201
解放直後は入管に監禁だったから実際に娑婆に出たのは飛行機に乗ったときで、その数秒後に通路からカメラ向けられて「一言」とやられて口から出たのは「日常の暮らしを失ってみて日常の大切さを思い知った」という40カ月考え続けていたことだったが、「謝らなかった」という罵声を浴びただけだった。
202
「外務省HPに退避勧告が出ていたことを指すのか。ならば、退避勧告が出ていた、と書けばよいところを、外務省に止められた、と書いているのは退避勧告以外に止められた事実があったのか」と聞いても「それは言えない」んだとか。
203
降伏がもっと早ければ沖縄の犠牲は防げた、という話からウクライナの抵抗を疑問視する記事もあったが、それは「日本が早く降伏してれば侵略した地域を奪い返されるだけですんだ」という話であり、侵略されているウクライナに向けた例えにはならない。日本は侵略した側、ということを忘れているのでは?
204
戦争の現場は取材規制だらけで、それもいちいち「ここはだめ」とか国中に書いてあるわけがなく、取材どころか単に歩いているだけでも軍や警察が来て問答無用で拘束されることが珍しくない。報道規制なんて次元ではなく、隠密行動しているスパイを全て見つけ出して殺すくらいの感覚で見張っている。
205
どういう意図なのかタリバン側に取材してから書くべきです。特に騒乱状態の時には基本を逸脱した報道は厳に慎まなければならない。
nordot.app/80713203261777…
206
自衛隊を送った先に日本のメディアがいない時点で民主主義国家として終わってる。紛争地にジャーナリストが行くことを許さない日本社会が憲法を変えて自衛隊を送ろうなど、常軌を逸している。そんな状態では自衛隊員が何をやらされるかも分からない。法的制約とかの話をするはるか以前の段階から論外。
207
04年のイラク人質事件は、自衛隊撤退要求に応じる気はないしその他の救出も不可能という状況で政権が思いついたのが、デマと印象操作を駆使して「本人たちが反日のクズだから死んで当然」という世論をつくって論点をすり替えることだった。一部メディアと人々がこれに乗って「自己責任論」と名付けた。
208
WILLのデマ記事は、
人質なのにスイーツが出るのは異常
テレビがあるのは異常
あだ名で呼ばれるのは異常
日記を書けているのは異常
などとして「人質ビジネスでは」と書いている。
全員ではないがシリアの他の人質も同じ経験をしており全く異常ではない、というこちらの指摘に被告は何も反論できず。
209
捕まるのをわかっていてもデモをやり、軍や警察に銃撃され拘束・拷問され、それでもデモをやっていまだに何万人も拘束されたまま行方不明のシリア人たちを「欧米に操られたアホ」扱いしてきた左翼系陰謀論者らは、デモやって拘束されたロシア人たちにも同じことを言うだろう。
210
国民の命をどう考えるかは国家のあり方の問題だが、日本社会にそういう議論はなく、後者を選んできたのは「自己責任だから」。つまり国家ではなく、国民はどうあるべきか、という真逆の視点というか価値観による。報道への圧力は国民としてのあり方の調教であり、この価値観から必然的に出てきたもの。
211
要するに、まずは選挙絶対行けということです。
212
《林外務大臣は…「ロシアの国営放送のスタッフが拘束されており、報道の自由の制限を強く懸念している。われわれとしても何ができるのかしっかりと考えていかなければならない」》
私以外にも旅券出てないジャーナリストが複数人。何ができるのかって普通に旅券出せばいい。
www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
213
いまだに「ジャーナリストだったら武漢行け」とか言ってくる何者かがいるのだが、わざわざ私宛てに文字打つほどヒマなのにほんの少しでも調べてみるということもできないというのは、ほとんど昆虫のように反射的に動いているだけなんじゃないかと思う。
214
イラク人質事件から15年。拘束者が何者で、日本政府がどう対応をしたのか検証されないままです。 シリアから帰国して5カ月あまり。デマ満載の「身代金情報」など、やはり検証されないままです。 この15年で何が変わり、変わっていないか、という話もしたいと思っています。jim-net.org/2019/03/18/433…
215
ツイッターで誹謗中傷されたなら見なければいいと言う人がいるが、「されたこと」は残って苦しめ続ける。見なければ誹謗中傷が終わるわけではないし、見ていないところで今もされている、という意識からはそうそう逃れられない。つらくなると、ひょっとして終わっているかもと思って見てしまうものだ。
216
それから、こちらはデマに反論しているのにデマ野郎は「政府を批判した」と言い出してそちらも拡散させるので話にならない。デマ野郎にはそもそも言論が通用しない。
217
個人相手ならデマを流して貶めても構わないだろう、くらいのノリでやっているのかもしれないが、「事実なんかどうでもいい」という風潮が広がるとデマと陰謀論が蔓延して社会そのものが崩壊していく、ということをよくよく考えないといけない。
218
湯川さんは護身用という銃の写真もUPしていたが、銃持って捕まったら完全アウトなので持ってるなら撃って切り抜けるしかない。戦闘員でないなら非武装のほうが現実的。イラク人質事件ではなぜ武装しないのかとか、なぜ護衛つけないのかとか批判をする人がいたが、これでそういうのはなくなるかな。
219
「息子に似ている」と通報したそうだし、つらいだろうにやるべきことはやったのでは。本来なら親がコメントする必要も、親の職場まで晒される必要もないが、メディアは自らが他人に家族連帯責任を求めて晒してきた以上、自らも同じものを負わざるを得ないという事情でしょう。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-…
220
何が「通常」で「自然」なのか他の事例と比較しなければ「異常」「不自然」と言えないのに、WILLはシリアの他の人質経験者の証言など何ひとつ調べていない。頭の中の勝手なイメージと違うものは「異常」扱いし、自分の無知である可能性すら考えず相手を貶める、という今どきの典型的なデマ野郎しぐさ。
221
日本のほば全ての報道機関がこういう矛盾を何ら指摘することなく「政府が救出」とか「身代金払った」とか書いていて、しかも裏付ける事実を 何ひとつ 提示していないしその後の検証もしていない。
要するにそう信じたかったというだけで、やってるのは報道じゃなくて政府スゲー教の布教活動。
222
日本でまともに働いているフリーランスでも差別されているくらいだから、紛争地に行くフリーランスなんて昔から「ゴミ」扱い。拘束でもされれば政府関係者も一部メディアも誹謗中傷して蔑む国なのに、私の場合だけ「大金かけて救出した」なんてこの期に及んでまだ信じますか。
headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?…
223
私は取材の経緯や情報源を明らかにしろと言っているのではなく、「外務省に止められた」と書いているその「止められた」が具体的にどのような事実なのか、を聞いているのだが「取材の詳細は明かせない」の一点張り。「退避勧告のことか」と聞いても「詳細は明かせない」の繰り返し。
224
04年のイラク人質事件で国をあげて行った吊し上げについて、当時の政権の対応は海外に発信して「自己責任論に基づく吊し上げへの批判」に反論することだった。
《コロナ対応に海外から批判続出 政府、発信力強化に躍起》
digital.asahi.com/articles/ASN57…
225
後藤さん湯川さんの件は相手からの接触を無視し、殺されると内閣支持率は上がり翌年の参院選で自民圧勝。
拘束中からデマやヘイトを織り交ぜながらネットや一部メディアが私を犯罪者扱い。支持者が私を非国民扱いし、殺されても政権は何ら困らないのに、今度は救出することにしたなんてあるわけない。