Tsuyoshi Miyakawa(@tsuyomiyakawa)さんの人気ツイート(新しい順)

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給料が低くても、 ・任期の定めがない(終身雇用)、 ・研究に集中できる、 と、「それ最高!」と感じることができる。そういう研究者は多いのではないですかね。そういうポジションをつくることはできないか、ということを内閣府や文科省の方々と相談してます。 twitter.com/hiraku_mrt/sta…
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私、50年以上、生きてきていろんなことを少しずつ学んできてますが、その中でもやはり 「相手を打ち負かすだけのディベートではなく、相手へのリスペクトを大切にする対話をすることが重要」 という考え方は最も重要なことの一つかな、と。ですので繰り返しで恐縮ですが定期的につぶやいてます。 twitter.com/tsuyomiyakawa/…
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「会いに行ける科学者フェス」! 様々な分野の科学者が一堂に会して分野外の人/一般市民にもわかりやすく研究を紹介するような大きなイベントというのは日本ではありそうでなかったのではないかと思います。 研究者の皆さん、分野は全く問いません。ぜひご発表お願いします! meetings.jaas.science
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亡くなってしまった人の記憶は、ほおっておくと薄れていってしまうわけですが、仏壇の位牌と写真という刺激に向かって祈ることによって脳内3D他者モデルがアクティベートされて維持される、ということがあるのではないかと。
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少しバズリ気味なので、ついでに宗教的な儀式関連で、脳科学的な知見からきた(私の)仮説について書いておきます。 脳の中の音声付き3D他者モデルの話を以前しましたが、仏壇というのはそういった脳内の他者モデルをアクティベートする機能があると思っています。 twitter.com/tsuyomiyakawa/…
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たいへんつらい経験をしたあとに、眠れないことがあるわけですが、そういうときは無理に寝ようとはせずに、親しい人とお話しをする、とかいうのは、よいことなのかもしれないですね。
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アフリカにも、お葬式のときに残された家族を夜通し寝かせないという慣習があるそうです。
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トラウマ的経験後に睡眠剥奪をすると、トラウマ的記憶の定着を阻害できるという国際神経精神薬理学会のZohar会長らによる仮説についての総説。日本のお通夜で夜通し線香を絶やさず寝かせない、という慣習の背景にはそのような合理性もあるのでは、という面白い推測にも言及。 onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/np…
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「試行回数は報告するのか尋ねたところ、「有意差が出た試験のみを報告する」との回答が得られた。」 「これまでの経験では基本的に1度の臨床試験で有意差が出ているという。」 なんという...。 こういうの、公的機関がちゃんと調査しないとまずいのでは...。 itmedia.co.jp/news/articles/…
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「有意差完全保証プラン」って、虚構新聞的ななにかのサイトかと思ってしまいましたが、「産学官共同研究」も行っていて、ここを使っている大学・研究室の名前が実名で出ている...。 orthomedico.jp/research-proje…
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昨日発表された文科省による10年雇い止め関連の調査の結果ですが、該当者昨年9月の段階で、該当者1万2千人強のうち、4月以降の職が未定の方々が40%超...。博士で10年働いたということは、40前後から50代の方々が多いはず。その年代でそんな状況はつらいでしょう...。 mext.go.jp/content/202302…
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保育虐待が話題になってますが関連した話を少し。 脳科学のこの20年くらいで最も顕著な進歩としてハーバード大の Dulac先生らによる養育行動の機序の解明があると思ってます。マウスでは脳に子殺しの回路と養育行動の回路があり特定のきっかけでこれらの回路が切り替わる。 science.org/doi/full/10.11…
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「既知のことが増え過ぎて夢のある課題ややり甲斐がない」 と感じてしまった場合は、その時点で研究者としての適性は激減していると言ってよいのではないかと。 そうなったら、 「世界には知りたくて知りたくて我慢ができない謎がある」 と思っている人をサポートする側に回ってほしいです。 twitter.com/XDF6djm6X2Xfnb…
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夜中の12時からグラントの面接。早寝早起きの規則正しい生活を送っている自分としてはきつい...。 US、UK、日本でチームを組んでいて、審査員の書面のコメントを見ていたら、 「日本だけポスドクの給与が£25K(約400万円)/年も安く計上されているが間違いではないか?」 という指摘が...😰
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ロジカルにエビデンスベースで粛々と議論することは、対話相手を尊重していないわけではない、むしろ相手を尊重しているのである、という考え方が、無意識のレベルまで文化として浸透して欲しいと、かなり強く思うわけです。
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しかし、甲さんの感じ方を見ると、 「意見や批判は心理的な苦痛をもたらすので、他者の意思決定には意見や批判を述べずに「尊重」することが大切であり、それが多様性が尊重されていて心理的安全性が確保されている状態である」 と誤解している方が少なからずいらっしゃるということなのでは、と。
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「心理的安全性」とは、意見や批判を言ってもOKなんだ、という確信が共有できていること、というのがオリジナルな意味なんですよね。
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「「心理的安全性」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。」 とのこと。 日本では、自分の考えを発言すると、「協調性の問題」と捉えられて、人事その他、いろいろなことで不利が生ずる、と感じている人が多いのでは。 recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0…
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日本では、意見を言って議論してしまう傾向が協調性の問題とネガティブに捉えられがちなのではないか、と思うわけですね。
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以前行った日本神経科学学会の博士のキャリアパスに関するアンケートの「博士号取得者についてのネガティブな評価」は何かを問う質問で、「協調性」がダントツのトップでした(回答者の40%以上が「協調性」と回答)。
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で、日本では、甲さん的に、論理やエビデンスによる理詰めの議論が他者(自分)を尊重していないように感じてしまう人が多い一方で、乙さん的に、他者が(尊重されていると感じつつ)受け入れやすくなることのできるような表現・方法で議論を行うスキルが十分でない場合も多いのではないか、と。
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つまり、「他者を尊重する」の意味を、 甲さんの場合、 「理由はどうあれ、他者の意思決定を素直に受け入れること」 と捉えている一方で、 乙さんの場合、 「他者の意見をそれぞれ真摯に論理的に吟味・議論して最適な意思決定を追求すること」 と捉えている、という大きな違いがあるのではないか、と。
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博士が日本社会で受け入れられにくい背景の理由を見た気がしたエピソード(一部改変)。 甲さん(博士でない;研究以外の職業)、乙さん(博士;研究者;委員会にある件の対策を依頼)。 甲:「委員会でa1, a2, .., anの理由でAという対策を行うこととなりました。乙さん、それでよろしいでしょうか?」
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先程、とある場で文科省の方とお話ししたのですが、 ・お子さんが博士課程進学に意欲を示しているがあまり勧められない/勧めていない、 ・アカデミアの仕組みは大学院重点化より前のものに戻したほうがむしろいろいろ良くなるのではないかと個人的に思っている、 という様なことをおっしゃってました。
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15年以上前に私が若手PIをしていた京大・医学研究科の教授から、昨日、直々に、いま京都大学で備品の所在確認が行われているので、貸付物品について移管手続きをして欲しい、という旨のメールをいただいた。著名な教授の先生で恐縮してしまったのですが、そんな事務作業をなぜそんな教授が...。