51
時々「(自称)子供が好きな男性」の事を「良いパパになりそう」って判断する人いるけど違うぞ。よその子供に積極的に絡もうとしない人でも「ちゃんと責任感がある人」は子育てを自分ごと化できる立派なパパになる。
逆に子供と遊ぶのが大好きな無責任クソ父親は全然いる。
52
twitterで確信を得た理論だけど、
自分と相容れない価値観の人と出会ったら「こういう人もいるんだ」と知ることがゴールでいい。「分かり合おう」としても絶対できない。疲弊しかしないし不幸になる。
自分の(強いて言えば自分と家族の)価値観さえちゃんと理解できていれば人は幸せになれる。
53
育休の話すると、仕事できない奴に限って
「俺がいなくなったら仕事が回らない」
って言うんだけど、
ジョブズがいなくなったAppleすら普通に回ってるんだから、そんなの全部ただの勘違いだと思うんだよね。
54
「出産前後の夫の態度を、妻は一生覚えてる。」って色んなママから聞いたけど、子供がとうに成人した会社の上司も、還暦過ぎたうちの母親も、同じように口を揃えてそう言ってる。
産前産後の苦労や悩み、喜びの日々を夫婦でシェアできなかった事実は、何年かけても後から挽回はできないみたい。
55
会社の先輩によると、国内で20年続けられている調査で「ママを尊敬している」という小中学生の割合が増え続けて遂にパパを追い抜いたそう。
共働きが増えているのに、家事は相変わらずママが担う家庭が多いので「外でも家でも頑張るママ」に頼もしさを感じる子供が増えたとのこと。
そりゃそうだよなあ
56
子供が親から見て「合理的でない」と思える選択をしたとき、「それじゃなくてこっちにしなさい」とつい誘導してしまいたくなるけど、自分の価値観で子供を否定すると、自己肯定感が育ちにくくなるそうだ。
子供にも失敗する権利がある。押し付けず、受け入れることが親の優しさ。
ハッとさせられる。
57
パートナーの「不機嫌」は、制御可能な「感情」ではなくて、広い意味での「体調不良」だとお互いに捉えた方がうまくいくね。
「なんでそんなことで怒るんだ!」
っていう追求じゃなくて
「寝不足かな?」「疲れてる?」「無理してるんじゃない?」
って体調不良の解決策を模索する方がずっと建設的だ。
58
妊娠中、先生に胎教について尋ねて
「お腹の子に音楽を聞かせると頭が良くなるみたいな話に科学的根拠はないよ」
「でもお腹の子に話しかけるのは、産まれた赤ちゃんをちゃんと愛情を持って迎え入れるための準備運動だから、パパもどんどん話しかけてくださいね」
と言われて妙に納得した思い出がある
59
『親の背を見て子は育つ』っていうのは
子供に挨拶ができるようになって欲しいなら親が挨拶すればいいし、優しく育って欲しいなら親が優しくなればいいし、たくさん笑って欲しければ親がたくさん笑えばいいし、子供に幸せになって欲しかったら親もちゃんと幸せにならなきゃダメってことなんだね。
60
トリリンガルの友人の話ですけど
「英語ができない人ほど子供に日本語も覚えてないうちから英語教育やらせたがるけど、その期間に親が自分で英語の勉強し直した方が子供の将来にとっても絶対有益」だって。
61
「愛」は感情だから熱したり冷めたり増減があるけど、
「絆」は状態だから永遠に続く。
結婚後に「絆」を結ぶことができた夫婦は、たとえ熱情的な「愛」をいつか失ってしまっても、崩壊しない。
出産は子育てを通して「絆」を結ぶ最大のチャンス。
夫婦が一生寄り添い続けられるかが、ここで決まる。
62
本当は、娘を気にせず妻と二人きりになりたくなる瞬間は結構あって、でもそれは高級ディナーの洒落たデートしたいとかじゃなくて、思い出すのは、休日昼まで寝間着のままゴロゴロ過ごしたりとか、夜中にフラッと一緒にコンビニでアイス買ってきて毛布に包まってテレビ見てた、そういう昔の場面です。
63
