ところが昨年、当時の子供向け雑誌に、剥製の作成過程が写真付きで詳細に解説されていたことが発見されました。そして「この人しかいないでしょ」の"この人"である坂本喜一が製作した事、木材を削った芯に肉付けして皮を被せている事、当初はジオラマ展示されていた事などが明らかになりました。
明治時代に初来日した2頭のキリンは、死後剥製となり、オスの方は今でも国立科学博物館に保管されています(現在上野で展示中!) 実はこれまで、この剥製が誰の手でどのように作られたのかなどは不明でした。「まぁ当時ならこの人くらいしか作れないでしょ」と推測されていた程度です。
明治時代に日本にやってきたキリンたちのことを色々調べた共著論文が公開されました。jstage.jst.go.jp/article/bnmnsz… ちなみに調べる過程で、↓の松岡環翠のキリンの絵が、田中芳男先生がフィラデルフィア万博で購入して持ち帰った剥製を見て描いたものである可能性がかなり高いことがわかりました。 twitter.com/lfxamdg4pe50i9…
私自身は「オンライン化で情報共有しにくくなったので、社会性が成績に与える影響は減っただろう」と思っていたんですけど、現実にはむしろ影響は大きくなっていたようで、その認識の差に驚いたという話です。
「情報交換して良い成績をとる」ってあまり良い印象じゃない(真面目に勉強してないイメージ?)かもしれませんが、勉強する上で「あの講義のテストは記述式らしい」とか「この講義はむずいけど基礎問題が沢山出る」みたいな情報や「レポートってこんな風に書くらしい」とかってかなり重要だと思います
対面でないとコミュニティは生まれない、というのは古い考えなんだろうなぁ。 コロナ禍とオンライン授業で打撃をうけたのは、多分、「同じ教室にいる"友達ってほどではない人たち"の漏れ聞こえてくる会話から情報を得ていた層」なんだろうなーと思った。
コロナ禍世代の学生から「一部の人たちは、SNSを使って入学前からグループを作り、情報収集・情報交換をしていい成績を取っていた。グループを知らず、情報を得られなかった人たちは成績が低かった。グループがあると知ったのは対面になってからだった」と聞いて、格差が広がっていたことに驚いた。 twitter.com/marxindo/statu…
自分自身、NHKの生き物番組に育てられてきたので、小さな小さな恩返しができた気分です。多くの方に楽しんでいただけていたら嬉しいです。5/11までNHKプラスで見逃し配信されていますので、見逃してしまった方はぜひご覧ください🦒 nhk.jp/p/ts/K74L9JNWP…
実際、番組中のVTRは全て事前に確認し、編集後の放送内容についても、会話やナレーションを書き起こしたテキストで事前確認をしました。ここまでメディアの方々と「なるべく間違いがなく、良い番組を」という意識を共有できたことに、純粋に感動しました。こういう番組作りもできるんだな…
5/4に放送された #アニマルドック の制作に協力する中で一番驚いたのは、ディレクターさんに「間違った内容を放送したくないので、直前まで修正して確認をお願いしてもいいですか?」と言われたこと。こういうテレビマンもいるのかと、失礼ながら凄くびっくりしてしまった。
アニマルドック、ご視聴いただきありがとうございました〜!昨年9月に企画が始動し、何度もやりとりしながら進めた番組なので、感慨深いです。見た目の可愛さ以外のキリンの魅力が伝わっていますように! 残りの連休で、ぜひお近くの動物園にキリンを見に行ってみてください!!🦒 #アニマルドック
「アニマルドック〜キリンの体と進化のフシギ〜」はいよいよ本日19:57から放送です🦒 17:30からは「ダーウィンが来た」のキリン回が再放送されるので、そちらも是非!(アニマルドックの製作にも、ダーウィンが来たのスタッフさんたちが関わっています) twitter.com/anatomygiraffe…
首振り行動は「体よりも素早く頭を突き出す→体が追いつくまで頭を固定する」の繰り返し運動なので、体の移動速度が速くなると首振りをしなく(できなく)なります。首の運動速度には上限があるため、「体より素早く突き出す」ことができなくなるからです。 twitter.com/genikez/status…
