新型コロナに感染しても多くの人は軽症〜中等症で済みます。ただし「高熱や咳が出ているが、肺炎や酸素飽和度の低下はない状態」も軽症です。「人工呼吸器やECMOを装着すると離脱が困難となるため、ネーザルハイフローやNPPVで何とか凌いでいる状態」も中等症です。いわゆる「瀕死の状態」が重症です。
本日報告された10歳未満の子どもの重症化については、陽性確認後にけいれんを起こして救急搬送、そのまま人工呼吸管理となっているようです。基礎疾患はなかったとのこと。都内では3例目となっており「子どもは重症化しない」というのは過去の話です。また、20代も2人、30代も3人が重症化しています。
●施設内の内訳は、医療機関3ヶ所で患者9人、職員1人。高齢者施設6ヶ所で利用者6人、職員4人。その他、大学、高校、中学、小学校、保育園など。 ●海外渡航歴3人は北米、西ヨーロッパ、南米(国名は非公表)。大会関係者。 ●10歳未満の子どもが重症化しました。基礎疾患なし。 ●デルタ株は665人。
都内では、65歳以上は7割が2回目接種を完了しましたが、64歳以下はわずか2割。多くの自治体では予約すらとれない状況です。政府も都も「とにかくワクチン接種を進めましょう」と発信していますが、前提が違う。「ワクチン接種が順調に進んでいないので、自己防衛してください」と呼びかけるべきです。
都基準の重症者=人工呼吸器またはECMOを装着している患者は、昨日時点で80人。いわゆる瀕死の状態ですが、加えて、間もなくそうなる可能性の高い患者(ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている111人など)も260人。国基準では773人となります。約8割は60代以下、10歳未満の子どもも含まれます。
都内の入院患者数が3,000人を超えました。うち約9割が60代以下(約2割が50代、約2割が40代、約4割が30代)となっています。この後、最大確保病床数6,406床まで拡充しますが、これらはあくまで「最大限転用し得る病床」であり、代わりに救急や一般診療、手術などの通常医療が制限されることになります。
本日の都内新規感染者は3,865人。3日連続で過去最多を更新しました。陽性率が20%に近づいているのは検査が追いついていないことの現れ。実際にはこの数倍はいると思ってください。このまま増え続けると、8月上旬にも病床が埋まります。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
都内の陽性率は16.9%、こちらも過去最高です。感染拡大の勢いに検査が追いついていません。本日の3千人もあくまで氷山の一角、無症状者を含めれば1日に数万人が感染している可能性があります。ウイルスは身近にいると思ってください。この後はお盆。旅行・帰省で移動が活発になれば全国に拡がります。
あらためて、都・福祉保健局長の「いたずらに不安をあおらないで」発言は最悪。都からのメッセージとして都民に伝わり、楽観バイアスに拍車がかかったらどう責任をとるのか。全国でもこんなことを言っているのは東京都だけ。恥ずかしい。リスクコミュニケーションを抜本的に見直さなければ。動きます。
小池知事まで「感染者数ではなく重症者数」みたいなことを言い始めていて、本当に良くない。ワクチン接種が進んでいるならまだしも、まだ高齢者しか打てていないのに。少なくとも今は感染者数が重要であり、減らすことに注力すべきであり。これを政治・行政が放棄したら終わりです。批判していきます。
本日の都内新規感染者は3,177人。昨日に引き続き、過去最多を更新しました。もはや市中感染の拡大はコントロールが効かなくなっています。陽性率も15%を超えており、検査が追いついていません。ウイルスは身近にいると思ってください。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
東京都まで「重症者・死者が増えなければ感染者が増えても良い」という方向に舵を切ろうとしているが、そのような開き直りは危険。当たり前ですが、分母が増えれば分子も増えます。ワクチン接種が進み、重症化や死亡には至らずとも、後遺症は残ります。すべては感染者を減らすことでしか解決しません。
東京都は都内の医療機関に対し①救急医療の縮小・停止②予定手術の延期③診療機能の縮小など、通常医療の制限を検討するよう求めました。本来のキャパシティを超えてコロナに対応するということは、コロナ以外を犠牲にするということです。これが続くと「助かるはずの命が助からない」状況になります。
