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いつか鬱になったり発達が分かったりしたら脳に電極差したりしてサクッと“治せる”時代が訪れて、「明らかに脳がおかしいのにそれをクズだとか甘えだとか努力不足だとか、時には個性だと言ってみたりして放置していた野蛮な時代がつい最近まであったんだよ」って笑い話になれば良いな。
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「メモが取れないから録音して後から文字に起こしてる」って対策は自分もやったことあるけど、メモを取れる脳を持って生まれた人には全く必要のない手間を要するわけで、「誰にとっても与えられる時間は平等だ」っていう言葉がいかに綺麗事の嘘っぱちか分かる。 twitter.com/CBydbbmpg/stat…
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「始めるのが怖い」系のADHDには
「今夜頑張るか / 早く寝て明日の朝から頑張るか」を
考えるフリしながらツイッターして決断をズルズルと先延ばしにして最終的に睡眠負債しか生まない最悪の夜更かしがある。
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それに対してただ「なんか寝るのがもったいなくて」ツイッターする夜更かしは謎の充実感がある。成果物はない。
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ADHDあるあるに「誰でもある」ってツッコむのに意味はあまりなくて、ADHDは口から火吐いたり空飛ぶような障害ではなく、健常者と比べて「誰でもあること」の程度と頻度がヤバいから困るわけで、毎食醤油ガブ飲みさせられたら死ぬよねって話に醤油なんて大体の料理に入ってると突っ込むくらいナンセンス
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万札を崩すためにコンビニへ入ったADHD「支払いPayPayで」
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自分の子供が発達障害かもしれないと思ったら、自分自身と配偶者も発達障害者である可能性についても考えておいてほしい。変なマンガ描いたりする前に。
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読むと奮闘記みたいにしてるけど作者の認知歪んでそうだなと思うのがけっこうある。
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部屋がゴミ屋敷になる種類のADHDは「いい加減」な性格だと思われがちだけど完璧主義者である場合も多いと個人的には思っていて、完璧主義者→完璧にやらないと気が済まない→脳の実行能力が低くて完璧にできない→完璧じゃないならやらないのと同じ、という流れで「怠惰な完璧主義者」が完成するっぽい
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ワーキングメモリが弱い系のADHDの「物事の見通しをつけるのが困難」ってやつ、「長期的な目標管理ができない」的なイメージだけど(それはそれで事実)、短期的にも部屋の掃除で「ゴミ箱のフタの上にモノを配置する」とかやらかす。全体を見渡すだけのキャパがないからとにかく物事の一手先を読めない
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夜更かしをしてしまうADHDは
“明日がくること”を先延ばしにしているのかもしれない。
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教えるのも学ぶのも苦手系ADHDだけど、後輩を持ってみると分かる。定型の学習能力ヤバい。教えていないこともいつの間にか理解している。
おそらくは耳に入る断片的な情報からルールを推定・確認し、空白を埋め全体像を組み立てる能力。発達の「俺だけ聞いてない」って騒ぐ案件が発生するのもわかる。
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返信が遅い系ADHDだけど、俺の場合は返信を考えたり書いたりするのが面倒くさいのではなくて「メールを開くのがこわい」という理由で本文を読むまでにめちゃくちゃ時間がかかってしまう。
LINEも同様だし調子が悪いときはツイッターのリプも読めなくなるのである意味メンタルの状態のバロメータになる
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ADHDの重たいカバンには夢と希望とべつに要らないものが詰まっている。
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高IQ集団が「頭が良すぎて会話のオチが分かるから話の途中でウケてしまう」悩みがあるという話のポイントは「普通の人は会話のオチに気づいても気づかないフリをして適切なタイミングで反応できる」ことだし、もっと言えば「普通に頭の良い人は測る機会もないから自分のIQを知らない」ってことだと思う
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「ADHDは努力しなくてもいい」は絶対に違うし、でも「ADHDも努力しなければならない」が常に正しいわけではなく、努力の中身がADHDにとっては「ペンギンが空を飛ぼうとする」ようなものだったりするから、飛べない鳥は飛べないけど他の移動手段はあるかもしれなくて、それを探すのもADHDの努力だと思う
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「発達障害」と「自分」とが結びついた瞬間に、今までの人生で引っかかっていた違和感や疑問や挫折など大小のエピソードが洪水のようにフラッシュバックして、謎が解けていくという高揚感と、遅れて絶望感がやってきて感情が迷子で窒息しそうになる一連の現象を「伏線回収」と呼んでいる。
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「発達障害35才限界説」ってのがあるけど、35才になった発達障害者が限界を迎えるのではなく、単に会社でチームリーダー的な役職に就くのがだいたい35才くらいなんだと思う。そして発達が詰むだけ。
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発達障害者の「生きづらさ」って結局のところ「稼ぎにくさ」だから
5億あれば余裕で発達障害は“治る”。
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誰かの「普通になりたかった」とか「普通になりたい」という思いに対して「“普通”ってなに?」と問うことの意味を俺は見いだせなくて、
仮に「“普通”なんかないんだ」と結論づけてみたとしても、それはただの言葉遊びでしかなくて、根源にある劣等感だったり疎外感はしっかりと胸に残り続けると思う。
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個人的な「普通」の定義は「ある観点において社会的に許容され、また自分自身が劣等感を持たない範囲内に留まること」。
そう絶対的な「普通」なんてない。
でも、だからなに!?って感じ。
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自尊心を失わずに生活できるだけの能力と環境を手に入れている奴はもう“普通”なんだよ、他者の「普通になりたい」を否定する権利なんかないんだよ。
「他人と違う」から苦しいのではなく、「他人より(許容範囲を超えて)劣っている」から苦しいんだよ。多様性ではなく優劣の話なんだよ分かれよ。
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あー最初の「疎外感」は余計だったな。「劣等感」だな劣等感。
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「特別になれなかった人」が立っている場所は「普通になりたかった人」が求めた“普通”だから、「見方はそれぞれ」みたいな話に帰着させんな。明確に上下の関係だから。多様性の土俵にすり替えるな。