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育児がママだけの担当になってしまっている場合、1日の中でママの話し相手はほとんど子どもになる。当然子どもがある程度の年齢になるまでは会話にもならない。そこでさらにパパまで話を聞いてくれないとなると気が滅入ってしまう。だから、とにかくママの話はどんなことでもきちんと聞こう!約束!
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散歩中、男の子(4歳)がイヤフォンで音楽を聴いている人を見ながら「また ないしょの おんがく きいてる…」と言うので「内緒の音楽ってなぁに?」と聞いたら、「みんなに きこえないように ないしょで きいてるの…ずるい…」って。なるほど、そういう見方か。面白いな。
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女の子(5歳)に「せんせい、わたしのこと すき?」と笑顔で聞かれたので「好きだよ」と答えたら「ほんとに?」と聞くので「うん」と答えたら、女の子が急に真顔で「ほかの おんなのこにも いってるの しってるんだからね」と言い捨てていった。すみませんでした。
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お散歩中、花壇に咲いているお花を見ていた女の子(3歳)が「せんせい、おはな だれが いろ ぬったの?」と聞くので「誰が色塗った??」と不思議に思っていたら、「おっきくなったら、おはなに いろ ぬるひとに なりたいなぁ」って。何その発想、可愛すぎるんですけど。
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園庭で男の子(4歳)が「タクシーでーす!」と言いながら走り回っていたので呼び止めて「お花屋さんまでお願いします!」と頼んだら、「わかりました!いってきます!」と走り出し、少しして戻ってくると「おはな きれい でした!」と満足顔。自分だけ行っちゃった。可愛いタクシーだから許そう。
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台風による災害の備えとして、浴槽に水を張っておくご家庭があると思うけど、特に小さなお子さんがいる場合は浴槽を覗き込んで転落する可能性があるので、お風呂場に入れないようにする・浴槽に蓋をするなど対策を。いつもは無い水に興味を持つ子は多く、頭が重いので覗こうとして転びやすくなります。
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男の子(4歳)が「かみのけやさん でーす!」と呼び込みをしていたので「髪の毛切ってください!」とお願いしたら、「ジョキジョキ!ウィイイイイイン!!!ジョキジョキジョキ!!!」と言いながら、しばらく僕の頭を触った後「どんなふうに しますか?」って。笑った。もう何も残ってなさそう。
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同僚が自分の言う通りに行動しなかったら、うでを無理やりひっぱるの?店員が自分の希望通りにしなかったら、いきなり脅すの?友人が食事を残していたら、口へ強引に詰め込むの?大人に対して不適切なことは、子どもに対しても不適切なんだよ。「子どもだからいい」なんてことは、一つもないんだよ。
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男の子(5歳)が「せんせい、ぼくは こういうひと なんです。どうも」と言いながら小さい紙を渡してきたから、「もしかして名刺?」と聞いたら「そうです。よろしくおねがいします」と挨拶するので、感心しながら名刺を見ると『ぶどう すき』とだけ書いてあった。この子、名刺に可愛い勘違いをしている。
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園庭で遊んでいる時、男の子(4歳)が「はぁ〜!はぁ〜!」と白い息を何度も出していたので「おー、すごい!真っ白だね!」と言ったら、「ずっと やってたら、サンタさん えんとつだと おもって くるかなぁ?」って。何その発想。可愛すぎかよ。
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朝、登園してきた男の子(4歳)が「せんせい!とりはとり!とりはとり!」と連呼するので「そうだね、鳥は鳥だね!」と言ったら、「ちがう!とりはとり!」と言うので「鳥は鳥でしょ?あってるよ」と言ったら、ムスッとしながら「おかしは!?」って。笑った。ハロウィンはまだだし、いろいろ違うぞ。
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園庭でのかくれんぼ中、鬼役の僕が「…9…10!探すよー!」と目をあけて振り返ると、男の子(4歳)が頭を抱えて座り込んでいたので「○○くん、見ぃつけた?」と言ったら「いし です」と一言。「な、なんだ…石か…」と通り過ぎようとしたら「ぼくでしたー!」と逃走。だ、騙されたー!(棒読み)