「東京3,000人」がトレンド入りしていますが、誤報です。本日の新規感染者は2,848人。いずれにせよ過去最多であり、最大限警戒しなくてはならない人数ですが、飛ばし記事に振り回されるのはやめましょう。焦らなくても、当日の新規感染者数は16時45分に出ます。都庁記者クラブへのリリースの時間です。
本日の都内新規感染者は2,848人。第3波のピークであった1/7の2,520人を上回り、過去最多です。あくまで1〜2週間前の感染状況であり、氷山の一角です。感染力の強いウイルスが市中に蔓延している状態です。最大限の警戒をしてください。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
医療リソースは有限です。特に、医師・看護師はじめ医療従事者は足りておらず、1年そこらで増やせるものでもありません。それでも重症化を防ぐ治療法の確立など、さまざまな努力をしてきました。「医療業界はこの1年間何をしてきたのか」といった心ない意見が、医療現場に負担をかけていると思います。 twitter.com/ha4_moto/statu…
都内における入院者数は本日時点で2,717人。入退院の差し引きはありますが、1日に約60人ずつ増えています。すでに入院調整が困難となりつつありますが、このペースだと1〜2週間後には第3波のピーク=3,427人に近くなり、通常医療にも影響が出ます。コロナ以外の急病や交通事故にも気をつけてください。
本日の都内新規感染者は1,429人。連休明けのためイレギュラーではありますが、前週比で倍増、月曜では過去最多となりました。本日も検査が殺到しており、その結果は明日以降です。厳しい状況ですが、事実上、何の手も打てていません。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
念のために言っておきますが「オリンピックが盛り上がったこと」と「強行開催したことの是非」は別ですからね。選手のことは応援しても、政府のことは許していないですからね。ワクチン確保の遅れも、水際対策の失敗も、バブル方式の崩壊も、組織委のゴタゴタも、チャラになるわけではないですからね。
本日の都内新規感染者は1,763人。連休の影響で検査は減っているはずですが、この数字。日曜では過去最多となりました。明日からは連休に感染してしまった人が医療機関に殺到する見込み、2,000人超えも覚悟しておいた方が良さそうです。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
明日は連休で感染してしまった人が医療機関に殺到、かなりの検査数、かなりの感染者数になるでしょう。病床はひっ迫してきており、入院調整が困難となっています。自宅療養のフォローも強化していますが、病院でしか出来ないことは多いです。第5波に突入してから2週間、そろそろ重症者も増えてきます。
感染拡大の先行指標である「東京都発熱相談センターにおける相談件数」がここ数日で急増しています。特に7/22は3,548件と異常な増え方をしており、入力ミスではないか確認していますが、連休で医療機関がお休みのため殺到している可能性あり。年末年始やGWにも同じ傾向はありました。警戒すべきです。
本日の都内新規感染者は1,359人。「2,000人を超えなくて良かった」と思った人も多いと思いますが、連休中は医療機関や検査機関が休日体制となるため減る傾向にあります。決してピークを過ぎたわけではないので、油断しないでください。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
本日の臨時議会・本会議にて「木下ふみこ議員に対する辞職勧告決議」を可決しました。直ちに都議会議員を辞職することを求めるもの。ただし法的拘束力はなく、本人の出処進退次第ですが、本日も欠席をしており、連絡がとれない状態です。除名したとは言え公認した責任もあり、あらゆる手を尽くします。
本日の都内新規感染者は1,979人。2,000人も目前ですが、明日から週明けまでは連休の影響により、感染状況を反映した数字になるかどうかわかりません。もし減ったとしても「ピークアウトしている」などと油断しないようにしてください。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…