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関東大震災の朝鮮人虐殺の歴史を持つ私たちは非常時の差別をなおさら放置するわけにはいかなかった。なのに警察はまたもレイシストを守り密集状態まで招いた。差別を禁止し抑止する罰則条例・法の整備が急ぎ求められる。朝鮮大学校前でヘイト街宣 差別の放置許さず市民が抗議 kanaloco.jp/article/entry-…
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川崎でも#週明けの強行採決に反対します。「市民の暮らしを守らない悪政を多くの人が身に染みて感じている今こそ政権批判は広く伝わる」「黙っていた人も声を上げ始めた。自粛の空気があっても黙っていられないほど安倍政権がやろうとしていることはひどいということ」 kanaloco.jp/article/entry-…
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朝鮮幼稚園を対象外とし幼児まで差別の標的にした幼保無償化問題。川崎市が朝鮮幼稚園を「地域に欠かせない、支援が必要な施設」として国に申請した。差別の是正へ、自治体の判断とそれを後押しした市民の声を尊重し、朝鮮幼稚園を調査対象とするよう文科省に声を届けたい。 kanaloco.jp/article/entry-…
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朝鮮大学校は学校自体が対象外とされた。朝鮮学校の在日コリアンにとって高校・幼保無償化からの排除、補助金停止に続く「存在の否定」。救済策が作られることで新たな差別を受けるという絶望。
#日本で学ぶ全ての学生に現金給付しろ
#文科省は外国人留学生全員に現金給付しろ
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露わになった警察の差別。「今に始まったことでも、米国だけの問題でもない」(40代女性)、「外国人を治安の対象として疑ってかかる発想。非白人を、暴力を振るって構わない『2級外国人』とみなす見下しも変わらない」(在日コリアン男性)。怒りと危機感に満ちたデモに。kanaloco.jp/article/entry-…
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「朝鮮幼稚園にマスクを配らず、留学生にだけ支援金の成績要件を設ける。ジョージ・フロイド事件は日本でも起きている」「マイノリティの恐怖を理解せず、放置している自分たちが恥ずかしかった」「沈黙は加担と同じ」。反差別行動に初参加という人も。闘いの輪を今こそ広げるkanaloco.jp/article/entry-…
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前回から人数が増えただけでなくさまざまなルーツを持つ人が参加し、多様なデモに。私たちの社会の姿そのもの。「違いは美しい。違いを理由に人を殺すなど許されない」「差別はこれだけの人を傷つけ、怒らせるものだと、差別に鈍感な日本のマジョリティーは知るべきだ」
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背景には虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼しない小池百合子知事の姿勢がある。「行政がヘイトスピーチの場を与え、都知事自ら差別者・歴史否認主義者にお墨付きを与えている」「民族差別の犠牲者の追悼式と民族差別を煽動する集会を同列に扱うのは『公平』でも『公正』でもない」 kanaloco.jp/article/entry-…
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在日コリアンというだけで「残酷に抹殺しよう」などと虐殺の標的として示され、子どもたちに「自分たちは殺されるの」という恐怖と絶望を刻み付けた卑劣極まりない犯罪。ヘイトクライムとその被害を放置しないという姿勢が警察によって示された。 kanaloco.jp/article/entry-…
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そもそもデモや集会の取材で主催者や参加者に関連したテーマを質問し、どのような見方をしているのかを記事に盛り込むことは普通のことだ。眺めたまま聞いたままを書くのが取材ではない。記者の問題意識に基づく記事を「意図的誤報」とみなされては主観的記事、つまり全ての記事が書けなくなる。(続く
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この記者は「敢えて無関係な木村さんのケースを持ち出し」「主催者を油断させようとしていた」「無関係であることを承知の上で」「『誘導尋問』を行い」などと後藤記者の意図について主観を記しているが、私の主観では、後藤記者の現場での質問の仕方や記事の内容は全くそうは映っていない。(続く
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なので私は「『取材対象者を騙して協力させたヤラセ報道』あるいは『捏造』と言っても過言ではない」との批判は全く当たらないと断言する。私の目には、まともに取り上げる必要のない筋違いな反応を記事の書き方の問題に無理やり置き換え、後藤記者を不当におとしめるものと捉えられている。(続く
