中井 圭(@nakaikei)さんの人気ツイート(いいね順)

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マンションの入口にて。ここ最近あまりに忙しくて余裕が無くなりつつあったけど、これ見て少しだけ気持ちが落ち着いた。
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次の総理が誰になろうとも、国民の中に長く染みついた権力への無条件の隷属心理が変わっていかない限り、同じことを繰り返す。党派性関係なくおかしなことが起きたらおかしいと声をあげること、投票行動で示すことなど、当たり前のことをして、少しずつ変えていくしかない。それができるのは国民だけ。
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映画館には客席に充満した白煙が20分でほぼ完全に消えるだけの換気能力があることを立証。映画館は密閉空間に相当しないことが分かった。愛知県で実験。/映画館「密閉空間に相当しない」 換気実験、動画でPR:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASN7Y… #新型コロナウイルス
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以前「今いる場所から上映開始に間に合う映画を知ることができる機能が欲しい」とツイートしたら、Filmarksの方から連絡が来て打ち合わせしました。その機能がFilmarksでリリースされたようなので、みなさん使ってみてください。 https://t.co/eCSSmM6mAO
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アカデミー賞授賞式のクリス・ロックとウィル・スミスのやりとりは、家族愛の名の下に美談になっていいものではない。場にジョークは必要だが、たとえ無知であっても、盛り上げるため人を傷つけるネタは肯定し得ないし、結果怒りが沸騰しても暴力行為が肯定されることはない。それは再認識したい。
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この数年、日本で起きてきたことの本質は「(世の中でどれだけ間違ったことが行われていても)どうせ誰が何を言ったところで無意味だから、諦めて自分のことに集中した方がいい」という民主主義の緩やかで確実な死と、極端な個人主義の推進だったと思う。今更でも抵抗しないと後悔すると感じている。
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「批判はやめよう、優しく生きよう」という言説は、表面的には耳障りよく一見ポジティブに聞こえるけど、世の中が明らかに転落しつつある状況に対して「間違ってるから、まともな形に修正していこう」とちゃんと声をあげる方が、これからの社会にとって余程前向きな姿勢なのではないかと思います。
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この数年で日本の政治は、どこまで国民を適当にあしらえるかを試すチキンレースになってしまった。そして、この国民はどこまで適当にあしらったところで問題ないと政治家たちが気付いてしまった。次にどんな政権になっても、国民は同じような扱いを受け得る可能性がある。それがとにかく悲惨だ。
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いまの日本は、社会的影響力を持ち他者の模範となるべき人々が、本来許されないような差別や不公正を、無条件または条件的に容認する姿勢を見せている。その振る舞いが、社会が教育をベースにそなえてきた良識の、たがを外すことに接続している。突然こうなったんじゃない。もう軸が狂っていると思う。
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ごく普通の、真っ当な話にいちいち感動しなければいけない現在をかなしく思う。 twitter.com/emil418/status…
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『ラーゲリより愛を込めて』(12/9公開)、戦後シベリアの収容所で強制労働させられる中、苛烈な状況にも希望を失わなかった山本幡男の姿勢を描く。苦境でも前向きに愛を謳う感動劇の裏側に、瀬々敬久監督が人の尊厳を伝える。本作を支えたのは確実に俳優。特に二宮和也の確かな演技で映画は成立する。
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『そして僕は途方に暮れる』(1/13公開)、面白い。本作の重要なシーンで反復される「何か」という言葉が、葛藤や苦悩に対して容易に答えは出ず、それでも人生は続くことを生々しく的確に表現する。何事からも逃げ続けるその場しのぎのクズ男を藤ヶ谷太輔が醜態を晒しながら好演したのが本作で大きい。
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『わたしは最悪。』(7/1公開)、傑作ですね。すぐに目移りし何事も続かない30歳女性。数多の物語は、登場人物に2時間で成長を求め批評するが、本作はあるがままの彼女の葛藤や愚かさに、近づき過ぎずも寄り添い、何より決してジャッジしない。その眼差しは現代的で適切。ぼくは、この映画が大好きだ。
