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							医療崩壊という言葉、病院の内側からだと「本来別の仕事をしている診療科が発熱外来に動員される」時点で業務崩壊だし、外から見ると「救急車が来たのに搬送先がいつまでも決まらない」状態だと言える。
ふだん病院を利用しない人には、利用するその瞬間まで、崩壊を感覚できないことが問題で。
							
						
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							この期に及んで「病院がサボっているから医療が崩壊」論とか、竹中さすがに口閉じてくれ。。。
							
						
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							ガソリンエンジンの、「効率を高めつつ、軽量化に配慮しつつ、日常生活の負荷を10年間、累計距離で10万キロを、最悪メンテナンスなしでも止まらない」を、再現性を持って設計できることは、もう経験知の結晶みたいなもので、日欧米しか持っていない。どうして今これを手放す決断をするのか。
							
						
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							現場がいよいよ崩れて、入院適応の患者さんに対処ができなくなった時、たぶん政府がまっさきに手を付けるのは、「医療崩壊」という単語の言い換えなんだと思う。全滅は「玉砕」、退却は「転進」だったけれど、崩壊はなんだろう。。
							
						
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							国産のガウンとかマスク、軍事物資に準じた物品として買い上げ/備蓄にまわしてほしい。今年の3月4月に何があったのか、さすがにまだ記憶はあると思うのだけれど。国内の生産力が無くなると、いざというときにどれだけ困るか。
							
						
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							イソジン吉村知事は、「私は」とか「大阪府は」で始まる言葉が多く、「〇〇病院が」的な、現場から始まる言葉が少ないように思う。「私が要請して病床を増やしました」であっても、「〇〇病院が病床を増やしてくれました」ではないような。
あれ、現場の士気が地に落ちる。
							
						
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							そろそろさすがに、「カラオケはよほどのことがない限りしばらくやめてください」「会食をするのなら、極力喋らないでください。できればテイクアウトの利用を」「電車の中ではマスクをして喋らないで」ぐらいに具体的な提言を出してほしい。婉曲な表現が通じる時期は過ぎた。
							
						
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							西浦先生の本を読んでいる。予想されうる危機をどれだけ発表しようとしても、厚労省の「危機は起こらない。問題は地方自治体が解決できる大きさ」という大前提に阻まれる描写が、読んでてこちらまでお腹が痛くなる。今年3月頃すでにこんなで、今も状況は変わっていないように見える。
							
						
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							西浦先生の本にも、「行動制限で発生する経済ダメージを数値で計算できる人」を想定して経済学者の助力をお願いしたら、呼ばれた人たちが何故かPCRを合唱、感染予防の話題ばかりになって往生した(自分の解釈)という記載があったけれど、数字を出せる経済学者ってどうして呼ばれなかったのか。
							
						
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							旭川、DMATの近藤先生が現地に出向しておられたけれど、あれは鉄腕アトムならお茶の水博士、鬼滅の刃なら産屋敷耀哉が、ライフルなり日輪刀なりを持って最前線で戦っている状況。
指揮官先頭かつ背水の陣、補給無しの現状そのもので。
							
						
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							でも「有事に馬鹿が旗振るとすごい数の人が死ぬ」という教訓は、何十年かぶりに再確認できたよね。全然陳腐化していなかったし、学習効果も引き継がれてなかった。
							
						
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							介護施設を探すときには、設備や理念ではなく、「食事の介助はしてくれるか」「排便回数はカウントしてくれるか」「点滴/皮下輸液の経時的管理は可能か」「在宅酸素の調整はスタッフがしてくれるのか」「坐薬や浣腸はやってもらえるのか」あたりを、具体的に聞いたほうがいい。
							
						
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							この状態は、「ひっ迫」ではなく「破綻」でいいと思うのだけれど。
政府が「退却」を「転進」と言いかえるのはともかく、メディアがこういう表現を使う理由ってなんだろう?news.yahoo.co.jp/articles/dada4…
							
						
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							これは「ずるい」と言うよりもまず、「勇気あるな」が先に来てしまう。。
ワクチンて、国家事業だからこそのギリギリ信頼できる薬剤で。 twitter.com/Mai_Intl/statu…
							
						
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							発熱外来が限界に来ている絵図を報道するなら、地域の消防署にある通信指令室を取材してほしい。救急外来にカメラを入れると、「電話で患者さんを断るドクター」の絵になってしまう。消防からそれを見ると、10件も20件も病院を探して引き受け施設がない、状況が視覚化されるはず。
							
						
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							でも1都3県の緊急事態宣言要請、菅総理があれを受ければ「今まで何してたんだ」になるし、断れば「じゃあ何するんだ」になるし。
どちらに転んでも難しいのは分かるんだけれど、「聞かずに逃げる」を選んだのにはびっくり。
							
						
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							政府からのメッセージは、飲食店を締め上げるのではなく、「ワイドショーやニュースでは出演者はマスク着用を義務化/マウスシールド廃止」「会食の場面で会話をしている絵図を報じない」の徹底を、メディアに課してほしい。
別の方向からメッセージを出さないと、今届いていない人には届かない。
							
						
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							「厚労省にまず出して検討してもらったのですが、「非公開資料として扱います」ということでした」という言葉が重たい。。西浦先生の著書で描写されていた、数ヶ月前の状況と何も変わっていない。
buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
							
						
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							もう何百回も引用されているだろうけれど、「戦線から遠のくと楽観主義が現実に取って代わる。最高意思決定の段階では、現実なるものは存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ」の論は、国家が鉄火場にある昨今、やっぱり真実だったなと。
							
						
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							やっぱりこう、感染症収束と経済再生の二兎を追う姿勢を政府が見せたあたりから、世論の分断が一気に進んで収集つかなくなったように見える。
もちろんどちらもやらないといけないとはいえ、主治医がくわえタバコで患者さんに禁煙を命じるような、矛盾したメッセージは混乱しか産まない。
							
						
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							モデルナのワクチン、変異種に対応した製品の治験が始まると、朝のニュースで報じられていた。
サラッと流されていたけれど、従来のワクチンから考えると、これはとんでもない対応速度で。
							
						
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							小林化工の事件が起きてから、出荷調整に入る薬剤が急に増えたり、薬局に納入される薬剤の銘柄が根こそぎ変わったり。正直今まで、「内服薬というものは処方箋を切れば無限に湧き出すものだ」ぐらいの認識しかなかったけれど、日本の薬品流通ってここまでギリギリだったのか、と最近驚く。
							
						
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							ファイザーのmRNAワクチンなんて、あの技術を基盤にしたこれから先の医療需要を見れば、ワクチン自体から得られる収入なんて、「この技術がコンバットプルーフされた」という実績に比べれば、投げ捨てたっていいレベルなんじゃないだろうか。。
出荷数もものすごいし、利益度外視だと思う。
							
						
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							だいたいCOCOAって、できが良い/悪いを論じるどころか、国がアプリの検証プロセスを全く見ていなかった、なんなら丸投げしたあと知らんぷりしてたという話なんだから、むしろ大臣が頭を下げるべき問題で。
開発者刺すのは筋が違う。