19世紀末イギリス 淑女が着用した上着【ヴィジット】 仕様書を無料公開します 背中から袖が生えた構造のヴィジットは、19世紀の写真やイラストでよく見かける流行のデザインです しかし特殊な構造のためにほとんど認識されていません 仕様書にて詳しく解説しております rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
【 A4サイズに対応した書留鞄 】をつくってみました 以前、大好評だった 昭和40年代の書留鞄 を大きくしてみたのです 大きくしてもやっぱり可愛いフォルムをしています こちらの型紙もBASEで販売しております 割引きクーポンも発行したので、この機会にいかがでしょうか rrr129demi.official.ec
6月5日(土)は渋谷にて【 オーダー相談会 】をおこないます 半・分解展の造形美をご自身のサイズで仕立ててみませんか お値段は5万円~20万円ほど 予約制でおこないますので、ご興味ある方はHPよりご連絡ください sites.google.com/view/dd-utsuwa…
念願叶い手に入れた当時の「サイドサドル スカート」 内側には乗馬する際の、秘密が隠されています 1890年アメリカ
19世紀末イギリスの羽織り 「ヴィジット」 もうすぐ仕様書が完成します 「ジャパニーズスリーブ」と呼ばれる複雑な袖の構造を、いかに分かりやすく図解するか悩みました 近々、無料公開しますのでイラストや服づくりの参考にしていただけたら幸いです
まず驚いた点は、身頃とプリーツが「1枚続きで裁断」されていることです ウエストに切り替えがあると思いきや、ほとんどのウクラニアンコルセットにはありませんでした つまり「超贅沢に生地を使う構造」なのです 切り替えを入れて上下を分断すれば簡単なのに、そうはしないんですね
写真や絵画では知る由もなかった背中には、幾重にも折られた「プリーツ」が施されていました その長さは、一周で3m80cmにもなります よく観察してみるとそのプリーツは、現代では考えられない方法で設計されていることに気が付きました
20世紀初頭 ウクライナの民族衣装「ウクラニアン コルセット」を紹介します 花柄の刺繍が施されたシャツ「ヴィシヴァンカ」は有名な民族衣装です 私はシャツの上に羽織っている「不思議な構造のベスト」に惹かれました 実物を見てみると、驚くべき背中の造形がわかってきたのです
【半・分解展を一緒に巡りませんか?】 2021年 東京展の様子を、ナレーション付きでYoutubeにアップしました 来場が叶わなかった方は、ぜひご覧ください 100年、200年前の構造美を分解/研究し、発表する個展です youtu.be/_TPqHyh_ZKU
昔の郵便屋さんが使っていた「書留鞄」 みなさん素敵にアレンジして製作してくれています 型紙をご使用いただき、ありがとうございます Youtubeに書留鞄を紹介する2分の動画をアップしました かわいい形のレトロな鞄をご覧ください youtu.be/BmGjW_QXegQ
1666年10月7日にイギリスで誕生したベストは「貴族に倹約させる」ための服でした つまり「見えない背中や袖は、安価な布でつくれよ」という意味を含んでいたのです ところがフランス貴族が黙っていません イギリスが生んだベストをそれはもう豪華絢爛に装飾したのです ここからが地獄の始まりです
1750年イギリス メンズウェアの頂点「ウエストコート」を紹介します ウエストコートとはベストのこと ところがこの服はベストに見えません 袖が付いているので、まるでコートのようですね 現代では脇役のベストですが、18世紀は「貴族の洋服の頂点」に君臨していました 構造と歴史を探りましょう↓
正面はこの通り、真四角なシルエットです シンプルな設計の型紙からは想像できないウエストのくびれは、中に仕込まれたウエストベルトがつくり出します Blogでは、着用動画も公開しているのでサイズ選びの参考にされてください rrr129annex.blogspot.com/2021/04/yoke-c…
1892年イギリス 「ヨークケープ」 このケープは、半・分解展で予想以上に人気でした ボックスシルエットの珍しいかたちをしたケープですが、着用するとプリーツが開いてウエストがくびれて見える仕掛けです 【半・分解展の型紙】は5月2日(日)までWeb販売しております↓ rrr129annex.blogspot.com/2020/09/blog-p…
19世紀末の3種類のヴィジットも5/2(日)まで販売しています ツリーTopのリンクから購入できます それぞれ異なる背景から生まれた同じ衣服です 完全に冬物ですが、ご興味あればご連絡ください すべて私が縫った1点物となります
ヴィジットの時代背景や構造は、Blogにまとめております 19世紀ツーリズム文化に適した「フィレンツェモデル」 高貴な印象の「公爵夫人モデル」 2種類のバッスル ヴィジットを紹介しています また、型紙は5/2(日)まで販売しております 貴方もつくってみませんか rrr129annex.blogspot.com/2021/02/visite…
ヴィジットは、半・分解展でも大人気でした 皆さん素敵に着こなしており、眼福です 型紙も多くのかたにご購入いただいておりますので、今回の仕様書、そしてYoutubeの解説と合わせて構造を理解してください きっと素敵な1着が縫えるはずです Youtubeでの解説↓ youtube.com/watch?v=q557h1…
1892年イギリス ヴィクトリア時代 複雑怪奇な女性の上着「ヴィジット」の仕様書を無料公開します 背中から生える袖の構造を、徹底的に図解しました 下記リンクよりDLできますので、ご自由にご利用ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
コルセットを締め上げる姿にもまた、釘付けになりました 美しかったです 本当にありがとうございました
ヴィクトリア時代の訪問着「ヴィジット」も完璧に着こなしています 絵画のなかに描かれていた姿が、美術館のガラスの向こうにあった本物が、圧倒的に目の前に美しく存在する これが半・分解展です
19世紀末 ヴィクトリア時代 ウエスト52cm/バスト94cmのコート「アルスター」を完璧に着こなす人が現れました 人間ってスゴいですね
24日(土)は11時よりオープン 20時50分までの開催となります 夕方以降が空いています 皆さんの試着姿が、大変勉強になります ありがとうございます
バッスルを着用した方が、半・分解展に来てくださいました もう、シルエットが神がかっていて、語彙がなくなりました ただただ感謝です 美しい。。。
まるで「人間美術館」だなと思いました 皆さん、数百年前の洋服を美しく着こなしています 毎日ひとりで縫い続けてきました こうして人が着る姿を見ることができ、私は感動しています ご来場いただき本当にありがとうございます 半・分解展は4月26日(月)までの開催です
今回の半・分解展で、私が最も伝えたいのは「傾きの構造」です 「美の根幹は、傾きの構造にある」と私は考えています なぜ旧き衣服は、釦の開閉だけでこんなにも造形が変化するのでしょうか? 地の目はどこに通るのでしょうか? 会場で実演解説いたしますので、お気軽にお声掛けください