAKBとtwiceが踊ってるのを見て、今までは「視聴率対策かな」くらいにしか思わなかったけど、今年は
これは『誰かにとっては楽しいけど、他の誰かにとってはつまらない時間』をなるべく減らして『みんなが楽しめる時間』を増やそうとした結果なんだな、と思える。
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妻が少し体調を崩していて、娘を見ながら家事諸々と看病をしている。
大変なんだけど、強がりじゃなくて、決して辛くはない。
手作りのおかゆを妻に美味しいと言ってもらえるのも、今、世界に僕しかいない。
この瞬間に妻と娘の側にいられるたったひとりの人間が自分であることが、誇らしくて嬉しい。
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夫婦で意見の食い違いが起きた時に、「どちらの理屈がより正しいか」を突き詰めてもまずいい方向に進まないよね。
正しいとか正しくないとか外の世界の価値観は置いておいてもいい。「どうすればお互いに幸せに暮らせるのか」を考えなきゃいけない。
これは常に自分への課題だ。
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これを「はだいろ」と呼ばないところもある、というレベルではなくて、確認できる限りこの色を今「はだいろ」と表記している文房具メーカーはひとつもない、というのがとてもよいです。
議論はともかく、「今は昔と変わっている」という客観的かつ圧倒的な事実なので。
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「家事育児は女がやるべきだ」みたいな暴論に対して「いやいや、今は女性の方が収入が多い場合もありますから‥」みたいなことを言う奴がいて、うわ〜こういう物知り顔で「家事育児は収入が少ない方がやるべき」みたいなクソ理論を刷り込んでくる奴が一番タチ悪いな〜と思いました。
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「痛いの痛いの飛んでいけ」を聞く度に「飛んでいった痛みはどこに行くんだろ‥」と子供の頃から思ってたんだけど、うちの父が「痛いの痛いの飛んでけ〜」のあと、自分のハゲ頭に手をやり「反射!拡散!消滅〜」と言いながら万歳するところまでやっていたので、我が父ながら最高にクールだなと思った。
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髪の毛がまだあった頃の父はそんなことやってなかったので、この「愛する人の痛みを消滅させる特殊能力」は父が頭髪と引き換えに手に入れた力である可能性が高いんですが、この誇るべき血統のおかげで息子である僕も順調に髪の毛が後退してる(僕が前進してる)ので能力発現が今からとても楽しみです。
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僕が小学生の頃、父は僕が起きるより早く家を出て、僕が寝たあと帰宅する日がほとんどだった。
でも、夜に部屋に放置した僕のぬいぐるみが翌朝父のメガネをかけているのを発見したりして、子供心に「父が遊んでくれている」感覚はあった。今思うとすごい高度なことを親父はやっていたなあ、と思う。
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外出から帰宅した妻の化粧が朝と違っていたので
「口紅いい色だね」と言ったら
「そう!これさっきお店でメイクしてもらって買ったの!気付いてくれて嬉しい!」
となり満面の笑顔なんですが、プレゼントしたわけでもないのにこんなに喜んでくれるのは最高なので今後も積極的に気付いていく所存です。
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ワンオペって
「ひとりで子供ひとりの世話をすること」
だと思ってる人が多いかもしれないけど、自分の世話もあるからふたりの世話をしてる。
そこからさらに、結婚相手の身の回りの世話もしているとしたら、
ひとりで3人の世話をしてる。
ワンオペはひとりで3人の世話をしてる。
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