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『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を観た直後に、ここまで有害さを全開にできる感性が恐ろしい。金子監督は何も間違っていない。同作がトキシック・マスキュリニティを抱えた人にとっての踏み絵のような映画であることは確かで、それまでの自分が否定されたような気持ちになる人もいるだろう。 twitter.com/time_graffiti/…
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『窓辺にて』(11/4公開)、面白い。妻の浮気を知っても感情が動かない男の心の旅。手放すことを肯定する、大人の優しい物語。稲垣吾郎さん独特の浮世離れ感は彼が演じた全ての役の最適解。今泉監督は台詞の間に生まれる空気にこそ最も多くを語らせる。故に言葉にならない言葉が飛び交う長回しは必然。
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徐々に不正が浮かぶ中、現代のオリンピックが象徴しているのは「たとえ不正があっても、その悪を上回るメリットがあるなら、それで良いじゃないか」という極端に歪んだ現実主義だと思います。その感覚が社会に浸透することそのものが、今後の社会にとってとてつもない損失になっていると感じます。
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まだ山ほどある。映画界は一度きちんと悪行を洗い出し、清算する必要があるし、二度と起こらないように弱者に不利益にならない適切な仕組みを導入する他ない。/園子温の性加害を出演女優らが告発!「主演にはだいたい手を出した」と豪語する大物監督の“卑劣な要求” jprime.jp/articles/-/236…
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総裁選に出馬した河野さんの、一見すると案外話の分かるおじさん風味が、まったく聞く耳持たない菅さんとの対比で、妙な人気を集めそうなムードはあるけど、どのみち自民党には一回責任とってちゃんと選挙で負けてもらった方が、この先の日本のためにも良いと思いますよ。自浄作用が機能してないから。
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濱口竜介監督は希望だ。日本映画も素晴らしい作品を輩出すれば、世界と渡り合えることを連続的に証明している。あとは興行がそれを支える必要がある。派手さはなくても良質な作品がきちんとヒットする市場環境が整えば、製作サイドも企画を進めやすくなるだろう。つまりは我々観客の出番です。
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駅などですれ違う女性にわざとぶつかる男性がいる。明らかに痴漢行為であり、暴力であり、女性蔑視だ。ただ、ぼく自身も女性から具体的な話を聞くまでそんな卑劣な行為が行われていることに気が付かなかった。知らないだけで世の中無茶苦茶だ。もっと社会を見ないといけない。そこからしか変わらない。
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「音楽や映画に政治を持ち込むな」という言説をよく目にしてたけど、いま音楽や映画の世界で起こっていることって、政治の結果ですよね。フジロックに行きたかった人が医療逼迫で泣く泣く断念したり、映画だって感染拡大の影響を大きく受けている。これは政治の問題なんだと思いますよ。繋がってます。
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『パンケーキを毒味する』(7/30公開)、自然とブラックコメディ化するのが今の日本の姿。本当は地上波で放送するのが良いのだろうけど、内容的にも難しいのかもね。『なぜ君は総理大臣になれないのか』も同様で、できるだけ多くの、特に政治に関心のない人々の目に触れていくことが重要なのだと思う。
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民主主義が危機に晒された要因として、政治で問題があった時、真摯に反省して改善する対応より、そもそも問題自体を認めないほうが権力維持に効果的だと気付いてしまったこと。自分たちの利益のため何があっても揺らがない与党の岩盤支持層が一定数以上いて、投票率が低い日本の民主主義は攻略された。
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映画業界で働くキャスト、スタッフのみなさん。条件に該当する人は、持続化給付金(最大個人100万円、中小法人200万円の支給)の申請を忘れずに行ってください。思った以上に条件に該当する人が多いと思います。締切は先なので焦る必要はありませんがよく読んでください。 meti.go.jp/covid-19/jizok…
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五輪開催などまさにそうだけど、政治が、社会が抱えている問題を真正面から解決することではなく、問題から国民の目を逸らすことに主眼を置いている段階で、我々は悲惨な状況を生きてるのだなと思う。