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【ベルと紫太郎零れ話】
まさに才色兼備!戦前女子の憧れを集めたキャンペーンガール、『森永スヰートガール』についてのお話です。
☆大正同棲日記、ベルと紫太郎コミックスでました〜。
試し読み→comic-walker.com/contents/detai…
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(続2)そもそも、女学生が何故袴なのかというと、明治時代に女子中等教育が始まった時、華族女学校教授の下田歌子氏が当時の宮中の年若い女性が着用していた濃袴をヒントにして女学生の制服を考案したと言われています。ので初期の女学生の袴は丈が長いものを胸高に履いて草履を着用しました(続)
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【ベルと紫太郎零れ話】
☆女性の洋装下着〜明治編〜
戦前女子の下着事情をかいつまんでまとめました!
大正編と合わせてお楽しみください
☆大正時代の女優と坊ちゃんのラブコメディ『ベルと紫太郎』ネットでも連載中❤️→comic-walker.com/contents/detai…
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【ベルと紫太郎零れ話】
!10夜投稿最終夜!
★少女の憧れ!大正〜昭和初期のお仕事制服をご紹介。
❤️単行本試し読みはこちら→ comic-walker.com/contents/detai…
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【#ベルと紫太郎零れ話】
★戦前のモダン花嫁衣装
現代の花嫁衣装はウェディングドレス、白無垢、色打掛が一般的ですが、昭和初期は沢山の個性的なモダン花嫁スタイルが考案されました。花嫁も選ぶのか楽しかっでしょうね❤️
大正同棲日記、ベルと紫太郎ネットでも連載中→comic-walker.com/contents/detai…
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(続4)つまりわかりやすく言えば、お金のある家庭しか女学校進学などできなかったわけです。だから高価な輸入ブーツも購入できたし、それを合わせるために袴を短めに仕立てるなどの流行が起こりました。大正中期に差し掛かると進学率は徐々に増え(それでも低いけど)同時に裕福な家庭の生徒が(続)
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(続3)袴にブーツを合わせるのがいつ頃なのかの詳細な年代は不明ですが、おそらく明治末期(明治40年代〜)ではないかと言われています。西洋から輸入品のブーツが入ってきたことでそれを袴に合わせるブームが起きるわけですが、明治末期〜大正初期までの女学校進学率はせいぜい1割かそれ以下で(属)
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(続4)華美なものを制服の袴に合わせて見栄を張り合わないよう、質素で地味なものを身に付けるように指導する校則が当たり前となりました。(上流階級の多い学校は銘仙までならOKだったようですが)と、同時に、制服の洋装化&ブーツに変わりパンプスを合わせる流行が起こります(続)
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(続5)遍歴を見ていくと、大正も中期をすぎると制服を洋装に切り替える学校はかなり増えていきます。洋装の制服なら下を履き替えれば体育も容易ですし。
大正女学生=袴 という図式すら結構危ういレベルで洋装の制服は多いです。因みに昭和初期には震災の影響もあり制服はほぼ洋装化されます(続)
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(続7)流行は常に流動的なため断言はできませんが、そんな訳で大正も中期も過ぎると袴にブーツは『クラシックなコーディネート』もっと言えば『すでにダサい』という認識が女学生に生まれていたのではないのかな…と思いますし、袴にブーツはそんなに長期間幅を効かせたスタイルでもないと思われます
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(続8)袴制服が減り始めた大正後期にはパンプスのほかにオックスフォードシューズのような革靴?を履いている写真もあります。
しかし【袴にブーツ】というインパクトが可愛すぎる&強すぎるため、大正時代の制服といえば【とにかく袴とブーツ】の一辺倒な認識が現代では強固なのかな〜と思いました。
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袴の女学生も、エリート士官も、書生さんも、とんび(和装用インバネスコートね)着た学帽学生さんも一切出てこないと言う、少女漫画文法としては完全失格な大正ラブコメ漫画『ベルと紫太郎』、みんな読んでね!
ネット版はいま1話しかないけど今月末から連載再開するよ!
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