キリンの大きさの伝え方。最近のお気に入りは「大人のキリンの頭の大きさは、だいたい三角コーンと同じくらい(65〜70cm)」です🔺🦒 twitter.com/drkanakot/stat…
卒論でカイツブリの首振りの研究をしていたころ、「カワウも振ると思う」といったら、結構多くの人から「振ってるとこ見たことないよ〜振らないでしょ〜」と返されたけど、やっぱり振るんだ〜!!!振りそうな条件が揃ってる感じする。良い動画だ〜 twitter.com/genikez/status…
サイエンスの裾野を広げるためには、 まだ興味をもっていない方々に届ける「アウトリーチ」と、既に興味関心をもってくださっている方々を対象とした「ファンサービス」の両方が大切だと思います。これらは一見よく似ていますが、目的が違う全くの別物なので、分けて考えるべきというのが私の持論です
「アニマルドック〜キリンの体と進化のフシギ〜」の放送に先立ち、内容の紹介と桝さん(@masu_asari )のインタビューが公開されました。 素朴な「なぜ?」を取り上げて、疑問の答えを探る楽しさを体験しながら知識を得られる番組になっていますので、ぜひご覧ください! www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/ori…
5月4日(木)19:57から放送予定の「アニマルドック~キリンの体と進化のフシギ~」という番組に出演いたします🦒企画段階から協力し、キリンの心臓のCTを撮影したり、血圧を測ったり…楽しい時間を過ごせたので、きっと楽しい番組になっていると思います。ぜひご覧ください! www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/ori…
来週4/25から科博で始まる「日本の哺乳類学の軌跡」にて、1907年に初来日したキリン・ファンジの剥製が展示されます!昨年東博で展示されていた子です。それに合わせて…というわけではないのですが、この剥製の来歴に関する新たな論文が5月に出るので、出版されたら改めて報告します🦒お楽しみにー!
「夢は、待っていれば突然降ってくるものではありません。探し続けて、行動してみて、その中で少しづつ「彫刻」のように形作っていくものだと思います。周りに流されず、自分の興味のままに、探し続けてください。そしてそれが一番自由にできるのは、今からの4年間です。」 u-tokyo.ac.jp/ja/about/presi…
そして、鳥インフルエンザが猛威を振るっているので、消毒していないと思われるものがプールに入ったことも問題です。万が一感染したら、全個体殺処分です。 これらのことから、池にわざと落ちるという行動が、ペンギンが健康的に過ごす上で大きな問題となるものだと考えます。8/9
今回の件でメディア側が悪いのは言うまでもありませんが、「尊厳」という点でいえば、鳥インフルエンザが猛威を振るう中、タレントさんを放飼場にいれて給餌体験をしてもらうことも、ある意味では「動物の尊厳を損ないうる」ことのように感じてしまいます。3/9
"動物の尊厳"について考えている。 最近の動物園では、「飼育下においてもより良い状態で居られる(well-being)ように最大限の配慮をする」という意識が高まってきています。しかしそれは終わりのない取り組みで、明確な正解もないものだと感じます。1/9
愛情や知識があれば、ただの餌やりだって魅力的なコンテンツになりうると思います。「魚をどんなふうに渡しても必ず頭側から飲み込むんですよーそうすることで鱗がひっかからずに飲み込めるんですー」とか、へぇってなるんじゃないですかね。悪ふざけ以外でも盛り上げられる人、沢山いると思います。 twitter.com/fg7jwmafyvolmd…
動物園側が迅速に丁寧な声明を出したことは素晴らしいと思う一方で、「動物の尊厳を傷つけた」という曖昧な表現でなく、何がどう危険だったのかを明確に記述してもよかったのではないかと感じました。個人的には、あれは「尊厳を傷つける」の枠を大きく超えていると思います。