子どもに「いつでも相談してね」とだけ伝えると、「ん?相談してもいいっぽいけど…どのタイミングで?」と思わせてしまう可能性があります。 なので、「ちょくちょく声かけるからさ、もしその時に話せたらちょっと話聞かせてよ〜」と、相談のタイミングを子どもに丸投げしない形で声をかけています。
子どもに使う言葉は、子どもが使う言葉になり得ます。更に言えば、その子がその子自身に向けて使う言葉にもなり得るのです。 自分を労い、励まし、休ませる為には、自分を認める言葉を、自分にかける必要があります。だからこそ、私は子ども達に言うのです。「本当によくやってるよ、君は最高だ」と。
子どもの「死にたい」は多義語です。 ・死にたくない ・話がしたい ・認めてほしい ・助けて ・1人にしないで ・甘えたい ・ムカつく ・寂しい ・自分が嫌だ 子どもからの「死にたい」を聞いた時、「死にたい」気持ちを認めて受け止め、どうしてそう感じているのかに心を寄せて話を聞いています。
『子どものために何ができるのか』を考える場面で真っ先にする事は、『子どものために何をしないのか』を考える事です。
勇気を振り絞ってSOSを出した子どもに、「もっと早く言ってくれればよかったのに」と言ったのならば、その子からのSOSはそれで最後になるかもしれません。
「なかなか心を開かない」と言われるその子は、心を開かないことで自分を保っているのかもしれません。
子どもを助けてあげて下さい。 子どもに「助けて」と言われたら助けてあげて下さい。子どもが「助けて」と言えなくても助けてあげて下さい。そして、子どもが「助けて」と言える事を助けてあげて下さい。 辛い時ほど「助けて」を言うのが怖くなるんです。「助けて」を誰かに言うって、大変なんです。
今から大切な事を言い切ります。 子ども達に早くから知っておいてほしい事は、『自分を休ませる方法』です。 大切な事なのでもう一度言い切ります。 子ども達に早くから知っておいてほしい事は、『自分を休ませる方法』です。 これはガチです。
子どもとしょうもない話ができるという事は、子どもにとって、あなたはしょうもない存在ではないという事だと思います。
大人からの無理ゲーな言葉 ・言いたい事があるなら言いなさい ・怒らないから言いなさい ・言わないとわからないよ? ・言わないって事でいいのね? 下に行くにつれて無理ゲー度は上がります。これらを聞いた子どもは、「言わないんじゃなくて、言えないんだよ」と嘆くのです。現場からは以上です。
『子どもが朝スッキリ起きてニコニコ登校し、学校では友達と仲良く遊んで勉強し、帰ったら家のお手伝いをし、スマホをやり過ぎず家族との時間を大切にし、翌日の準備をして夜9時には寝るようになる』方法が知りたいですって? _人人人人人人人人人人_ > そんなものはない <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
子どもがこれから進む道を舗装するのではなく、子どもがこれから進む道に休憩所と逃げ道をめっちゃ設置しまくるイメージで看護を展開しています。
「自分の人生の中に子どもがいる」ではなく、「子どもの人生の中に自分がいる」と考えています。
子どもから将来の夢を無理やり聞き出す事は、「3ヶ月後の夕飯に何食べたいか」を無理やり聞き出す事と同じくらい意味の無い行動だと思っています。
目の前の子どもを「良い子」と感じた時にする事は、「自分は不機嫌になっていないか」という自問です。
私が子どもをほとんど叱らないのは、「叱らない方が効果的!」と考えているからではなく、「叱ってもあんま意味ないな…」と経験的に理解しているからです。
今日の一言
子どもを笑わせた時に感じて欲しいのは、あなたが子どもに与えた面白さではなく、あなたが子どもに与えている安心感です。
頑張り過ぎている子に「頑張らなくていいよ」とだけ伝えると、「今までの頑張りを認めてもらえなかった」と感じさせる可能性があるので、現場では「かなり頑張っているし、少し休んでもいいんじゃない?って思っているんだけど…正直休んでもいいと思えてる?」的な感じで子どもに休息を促しています。
「何度言ったらわかるんだ!」を子どもに言わず、「何と言ったらわかるのか?」と自問するのが子どもの支援者だと思います。
大人は「話さないとわからないよ?」と言う。 子どもは「話せないの。わからないの?」と思う。 このすれ違いに気づいていますか?
「疲れたら休もう」を子どもに伝えることも大切ですが、疲れたら休む大人の姿を見せることも大切だと思います。 なので皆さま、どうか無理せずに、ご自愛ください。
高田純次さんが「歳とってやっちゃいけないことは説教と昔話と自慢話」という言葉を残しています。 私はこの言葉を「子どもからの説教と昔話と自慢話は真剣に聞きなさい」と勝手に解釈して、病棟の子ども達の話を真剣に聞いています。
大人「大丈夫?」 子ども「大丈夫」 大人「疲れてない?」 子ども「疲れてない」 大人「無理してない?」 子ども「無理してない」 この様に、言い返すだけで大人が安心しちゃう系のワードは、子どもの『心配させちゃいけないモード』発動を引き起こします。 便利な言葉ですが、多用は禁物です。
このツイートと目が合ったそこの君。オッサンの話を聞いてくれ。 君が夢中で取り組んでいる事に対して、笑いながら「それって楽しいの?」とか「将来役に立つの?」とか言っちゃう大人は基本スルーでいい。 夢中になって何かに取り組むって中々できないんだよ。それができる君は最高にかっこいいよ。