126
127
声優さん達って、この「物語を読み取る力」がものすごいんだな、と思いました。ただの文字の羅列を汲み取って自分の世界に取り入れ、再解釈を試みながら、それを自分の身体を使って表現する……。そこがめっちゃ凄いなって……。語彙力が崩壊してうまく伝えられないんだけれど(笑)
128
観て下さった皆さん、二時間半、集中するの、疲れましたよね? 演者の皆さん、特に探偵役のお二人、集中力、めちゃくちゃ必要でしたよね?
フハハハハ、犯人は俺だ……。
129
見てくださいよ。引き続きこの潔いオビを。 twitter.com/so__hei/status…
130
『medium』の三冠や本屋大賞ノミネート、そして十万部突破と、とても好調で嬉しいことが続いております。色々と感無量なんですが、ここまで来るのに、本当にたくさんのことがあって、それを思い返してもいます。少しだけ、お話をさせてください。
131
「いつか」というのが、まぁ、よくて数年後とかだろうなー、と、そのときのさこもこは暢気に考えていたのだった……。
132
『medium』だと「文体やヒロインがいかにも男性作家で気持ち悪い」とか書かれるし、『雨の降る日〜』『卯月〜』『ココロ・ファインダ』とかだと、「女性ならではの感性が〜」とか書かれるので、作家の性別はあまり言及する意味がない気がする。想像力を駆使する仕事なんだから……。
133
『このミス』のランキングは憧れだったので、ランクインを目指してはいたものの、まさか一位に選んでいただけるとは……。今年は面白いミステリが多くて激戦で……、本当に本当に僅差での一位でした。でも、だからこそ激戦での一位は余計に嬉しい……。令和初の一位、ありがたく頂戴します……。
134
幻視探偵、また観たい……。
135
136
なので、初稿は必要最低限の要素を詰め込んだお話で、矛盾のないロジックと、最小限のドラマ、という感じのお話になっていました。ただ、最小限すぎたかな、とも思っていて……。神谷さんから「もっと人間ドラマが欲しい」というご意見を頂きました。
137
それが、なんだろう、声優さんの演技を通すと、たった一声で通じる。前後の文章も、繰り返しの強調も、なにも要らない。たった一言。彼らの言葉を通すだけで、そこにあらゆる情報が含まれていることに気付かされる。
138
12/4の新刊『教室に並んだ背表紙』の書影が公開されておりました。今回も『雨の降る日は学校に行かない』と同様に、ゆうこさんがイラストを描いてくださっています。中学の学校図書館を舞台にした、教室の生きづらさと読書と居場所をテーマに描いた連作短編集です。
books.shueisha.co.jp/items/contents…
139
その他にも執筆陣が最強でして、豪華作家陣による『特殊設定ミステリ座談会』や、読み切り小説の数々など、なんかもう最強のお友達で布陣を固めましたし表紙も最強なので最強、みたいな一冊です……。これは予約必須ですよ!
140
リーライ舞浜公演一日目、お疲れ様でした。昼夜観させてもらいましたが、一日で演技の違いを楽しむことができて、やはり作品の空気や色自体がまるっと変わることに驚きました。楽しみ方がぜんぜん変化するというか。どちらもすごかった!
141
幻視探偵、名前出してもらった時の拍手と歓声ありがたかったですね。脚本の力は微力で役者さん達のお力あってのご要望だと思いますが、嬉しいです。僕もまた観たいぞ〜〜。
142
143
それは声の情報量の偉大さ、というのでしょうか……。なにを当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、とにかく、声に含まれている情報量って凄いんだなって、強く実感しました。
144
確かに、このままだと味気ない感じがする。僕も人間ドラマは欲しい。だが、これ以上、台詞を増やしていいものなのか? はたして公演時間はどうなる? でも神谷さんの期待にも応えたい。ちょっと追加するくらいなら、きっとそんなに変わらないはず……。きっと……。たぶん……。
145
本日ドラマ版が放送された第二話『Grimoire』は原作のタイトルでは『水鏡荘の殺人』、別名を黒書館という館が舞台でして、『幻視探偵』にも黒書館という館が登場し、設定もどことなく似通っています。たまたまリーライ観てきたこともあり、ちょっと運命的ですね〜。
146
147
149
150
3/24に角川文庫から『マツリカ・マトリョシカ』の文庫版が発売されます。表紙イラストは文庫シリーズを担当して下さっている久方綜司さんです。日常の謎でありながら、密室多重解決モノとして多くの方にご好評頂いた本格ミステリ作品です。mediumはこの作品から生まれた!
kadokawa.co.jp/product/321909…