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お帰りの会で、子どもたちへ「今日の朝、雪が降ったんだって!」と伝えたら、男の子(4歳)が「ゆき なかったよ。どこいっちゃったの?」と聞くので「うーん…」と考えていたら、「わかった!おそと さむいよーって おうち かえったんだ!」と自己解決。可愛いにもほどがあるぞ。
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「うちの園は怪我に気をつけてます」なんて当たり前のことを言って結局怪我をさせ謝る園よりも、「1歳位になると噛みつきがあります。理由は気持ちを言葉にできず〜」といった発達の説明を前もって出来る園の方が僕は100倍良いと思う。事後に説明したって伝わらないし、怪我をしない園はないんだから。
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だから、保育士の価値は何も下がっていないし、負担が減ってより子どもに集中できる環境になる。
そうなれば、ますます保育の質は上がり、それに伴って保育士の価値が上がる可能性すらあるのに、いろいろ勘違いしてデメリットしかないと思っている人が多いなと思います。まずはよく読んでほしいです。
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子どもとお約束事をしたあとに最も大事なのは「約束を破ったら注意する」ことではなく「約束を守っている状態を褒める」こと。例えば「ここでは静かにしようね」と約束した場合、破った時に「こら!」言うよりも、こまめに「お、ちゃんと小さな声でお話してるね」と認めて褒める方が遥かに効果が高い。
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女の子(5歳)が「せんせい、わたし シンデレラになりたいんだけどね、いっこだけ しんぱいなの」と言うので「何が心配?王子様が優しいかどうかとか?」と聞いたら、「ううん。カボチャのばしゃって、ちゅうしゃじょうに はいるのかな…」って。現実的すぎて笑った。
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風邪でしばらくお休みしていた男の子(5歳)が久々に登園してきた時に緊張を隠すためか「ほぉ…ここが ちきゅうの ほいくえんか…」と言い出して笑った。どこの星の方ですか。
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男の子(5歳)が「せんせい あのね、ぼく おおきくなったら なりたいもの きめたんだ」と言うので「おー!何になりたいの?」と聞いたら、「サンタさんのサンタさんになりたい」って。詳しく聞くと、サンタさんは誰からもプレゼントを貰えないので自分があげたいのだそう。素敵。
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女の子(5歳)が「わたしは まほうつかい!なにか まほう してほしいかしら?」と、なりきって遊んでいたので「結婚したいです!」とお願いしたら「わかったわ!まほうを かけるわね!」と呪文を唱え始めたんだけど、「バチーーン!!そんな!つえが こわれたわ!これは のろいよ!」って。呪われてた。
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男の子(4歳)が「せんせい…」と悲しそうな声で呼ぶので「どうしたの?」と聞いたら、「くつしたの におい 2かいしか かいだことない…」と言うから、「(何言ってんだ…)」と思いつつ「少なくて良いと思うよ」と言ったら、「○○くん ひゃっかい だって…」って。そこは争わなくていいぞ。
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子どもたちとお絵描きをしている時、「○○ちゃんの絵、とっても可愛い!」と女の子(5歳)の絵を褒めたら「みんなのまえで いわないでよ…」と言ったので、「ごめんね、恥ずかしいよね」と謝ったら「ちがうよ。わたしが うますぎて みんな やるき なくなっちゃう」って。そこまで言ってないよ。
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赤ちゃんのまぶたは大人と比べて半分ほどの薄さしかないから、少しの明かりでも眠りが浅くなるし、小さな子どもは大人のように人の声と騒音を分けて聞くことが難しいから、聞いているようで伝わってない。育児で大人が「どうして!?」とイライラすることって、実は誰にも教わらないことが多いんだよ。
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お昼寝中、男の子(5歳)が「ねたくない!」と言うので「そっか、いいよ。でも『寝る子は育つ』っていって、寝ると大きくなるんだよ」と言ったら、「ねる!!」と宣言してすぐに寝息。お昼寝が終わって起き上がると、満面の笑みで「どう!?そだった!?」って。その聞き方は面白すぎる。育った。