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私がこの記事で最も違和感を覚えたのは抗議活動を疑問視する声として以下のツイートを真っ先に紹介している点だった。「他人の死を利用する反ヘイトの方々。安易に人をレイシスト呼ばわりすると名誉毀損になりかねないのを自覚しているのかな…」。この物言いは最も唾棄すべきものだと思う。(続く
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「何でもかんでもヘイトと言うのはおかしい」「レッテル貼りすべきではない」などともっともらしく言い、差別に反対する人たちの口をふさごうとする。差別をし続けたい者たちから私にも大量に向けられる決まり文句だ。何でもかんでもではないし、レッテル貼りでもない。やはり前提を違えている。(続く
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現実に差別は人を殺すからやめろと言っている。差別をしているからレイシストと断じている。差別に対する当然の非難を「他人の死の利用」などとおとしめる発言こそ批判すべきなのに、得々と紹介し反差別の記事を書く記者の攻撃材料にする。ここにこそ記事の本質が表れていると私は考えている。(終わり
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私は毎日新聞社の後藤由耶記者を「意図的誤報」と報じたハーバー・ビジネス・オンライン(以下HBO)の記事は後藤記者を不当に貶めるものだと断言した。HBO編集部が反論のツイートをしているが、私は自分の確信を深めることになった。(続く。
twitter.com/hboljp/status/…
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私は後藤記者の記事には木村花さんの件が抗議の趣旨だとは書かれていないので問題はないと指摘した。HBO編集部は相変わらず後藤記者に「ミス」があったとしている(ただ、なぜだろう『ヤラセ報道』『捏造』からトーンダウンし『後藤記者のこれまでの功績にはリスペクト』とも書かれている)。(続く
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だが「ミス」があったのはHBOの記事の筆者である藤倉善郎という記者と編集部の側だった。それもミスというレベルではなく「意図的」としか説明のしようのないものだ。記事や記者はもちろん編集部、つまりサイトの信頼にもかかわる重大なものといえる。(続く。
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記事はこうだ。「急死した女子プロレス選手の木村花さんのアカウントに多数の中傷ツイートがされていたことについて、抗議を呼び掛けた大阪府の主婦、○○さん(50)は『木村さんは(投稿に)殺されたようなもの。憎悪や差別のツイートを放置することは暴力への加担だ』と厳しく批判。」(続く
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編集部が引用を途中でやめた「抗議を呼び掛けた」に続く「大阪府の主婦、○○さん(50)は」以下を読み進めれば、この一文は木村さんの件について見解を尋ねられた主催者がツイッター社への批判を述べていることを記したものだと分かる。(続き
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逆にいうと「木村さんの件で抗議活動を呼び掛けた」とはどのようにしても読めない。「抗議を呼び掛けた」という所で目をつむり、以下を読まないことにしない限りは。私には記事の趣旨をねじ曲げる「意図的誤読」という言葉以外が思い浮かばない。(続き
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あるいは藤倉という記者も編集部も「木村花さんのアカウントに多数の中傷ツイートがされていたことについて」と「抗議を呼び掛けた大阪府の主婦」という二つの文節の間に打たれた「、」の意味が理解できないのだろうか。記者はともかく記事をチェックする編集部のレベルを疑わざるを得ない。(続
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記事や記者、HBOの信頼性にかかわるミスはこれだけではない。編集部による「当日後藤記者が取材しているとき、その近くにいたのは藤倉記者だけで、石橋記者の姿はその付近でお見かけしておらず、現場での後藤記者と主催者のやりとりを把握されているとは思えません」というツイートがそれだ。(続く
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唖然とするほかない。私は後藤記者の隣で取材をしていた。ノートにやり取りのメモもある。レコーダーも回している。その場にいなければ撮れない写真もある。後藤記者と主催者のやり取りの後、私が「関連してですが」と断りを入れて主催者に質問をしている動画もツイッター上に投稿されている。(続く
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「当日後藤記者が取材しているとき、近くにいたのは藤倉記者だけ」と言い切ってしまっているが、主催者に質問していた後藤記者の隣には毎日新聞社の別の記者もいた。私は現場でバズフィードの記者とも名刺交換をしている。藤倉という記者の目にはあの現場で一体何が見えていたのだろう。(続く