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女の子(6歳)に「せんせいは まほうの じゅもん わすれちゃった まほうつかいね!」と役をもらったので「大変じゃ…呪文を忘れてしまった…」と困っていたら、「わたしは まほうつかい!まほうで おもいださせて あげる!」と言ったので感謝していると「わたしも わすれました!」って。なにこれ。
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乗り物が大好きな男の子(5歳)に「せんせいは でんしゃで くるの?」と聞かれたので、羨ましがらせようと「自転車で駅へ行って、新幹線に乗って、飛行機に乗って、空港からタクシー」と答えたら、「もっと ちかい ほいくえんで はたらけば?」って。的確なアドバイス過ぎて何も言えなかった。
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十五夜の説明をしている時、女の子(5歳)が「じゅうごやは まんまるおつきさま なんだね!」と言ったので「そうだよ!十五夜は満月っていうまん丸のお月様になるんだよ」と言ったら、「じゃあ、まんげつ じゃないときは『つまんないや』だね!」って。このセンスに脱帽。これが天才なのか。
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男の子(4歳)が「せんせい、ハンバーガーは おにくだけのやつ?」と聞くので「ハンバーガーがパンのやつ、ハンバーグがお肉だけのやつだよ」と答えたら、「わかった!」と納得していたのだけど、その後おままごとで「ハンバーガグーください!」と言っていたから忘れたんだと思う。混ざっちゃった。
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男の子(3歳)が「どうぶつえん いったの!ぞうさん かっこよかった!」と教えてくれたので「先生とどっちがカッコいい!?」と聞いてみると、「ぞうさん」と即答だったので悔しがっていたら、「でも…うーん…せんせいの ほうが いいにおい…」って。気を遣われた上に匂いでしか勝てなかった。
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園庭で子どもたち(3歳)とかくれんぼをしている時、鬼役の男の子に「こわいから いっしょに さがそ…」と言われたので「(可愛い)」と思いつつ、男の子の隣で10数え終わるのを待っていたのだけど、「…9…10!はい!せんせい みつけたー!」と裏切られて笑った。天才め。
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お部屋で遊んでいる時、女の子(5歳)が「せんせいに プレゼント!」と言うので「ありがとう!何くれるの?」と聞いたら、「たまてばこ!」と答えたから「(おじいさんにされる…)」と思いつつ「ありがとう!」と受け取ると、「ぼーん!わかくなりましたー!」って。あと300個くらいちょうだい。
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女の子(5歳)が「ねぇ せんせい、おんなのこの ひみつ おしえて あげよっか?」と言うので「なになに?」と聞いたら、「おんなのこはね、まいにち ねるときに『あしたは すきなひとと もっと なかよく なれますように』って おもってるのよ」って。貴重な情報ありがとうございます。
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園庭での鬼ごっこ中、鬼役の女の子(5歳)がお友達を捕まえられずふて腐れていたのだけど、急に「いいこと おもいついた!」と言って僕のところに来たので「(一緒に鬼やって!かな?)」と思っていたら、「わたし だっこして はしって!タッチは じぶんで する!」って。天才か!っておーい!
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散歩先の公園で、別の園の子どもたちと出くわしたら、女の子(5歳)がその中の1人と気が合ったようで楽しそうに遊んでいた。園へ戻る時間になると、その子と一緒に僕のところへ来て「せんせい!いまから このこと おともだちに なるから みててね!」と言ってハグ。それがお友達の証らしい。貴重な瞬間!
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「褒める子育て」「褒めすぎない子育て」「理解するまで叱れ」「叱らない方がいい」など、いろんな「子育ての流行り」がある。でも流行るということは廃れるということ、ファッションと違って直しはきかない。大人自身が経験しなかった子育てを実践するのは難しい。ありのままで十分に良い子育てだよ。
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保育学生たち就活がんばってると思うけど、焦って決めるのだけはとめたい。
・学校の先生に勧められたから
・実習先で声をかけられたから
他にもあるけど、これで選んだ保育士の多くが後悔してるし辞めてる。
このご時世にウェブで説明会もできない園で働いて幸せになれると思う?そういうことも重要。
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お友だちが「よるにね、パパと スズむしの こえ きいたんだよ!」と言ったら、女の子(5歳)が「スズむし?ピアノむしとか ラッパむしも いるかな?」と言って「うーん、わかんない」と返ってくると、「ぜったい いるよ!スズだけ なんて じみ だもん!」って。きっと鈴虫泣いてるよ。
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台風による災害の備えとして、浴槽に水を張っておくご家庭があると思うけど、特に小さなお子さんがいる場合は浴槽を覗き込んで転落する可能性があるので、お風呂場に入れないようにする・浴槽に蓋をするなど対策を。いつもは無い水に興味を持つ子は多く、頭が重いので覗こうとして転びやすくなります。
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お昼寝中、男の子(4歳)が「せんせい、ねられな〜い」と言うので「トントンしよっか」と言ったら、「ぼくを ねかせるときは、だっこして トントンするのが コツだよ」って。笑った。ママとパパの会話かな?参考にします!
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女の子(4歳)が自分で使ったティッシュのゴミを片付けずに遊び始めたので、「ゴミはポイしておいで。それから遊ぼう!」と言ったら、バレたかと言わんばかりの顔をした後に「ゴミばこ かわいそう…ゴミ いっぱい ポイ されて…」って。騙されないぞ。…今回だけは先生が片付けちゃうぞ。
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プリンセスごっこ中、もうすぐ昼食の時間だったので「そろそろ馬車で帰りましょうか!」と我ながら良い終わり方を促したなと心の中で自画自賛していたら、「と、そのとき…おうじさまが なきはじめたのです…いかないで!と…」と女の子(5歳)がナレーション入れ始めて笑った。それまだ続くやつじゃん。
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子どもたち(5歳)に「今日の夜にね、お月様が赤くなるんだって!すごいね!楽しみだね!」と言ったら、女の子が「いつも みんなに みられて はずかしく なっちゃったのかな?」って。発想が可愛すぎた。
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子どもに対してよく使われる「ちゃんとしなさい」という言葉。この「ちゃんと」が子どもには曖昧で正しい行動が予想しづらく、「自分は何かがダメらしい。でも分からない」と自信や行動力を失い動けない。なので「ちゃんと」を例えば「こうやって座ろうね」など、具体的に伝えるだけでガラッと変わる。
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男の子(5歳)が「せんせい、きょう ぼく かえらないから」と言うので「どうして?」と聞いたら「ないしょ」と教えてくれず、そのまま降園の時間になりママがお迎えに来ると「かえらない!」と大号泣。理由を聞いたら「みんな かえったら せんせい ひとりぼっち だから…」って。嬉しかったな。
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おそらく9,000円上がっても保育士の不満は解消されません。結局、業務負担は何も変わっていないからです。現行の配置基準では、1歳の子ども6人を目の前に保育士は1人です。6人を見ながら書類作成せざるを得ない園もあります。質の向上以前の問題です。「業務負担軽減」こそが一番の急務なんです。
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だからこそ、保育士の配置基準だってもっと余裕を持たせないといけないし、そのために保育士をもっと集めなきゃいけないし、集めるためには労働環境をもっと抜本的に見直さないといけない。保育士が苦しむと親も苦しむし、親が苦しむと保育士も苦しむ。子育て環境と保育環境は切り離して考えられない。