251
子どもを守っているようで、自分を守っている大人をたまに見ます。
252
子どもの「死にたい」は多義語です。
・死にたくない
・話がしたい
・認めてほしい
・助けて
・1人にしないで
・甘えたい
・ムカつく
・寂しい
・自分が嫌だ
子どもからの「死にたい」を聞いた時、「死にたい」気持ちを認めて受け止め、どうしてそう感じているのかに心を寄せて話を聞いています。
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子どもに笑ってほしい時は
「自分は笑えているか」と自問し、
子どもに安心してもらいたい時は
「自分は安心できているか」と自問し、
子どもに無理をさせたくない時は
「自分は無理をしていないか」と自問する。
子どもの幸せを願う時にこそ、自分の今を確認する事が大切だと思うんです。
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「苦しまないと成長できない」
「痛い目に遭わないと成長できない」
「傷つく事で成長できる」
こんな感じで子どもの成長を語る大人を見た時、私の頭の中のノブさんが、「苦痛に耐えたり、傷ついたりして成長するのは筋肉だけでええんじゃ…、心は壊れても元通りにならんど?」とつっこむのです。
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子ども達が嫌う余計な一言を紹介するぜ!
・疲れてる?
・前も言ったけど
・だから言ったじゃん
・他の子はできてるよ?
・そんなことで〇〇しないの
・早く言ってくれればよかったのに
余計な一言を言わなかったら1ポイント!10ポイント貯まったら、ハーゲンダッツを食べるんだ!現場からは以上だ!
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子どもに怒りを感じ、強い言葉を使いそうになった時は、「その言葉をこの子が他の子に使うかもしれないけど大丈夫?」と自問するようにしています。
自分を『叱責モード』から『諭すモード』に切り替え、自分の為の言葉ではなく、その子の為の言葉を使った柔らかい関わりにつなげる私なりの工夫です。
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夜の「眠れない」は共感され、朝の「起きれない」は共感されない。そんな事が多い気がします。
なのでもし、朝起きれない子がいた時は、「起きなさい!」と強引に起こさず、「起きれないのしんどいね」と穏やかに声をかけてあげてください。
「起きたいのに起きれない」も、かなりしんどいんです。
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子どもが「死にたい」と言ってきた時、「命を大切にしなさい」と説くのはやめましょう。
その子は今まさに「死にたい」のです。その時必要なのは、説教ではなく傾聴です。
「死にたい」と言えた勇気を讃え、「死にたい」をありのまま聞き、「あなたが大切なんだ」を子どもに感じてもらいましょうよ。
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「叱っても言う事を聞かない」と思っているその子は、叱っているから言う事を聞かないのかもしれません。
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子どもの攻撃的な言動は、最大の防御行動なのかもしれません。
263
「言いたいことがあるなら言いなさい」と言われて、言いたいことを言える子ども0人説。
あると思います。
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普段「疲れた」と言わない子が突然「疲れた」と言った時。全ての行動を完全にストップして、子どもの話を聞かせてもらいましょう。
その際、「疲れた」と言えた子どもの勇気を讃え、今までの苦労をねぎらいましょう。
その「疲れた」は深く思い悩んだ末に、ようやく言えた一言かもしれないので。
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「あの子は空気が読めない」ではなく、「あの子は色々と空気を読もうと頑張っているのだけど、結果として空気が読めなかった事になってる」ですからね。
お間違えなきよう、お願いします。
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「子どものためにやっている!」と言う前に、「子どものためになっている?」と自問するのが子どもの支援者だと思います。
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「自分は子どもを変えられない」と自覚する事が、子どもを支援するための第一歩なのかもしれません。
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子どもから「死にたい」と言われた時は『TALKの原則』を思い出して下さい。
『Tell Ask Listen Keep safe』
T:言葉で心配していると伝える
A:「死にたい」について尋ねる
L:絶望的な気持ちを傾聴する
K:安全を確保する
「死にたい」と言えた子どもの勇気を讃え、受け止める事から始めましょう。
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子どもから「何歳?」と聞かれた時、目を見開きながら「え!?同い年じゃないの!?」と言うとウケます。
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子どもの言動にイライラした時は、「心は鬼にしても、言葉は鬼にしない」と心の中で3回唱えています。
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大人には話したくない理由
・大人はすぐ決めつける
・大人は正論ばっかり言う
・大人はルールだからって言う
・大人は大人の事ばっかり考えてる
この子どもの声に、「でも」と反論したくなりますが、そんな時にこそ「子どもの話を最後まで聞けているか」と自問し、子どもの話を最後まで聞くのです。
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子ども達に早くから知っておいてほしい事は、『懸命に頑張る精神論』ではなく、『賢明に逃げる方法論』です。
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このツイートと目が合ったそこの君。オッサンの話を聞いてくれ。
君が夢中で取り組んでいる事に対して、笑いながら「それって楽しいの?」とか「将来役に立つの?」とか言っちゃう大人は基本スルーでいい。
夢中になって何かに取り組むって中々できないんだよ。それができる君は最高にかっこいいよ。
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大人「大丈夫?」
子ども「大丈夫」
大人「疲れてない?」
子ども「疲れてない」
大人「無理してない?」
子ども「無理してない」
この様に、言い返すだけで大人が安心しちゃう系のワードは、子どもの『心配させちゃいけないモード』発動を引き起こします。
便利な言葉ですが、多用は禁物です。
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高田純次さんが「歳とってやっちゃいけないことは説教と昔話と自慢話」という言葉を残しています。
私はこの言葉を「子どもからの説教と昔話と自慢話は真剣に聞きなさい」と勝手に解釈して、病棟の子ども達の話を真剣に聞いています。