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日本は江戸時代前期、ガチガチの鎖国状態。
そんなことはつゆ知らず、デンベイにロシア語をロシア人に日本語を学ぶよう指示。
だが、まだまだ航海技術が未発達な時代。
ロシア極東もまだまだ未知な場所が多かった。
ロシア人が日本にくるのはだいぶ先となる。
#にいがたさくらの小話 その33改
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このあとに漂流したゴンザの話はこちら
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この後地元に帰った彼らは、多くを語らなかった。
幕府に他言するなと厳命されていたのもあるが、元々の知識が乏しかったため情報がオーバーフローしてしまったこともあるだろう。
だが彼らが皇帝から賜った上着は現在も地元で大切に保管されている。
#にいがたさくらの小話 その361
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折る刃式。
切れ味が悪くなると刃を折り、新しい刃を出すという発明は、靴磨き職人からヒントを得た。
革靴の靴底を仕上げる際、ガラスの破片を使っていたのだが、切れ味が悪くなると更に割って使っていた。
割り方は板チョコからヒントを得た。
こうしてアイデアは出たものの、実用化はまだ先。
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現在様々な國やメーカーで折る刃式カッターが作られているが、刃の世界規格は当時開発者が試行錯誤をして導いた寸法がベース。
製造業が海外に移転する時代を経た今でもOLFAはずっと日本製に拘る。
試行錯誤して切り拓いたカッターという製品の品質を守るために。
#にいがたさくらの小話 その364
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物流の革命は世界の在り方も変えた。
現地で生産したほうが安かったものも、物流コストの低下により海外からの輸入のほうが安くなる場合も増えた。
コンテナ船はどんどん大型化し、港湾のクレーン設備も洗練されていく。
こうして益々安価となった物流により、世界規模で製造業の分業体制が確立。
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どれだけ電子情報技術が発展しようと、コンテナを使った物流の仕組み自体は不変。
21世紀現在の港湾はクレーンなどの自動化をますます進め、更なる物流コスト低減に努めている。
なお、日本ではクレーン職人の腕が凄すぎるため、自動化があまり進んでないらしい。
#にいがたさくらの小話 その162改
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