子供ができて不自由になったでしょ?と言われる事がある。
確かに「選択肢が減った」ことは間違いないけど、これは僕にとっては「迷いがなくなった」ということだし、「自らが感じる『人生の時間単位の価値』が上がった」ということでもある。
これは「不自由」よりは「幸福」という状態に近いと思う。
64
今日のお医者さん発言メモ
「親が幸せじゃなかったら、子供は『幸せ』を誰から学ぶんですか?」
ほんとだよね‥
65
自分に子供がいてもいなくても、社会の一員として「子育て」はみんながした方がいいと思っていて、でも例えばそれは養子縁組とかシッターするとかじゃなくて、「電車の中で出会った泣き止まない子供に、優しく笑いかける」とか、そういうことからでいいと思っています。
育てる側に回る、ということ。
66
「夫婦の役割分担の結果」が家族ごとで違うのは当然だからいいんだけど、
世の中の母親のほとんどが「家事も育児も仕事もできる」ようになっていく中で、「仕事しかできない」父親はやっぱりどう考えてもカッコ悪く見えてくるよなあ、とはつくづく思っている。
67
また精神科の先生の話
「成功した時に褒美を与える教育は、失敗した時に罰を与える教育と根本的には同じことをしてる」
「子供の行いを親が良い悪いの二者択一で評価する教育は、多くの場合、自己肯定感をもてない人間を育てる」
気をつけなきゃね
68
いや本当さ、赤ちゃん見てすぐ「かわいい〜」とか言ってる奴ら。
実際に育ててみ?
毎日抱っこしてお風呂入れてオムツ替えて、
必死になって寝かしつけてみ?
限界まで疲れてるのに、毎晩夜泣きで起こされてみ?
そうやってちゃんと赤ちゃんと向き合ってみろよ。
クッソかわいいから。天使だから。
69
娘が産まれてから妻と2人きりの時間は減ったけど、寝かしつけの後にふたりだけでウインナー茹でたりアイス食べたりする時間を前よりずっと貴重で愛おしいものに感じられるようになったので、それはとってもよいことだなあと思っている。
時間は減った。でも幸せは増えた。
70
なんか勝手に「親の愛情の足りてないかわいそうな子供」がいじめられっ子になるようなイメージを持ってたんだけど、知り合いの教員に
「いじめで親の愛情が足りていないのは、圧倒的にいじめをする側の子供の方」
と断言されて認識を改めた。
71
「僕は育休は取らないですよ。子供は妻に任せて大丈夫です。もちろん夫婦でちゃん話し合いました」的な意見は個人の選択なので口を出すまいとは思うけど、
単純に「話し合ったって言うけど初めての出産なのに何を根拠に大丈夫って判断したの?」とは思ってます。
72
スマホを育児に活用することに何ひとつ躊躇する必要はないよ。新しくて便利なものは明るい未来のためにどんどん取り入れるべき。
スマホ批判する人は江戸時代に「カメラで写真を撮られると魂を抜かれるぞ!」と騒いでた人たちと同じ人種なので全力で無視した方がいい。マジで旧時代の呪いでしかない。
73
「理想のパートナー像」を追い求めてもなかなか幸せに辿り着けないけど、「理想の結婚生活」を追求してる人はだいたい幸せそうな印象ある。
「相手がこうだったら自分は幸せになれるのに」じゃなくて「幸せになるためにふたりに何ができるのか?」と考えないと幸せには近付いていかないんだと思う。
74
離乳食で不安になっていた時期に言われた
「食事で子供にまず最初に教えてあげて欲しいのは、栄養バランスでもテーブルマナーでもなく『食事は楽しい』ということです。家族で楽しく食事してください。それが一番です。」
っていう小児科の先生の言葉はいつも心に留めてる。
僕もそれが一番だと思う。
75
産後のパパにとって、今、自分の妻に必要なのが「ぐっすり寝る時間」なのか「ゆっくり休む時間」なのか「1人で好きなことやる時間」なのかをきちんと分けて認識するのは大事で、僕の経験上、必要とされてる種類以外の時間を提供しても心も体も回復しない。