776
「社会で苦労してそうな顔」の印象には、知能が低い人によくある独特の不衛生な皮膚の質感が交絡してるだろうから、官僚家系が「社会で苦労してなさそうな顔」と叩かれてるの、なんかこう俯瞰すると大衆の自虐ネタになってる
777
要は「苦労してるから苦労してそうな顔になる」という因果関係はなくて、「苦労してそうな顔をしている人は、往々にして能力が低いから苦労することが多い」という相関で因果関係が逆向きになってる可能性がある
778
この嘲笑は「人間には等しい能力があるので苦労しているほうが経験値があって偉い」という暗黙の了解のうえに成り立ってるんだよな、しかし人間には等しい能力はないから、苦労してないほうが賢い可能性があるわけで、この嘲笑をする人は有象無象である身の上を自白してるようなもの
779
発達障害より軽度知的障害のほうが生活能力が高いことは多いのに、自分が発達障害だと思って受診して軽度知的障害と言われて落胆する人が結構いるのは露骨に差別意識が現れててすき(きらい)
780
ちまたで発達障害が話題だから受診する人多いけど、ぶっちゃけその時点での診断結果が間違ってることも結構あって、発達障害グレーゾーンですねって言われてたのに実は統合失調症の前駆症状で、半年後とか数年後に発症するってパターンはかなり多い
781
社会的弱者を助ける仕事、死にたいと助けを求めている人を助けて感謝される作業じゃなくて、今にも死にそうなのに無関心で怒鳴りちらしてる人を怒鳴りちらさずに済むところまで持ち上げて感謝の言葉もないまま世に送り出して見送る作業なので、感謝を求めている人々には不向き
782
感謝を求めている熱意ある人が関わって病むとしたら、怒鳴りちらされるところ以上に、危機的状況なのに無関心ってところじゃないすかね
あの言葉が届かない感じは怒鳴り散らされるよりキツいのでは
783
ほらアニメでもこのパターンあるじゃないっすか、何も知らない子供が殺戮兵器に乗って家族を殺してたりするような、メタな高みから見てる側は危機的状況であることを理解しているけど当事者がわかっていない、あの感じの絶望感よ
784
11世紀の人「罪人が広場で殺されるのをみんなで見るのが楽しみです」
21世紀の人「えーまじか野蛮すぎるだろ何が楽しいんだ」
21世紀の人「罪人が法で裁かれて反省を述べるのを見るのが楽しみです」
31世紀の人「えーまじか衝動行為を反省して再犯が防げるわけないだろ何が楽しいんだ」
785
1世紀「罪人が部族の掟で殺されるのが楽しみ」
11世紀「えー野蛮 唯一神を知らないんだ」
11世紀「罪人が神の裁きで石打ちされるを見るのが楽しみ」
21世紀「えー野蛮 娯楽を知らないんだ」
21世紀「罪人が法で裁かれて反省を述べるのを見るのが楽しみ」
31世紀「えー野蛮 犯罪医学を知らないんだ」
786
31世紀「罪人が早く福祉施設から復帰して労働力になるのが楽しみ」
41世紀「えー野蛮 人間が治療してたんだ」
41世紀「罪人が在宅電脳化でカルティベーションされるのが楽しみ」
51世紀「えー野蛮 まだ人権思想が滅びてなかったんだ」
51世紀「罪人がオフチョベットでジャッフーンとトマト化してる」
787
ちいかわの世界、畜生道なのでは
788
「水はなぜちょうど0度で凍ってちょうど100度で沸騰するのか(そのように定義されているから)」は愚問として扱われるのに「水はなぜ透明なのか(吸収されない波長域で生命が進化しなければ目が機能しない)」は良い問題提起として扱われるの、人類の平均的思考力がこのあたりと示されてるようで興味深い
789
ちなみに「1メートルの振り子の周期はちょうど約2秒になる」は偶然ではないんだよな
790
「昭和天皇は偶然にもちょうど平成になる直前で亡くなった」は笑い話になるけど「COVID-19 は偶然にもちょうど2019年に発生した」は命名の理由を知らない人が結構多そう
792
陰謀論者ってなぜ「陰謀論が自分を騙そうとしている」って疑わないんだろう?と思って知能が低くて辻褄を合わせられないからかと思って眺めてたけど、たぶん最初からその枠組みで考えてなくて「身近な人の話は公理より優先される」という世界観なんだろな。知能とは相関するけど論点がそもそも違う。
793
法律より義理が優先されるのは知能が低い犯罪者に多いパターンであることが報告されている。それに陰謀論者からは「見てないから信用できない」という主張が散見されて、賢いネット民は「外国を目視しなければ外国は存在しないと考えるのか」とか嘲笑するわけだが、そうじゃなくて信頼度の話なんだ。
794
高学歴のほうが他人を信頼するという研究も見かけた記憶があるな。つまり、おそらく「頭が悪いから陰謀論者になってしまう」というより、「頭が悪いコミュニティで育って頭が悪くなってしまった人は、処世術として顔が見えない他人を信頼すべきでないと学んでいる」という観点で考えるべきなんだろう。
795
自己愛性パーソナリティ障害、つまり病的なナルシストは、躁病のように上機嫌なのではなく自分の評判が落ちないように怯えて虚勢を張っているので、自分が見下げられたのを感じるとただちに話題が「知り合いの偉い奴」の人脈アピールモードに入る。たまに「弁護士がいるから訴えてやる」になる。
796
パーソナリティ障害は境界性(いわゆるボーダー)ばかり有名だけど他のやつの言動を知っておくのも大事で、例えば回避性や依存性の人々が「わかりません」と答えるときは「理解できない」ではなく「私に判断させないでください」という意味だ
797
ここで「理解できるまで詳しく説明しよう」と目標を誤設定すると会話が噛み合わなくなる
798
アルツハイマー型認知症で「出来事は覚えてないが嫌な気持ちになったことだけ覚えている」「何も考えてないが紋切型の挨拶だけ流暢に交わせる」といった状態になることは有名だけど、うつ病も同じことになっているように見える。認知症の特徴でもなく精神疾患でかなり普遍的なのだろう。
799
「あなたたち部下は上司のクビを飛ばす危機一髪ゲームでもしてるの?」
「そんなつまらないゲームには興味ないですよ」
って会話劇うまいな
いくつかの技巧が詰め込まれてる
自分にはパッと書けん
800
陰謀論スピリチュアル界隈って自分でネタを考える能力がなくて何か元ネタを引用しててそれを忘れて伝聞されてるんだけど、「人間が増えすぎたからワクチンで減らす」類型ってギリシア神話のトロイア戦争の孫引きで、それはアトラハシス叙事詩が下敷きだから、陰謀論の原型は紀元前18世紀に遡るんだよな