金精軒(@kinseiken_jp)さんの人気ツイート(古い順)

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ボンボンの写真を撮影していると、中のシロップが我慢できずに染み出ているものを見つけました。 吸血鬼であることを隠して生活している方が、他人の切り傷から滲む血を見て思わず生唾を飲み込むシーンと言ったら通じるでしょうか? 食欲が猛烈に湧き上がり、直ぐに首を振って我に返るアレです。
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冬用に山梨のワインを使った琥珀糖を作っています。 紅白は和菓子だと縁起物の色なので見ていて気持ちが良くなります。刷り込みみたいなものです。 プログラマーさんが数字の255を見ただけでキリ良く感じる話と似ているのではないでしょうか。
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どら焼きの作り方を変えたお陰で、よりふかふかで美味しい生地が焼ける様になりました。 ふかふか過ぎて口が空きっぱなしになってしまうようになりましたが、どら焼きは本来口を綴じない物なのでこれはこれで良いです。 口を綴じたものは三笠と呼ばれます。
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三笠をどら焼きと一緒くたにしても俗に言う"警察"が現れないのは、三笠が生まれた奈良県の皆さんの心が広いためではないでしょうか。
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「目的地をよく聞かないまま誘われたドライブに着いて行ったところ、金精軒が目の前に現れて驚くフォロワーさん」が時々いらっしゃいます。 「ラピュタは本当にあったのか」といった顔付きで「ここ知ってる!」を連呼なさる様子を見ていると何だか笑ってしまいます。
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柚子をいただいたので、熱いお湯を注いで香りを楽しみました。寝る前に飲むと心も体もポカポカします。 これが所謂デトックスウォーターなるものなのかと思いましたが、お菓子屋の性でうっかり蜂蜜を入れてしまったので美味しいだけの飲み物です。 明日はうっかり焼酎と炭酸が入るかもしれません。
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洋菓子が美味しいのはバターや生クリームなどの油分による影響が大きいです。 和菓子には含まれていないものが多いですが、そんなお菓子にはコーヒーがよく合います。コーヒーには豆の油分が含まれているからです。 芋羊羹もなんだかリッチな雰囲気に感じられます。
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お正月にちなんだ虎の上生菓子に、どんな餡子を入れようか皆んなで相談しています。 日本酒にしようと仕切りに推してくる社長の意見が、客さんの事を考えているのかいないのかよく分からなかったため、自分は何か華やかな味のするフルーツ味を希望しました。 パイナップル味とかどうでしょうか。
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お正月の上生菓子を並べてみました。 左上から、竹、梅、鶴ときたところで次が何だったか分からなくなってしまいました。 出直してきます。
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新品の包丁を使っていた職人さんが、突然古い包丁を持ち出してきました。 これは漫画によくある「性能の良い新型よりも馴染んだ相棒の方が使いやすい」あのエピソードと同じ物に違いありません。次元大輔のアレです! しかし実際は包丁に撮影者の顔が写るのを防ぐためでした。お心遣い感謝します…
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金精軒には「業務用野菜の水切り」があります。とんかつ屋さんが大量の千切りキャベツを用意する際に使用する水切りです。 ただ切るのは水ではなくホワイトチョコレートです。
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蒸し器に30キロ近いの餅米がうず高く積まれていました。全部お餅にする餅米です。 当店は、何故かお餅作りに手慣れてるので年末はお餅屋さんになってしまいます。
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お餅を切り分ける機械の性能がよくなり、とても綺麗な長方形で揃えられるようになりした。お餅を何百枚も切るのは大変なのでありがたいです。 二段階右折のような動きもお気に入りです。
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お正月が近付くと柿のクリームを使ったお菓子を作るようになります。 市田柿という長野県の干し柿をラム酒に漬け込み、それをバターと混ぜてふわふわにしたものです。 この柿クリームがいつぞやに呟いた柿のシロップ漬けのアイデア元になっている次第です。
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先日、Twitterで間違った情報を発信してしまうミスを犯してしまいました。 やはり気まずかったのですが、たまたま同日に「店舗が定休日なのに赤飯を作ってしまうミス」を製造もしてしまったので、みんなで笑いながら売れなかった赤飯を持って帰りました。 大安はやっぱり吉日なんですね。
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「発芽させた玄米」のお餅が搗き立てだったので摘み食いしました。 ここで注意していただきたいのは、動画のように素手でお餅を受け取る際は温度に注意していただきたい点です。 撮影者は焼けた熱い砂に手刀をする訓練や覇気のお陰で、何事もないような素振りを取ることができます。
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お餅の耳を貰ってきたので「おかき」を作りました。ひび割れするほど乾燥させたお餅を油で揚げると美味しいおかきになります。 乾燥が甘いとお餅が油の中で溶けて膨らみ、巨神兵のようなドロドロした塊になってしまいます。 「早過ぎたんだ…」だとか呟いて笑いに変えると良いかと思います。
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お菓子に使う干し柿を加工しました。長野県の市田柿で、とても高価なものです。 どんな食材も大切に扱わねばなはないのに、お値段を思い浮かべるとついつい畏まってしまいます。いけませんね。 お菓子に使わない切れ端を摘み食いする際も気合が入ります。いけませんね。
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ケーキの土台に砕いたクッキーなどを使うことがありますが、あれは売り物にならない割れたクッキーなどが使われます。 ところがそんなケーキに人気が出過ぎると土台用の傷物が足りなくなり、壊すためのお菓子を作る羽目になります。 時にはチョコレートケーキに波紋を叩き込んだりもします。
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何でもない出来事ほど魅力的な呟きになるのがTwitterの面白いところです。どうでも良い話も是非教えて欲しいと社内の皆さんにはお願いしています。 そんな中「お店のダルマのぬいぐるみの目が血走ってます!」とのタレコミがありました。 予想以上にどうでも良い話だったので呟く事にしました。
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雨は夜更け過ぎに、雪へと代わるだろう。 そして降った雪は富士に積もり、お正月の食卓を祝うだろう。 どうもこんばんは、金精軒は和菓子屋です。
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クリスマスでも強引に山梨の話をするためローストビーフを作りました。 山梨の南東部には美味しいクレソンの産地があり、40年以上も前からクレソンを育ててきた農家さんがいらっしゃるからです。 肉料理とクレソンを交互に食べるだけで最高のクリスマスになりました。
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お餅が得意な和菓子屋なので、おでんの餅巾着を自作しました。 昆布を効かせたお出汁を吸ってパンパンに膨らんだお餅に噛み付くと、ほとばしる幸せのマグマで口内が満たされます。 地元のお餅を油揚げに入れるだけなので、是非試してみてください。
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鞠を模した生菓子の色分けがハッキリしすぎているため、どんな技術なのかお尋ねされることがあります。 別々に作ったお菓子を四分割し、それを合体させて作っています。その為、必ず四の倍数でしか作れないお菓子でもあります。 4つの鞠がひとつになれば1つの和菓子は100万パワーです。
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以前、油脂と砂糖を一緒に食べると美味しいお話をしました。バターを挟んだどら焼きなどがそうです。 しかし美味しいのは動物性の油脂ばかりではありません。クルミを入れた焼き餅をお汁粉に入れても美味です。 油分の多いナッツや、タピオカアイスクリームなどと餡子の相性は抜群です。