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掃除機を買いに行って「軽量で、音が静かで場所を取らず、コードレスで安価なものを」と条件を絞っていった結果、最終的に残ったクイックルワイパーを購入して帰宅。
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最近自宅の風呂が調子悪いので連日近所の温泉に通ってるんだけど、じっくり長湯した後にマッサージチェアで揺られていると明日への活力が湧いてきて、「会社行きたくねぇなぁ…」だったのが「会社行かねえ!!!」に変わってきた
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「起きてる時間は常にドラクエ、腹が減った時だけ外に出る」という生活をしていた時期があったんだけど、ある時財布を家に忘れてきて「まあ道中何人か倒していけば飯代くらいにはなるだろ」という考えが自然に浮かんできた時はちょっとゲーム控えようと思った
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大学3年の時に先輩から貰った就活本には「トイレから面接は始まっている!掃除のおばちゃんが影の面接官」「会社を出ても油断は禁物!最寄の駅まで君は監視されている」とか書かれていて、外国人が「日本人は皆ニンジャ」とか誤解するのも無理ないと思った。
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ニート期間を「人生の夏休み」と呼んだりするけど、自分の感覚では「終わらない8月32日」だった。人と同じ9月1日に戻る事もできず、「夏休みが終わらない恐怖」と「夏休みを終えなくてはいけない恐怖」の相反する二つの恐怖の間で悶々とする日々。
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「毒舌」「腹黒」を自称する人間、毒舌の内容よりも自分の失礼をキャラクター性として受け入れてもらおうとする点に問題がある
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若いうちに無に慣れておかないと40歳ごろにやってくる虚無に耐えられないという話を聞いたけど、あまり無と仲良くしすぎると40歳を迎えられない可能性が出てくる
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「魑魅魍魎」って、理系の人に書かせたら 「鬼*(离+未+罔+兩)」になりそう。
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twitterの「自称変態」は「努力も才能も必要とせず、完全自己申告制で自分にキャラを付与できる」というお手軽さで大量生産されてるけど、一昔前までこの枠は「自称霊感持ち」が占めていたことを考えると、今の方がマシだと思う。
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「自称毒舌」が嫌われるのはその言葉が人を傷つけるからというよりも、自分で作ったそのキャラ設定を他人に共有させようとする図々しさによるところが大きい
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特急の車内検札で「俺は駅員に嘘を教えられてこの電車に乗った、だから料金は払わん」と力技で突破を図るおっさんに対し、車掌が「例えばレストランに行ったとします。そこで料理が口に合わなかったとしても代金は払いますよね?」と回りくどい例えで応戦してて、おっさんの気力ゲージが減ってきている
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Facebookが「バーベキュー写真をシェアしよう!」みたいな、こちらの足が遠のきそうな方向で宣伝しているのは、バイト広告の「和気藹々とした職場です!」と同じで、「適性のない人が間違って入ってこないように」という配慮から
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「昔ながらの給食」を出す店に行ってきた。店内は習字や時間割を張り出して当時の教室の雰囲気を再現していて、更にほぼ団体客で埋まっている所に一人で入ってしまったために余計な想い出までリアルに蘇ってきた。料理が出てくるまで机に突っ伏して寝たフリしていた。
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「娣」(女へんに弟)という字も「いもうと」と読むらしい。そのいもうとは何か余計なもの生えてたりしないか。
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仕事上の出来事をTwitterに書かない方がいいのは会社の情報漏洩につながるからではなく、その日起きた事柄で検索して同僚のアカウントを特定しようとする奴がいるから。
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「お盆の間だけ現世に帰ってきて、明けたらまた死の世界に戻っていく」という点は勤め人も同じなのでは
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日陰者がこぞって嫌う渋谷という街、むしろイベントのたびに発生する邪悪な存在を一手に引き受けてくれる守護神的存在なのではないか
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修羅場を乗り越えることで成長できるのはいわゆる「ちゃんとした」人だけであって、そうでない我々は死なないギリギリのラインを見極めると以後毎回そこを通るクセがつき、たまにラインから落ちる
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「CDの年間売上は納豆と同程度」というツイートが流れてきた。そういえば以前HEY!HEY!HEY!で槇原敬之が「CDって豆腐より売れてないんですよ!」と熱弁してたことがあって、どうもCDと大豆はライバル関係にあるものらしい
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一昔前の自販機に「?」の書かれた缶があったけど、あんな感じで行先表示が「?」の電車を作ってほしい。「どこにも用事は無いけどどこかに行きたい」という人生に疲れた人向け。
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西原理恵子の漫画で「神様が"もういいよ"と言うまで生きるのが人生」というセリフがあって、十代の頃は"もういいよ"を「完走おめでとう」的な意味で読んでたんだけど、今となっては「タオル投入」としか読めなくなった
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セクハラやパワハラとは無縁の職場でも、「共有ファイルを開いたまま離席する」「プリンタの紙詰まりを直さずに立ち去る」のような無属性ハラスメントは存在する
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昔やったRPGで、戦いを挑もうとする主人公を「話し合えばわかるはずよ!」と諌めるヒロインが出てきたんだけど、ここで言う「話せばわかる」は「自分の言い分を相手に飲ませる」であって、相手の主張を受け入れる可能性なんて1ミリも残されていないので、むしろヒロインの方が暴力的に見えた
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人が人生を踏み外す体験談、匿名掲示板の頃はお話として見ていられたけど、SNSになって人間の解像度が上がったことで笑って読めなくなった
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料理バトル漫画におけるインフレは料理法とリアクションを過激化する事で実現されるため、そのうち「狂った料理人の狂った料理を食わせて審査員がより狂った方の勝ち」みたいな事になって漫画が破綻する。その点『美味しんぼ』は最初から登場人物が狂っているので長期連載が可能になっている