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悪口や陰口ばかりの男児がいた。見かねた父親が言う「かごいっぱいの鳥の羽を歩きながら町じゅうに一枚ずつ、撒いてきなさい」渋々と男児は言われた通り羽を撒いた。帰りつくと、父親は「さぁ、次は羽を拾ってきなさい」と言う。そんなの無理だよ!
「悪口も似たようなものです。さぁ拾ってきなさい」
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中秋の名月が雲で見えないのを無月(むげつ)、雨で見えないのを雨月(うげつ)と呼ぶそう。見えずに残念な気持ちもありつつ、むしろ見えない月に思いを馳せて夜空を眺めるという古来からの言葉。見るではなく観る。目に見えない月を「観」じて感じる中秋の名月もいいかもしれませんね。
#中秋の名月
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ふぅ、朝から髪の寝グセ直しに1時間かかりました。
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『ご飯食べるとき、お風呂入るとき、寝る前に』南無阿弥陀仏を唱えるといいです。これで極楽浄土はまちがいない。えー。そんなの無理ー。という方に朗報です。裏ワザがあります。命が終わる一日前に南無阿弥陀仏と唱えても大丈夫です。ぜひお試しください。
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イジメにつながるおそれがありますので、アダ名や呼び捨ては禁止いたします。全員、戒名にします。髪型によってイジメにつながらないよう、全員剃髪でございます。服装もイジメにつながるおそれがありますので、木の汁で染めたボロ布一枚に統一いたします。よろしくお願いいたします。
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お寺の見学に来た方にお寺の縁起を説明しながら「あ、スマホやカメラでのお寺の外観や境内の撮影、及びSNSへのアップロードは……積極的によろしくお願いいたします」と言うと、ウケます。
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お経って7000巻あんねん。
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花の近くで二匹の蝶がじゃれ合うようにして舞っていた。微笑ましい和やかな光景である。専門家がいうには、実は蝶同士の縄張り争い。ケンカをしている最中なのだそう。これを知ってから、Twitterでケンカしてる人を見ては蝶が戯れる姿を思い出し、穏やかな気持ちになれるようになりました。合掌
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別れのときを迎える。「さようなら」のあとに「またね」と言えるのは、いつかきっと会えると信じているから。信じたいから。別れはいつも突然だから、たいせつなあなたを「またね」の言葉で送りたい。
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セブンイレブンのカレーを食レポしました。
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しばらく経った頃、ふと金の鍋を盗みたいと思う心が無くなっていた。長老が男に「ついに僧侶となりましたね」と微笑みかけた。すべてお見通しだった。その後、男は正式に僧侶となり、仏道を歩んだ。盗むはずだった金の鍋。今では毎日その鍋に手を合わせ礼拝するようになった。仏縁は誠に不思議である。
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喧嘩別れで「もう知らない!」という捨て台詞はあるけれど、むしろ「ぜんぶ知るからね!」とか言われたらちょっと恐怖を感じますね!
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3階建ての家がほしい金持ちがいた。金持ちは大工を雇った。大工は時間をかけ家の底の基礎から1階をつくり2階を組もうとしていた。その様子を見に来た金持ちはこう叫んだ。「何をしている!オレがほしいのは3階だ!1階も2階も要らないから3階だけ作れ!」
実に愚かだ。
底辺と聞いて思い出す仏教の説話
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お釈迦さまのお誕生日おめでとうございます。生きとし生けるみんなが幸せでありますように!
#4月8日はカレーを食べよう
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線香は手紙みたいなのものです。手紙の書き方にも、縦書き横書き、ハガキ、数枚の便せん、様々あります。いずれにせよ相手へ心をこめて丁寧に言葉を選び書くことが大切。線香の作法や本数は宗派によって違いがあります。しかし、まず心をこめてお線香、それで間違いありません
#坊さんあるある2022盆