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ライブ後に小学生の女の子から差し出された右手を、優しい微笑みで握り返していた蓮沼執太が「えっと、そうじゃなくてそのペン私のなので返してください」と言われているのを見た。
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尾道ライブ主催者からの連絡で、ライブ当日の宿泊先として僕に用意されたのが、既婚者トーマスの自宅の庭に設置されたテントだということを知った。
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京都にある、地場産の無農薬野菜にこだわったおいしい南インド料理屋でミールスを食べていたら、店主夫妻が「あー、マクド食べたい」「せやな、ピザもええな」と会話しているのが耳に入ってきて、なんか逆に信頼できるなと思った。
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ガリガリ君のチョコミント味が売っていたので食べてみたら、ファミマで夏になると売り出す「チョコミント氷」とほぼ同じ味だったので「これはパクり商品ではないか」とちょっと憤慨した。でもよく考えたら両方とも赤城乳業の製品なのでジャケ変え再発みたいなものだな、と思いおいしくいただきました。
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Caravanのサポートで、GREENROOMフェスに来ている。タコライスを買おうと思って並んでいたら、何かの雑誌の人から「街角ファッションチェックです! 今日のお目当てのアーティストは誰ですか」と話しかけられたところだ。
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そちらは皆さん元気ですか、と母親に聞いたら「うん、みんな元気にしてるよ! お父さんは熱中症気味で倒れてるけど」という返事が来て、それはみんな元気とは言わないのではないかと思った。
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Yogee New Wavesの健悟くんが「やっぱユザーンさんといると、なんだかお香の匂いしますね」と言っているが、これはフェスの運営側が雰囲気作りのためにアーティスト入口で炊いていたお香だ。
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朝ごはんを食べていたら男性から「外国のお金を集めているんだ。日本の円を持っていたらくれないか」と声をかけられたので、今はインドルピーしか持ち歩いていないんですと答えた。
「じゃあそれでもいいよ」と言われた。
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今から中野に行くんだよね、とハナレグミ永積崇くんに伝えたら「確かその辺に、食事を奨励してくれるような素敵な店名のイタリアンがあったよ!"タント・タベリーナ"だっけな」と教えてくれたので、興味を持って店の前まで来てみた。「タベルナ・パパ」という、父親の食事を制限するような店名だった。
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最近は何してたんですか、とマッサージ店の年配中国人女性から聞かれたので「しばらくインドにいました」と答えたら「あー、だからカレーのにおいがするね!」と言われた。たぶん冗談のつもりなんだろうな、とは思いながらも気になって帰り道に自分のにおいを嗅いでいるところだ。
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ハノイのマッサージ店に来ている。施術しているベトナム人男性がしきりに「UK?」と聞いてくるので、その度にきちんと「No, Japan」と答えていた。
マッサージの強さについて「Are you OK?」と確認してくれていたのだ、と気づいたのは、彼が一切話しかけてくれなくなってからのことだ。
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山形県の小さな温泉から出てきたら、玄関にいたおじさんから「おー、上がったか!」と声をかけられた。荒っぽい口調で気さくに接してくれる感じがなんだか心地よいなあ、と思いながら「はい、とてもいいお湯でした」と返事をした。
「すみません、人違いでした」と言われた。
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待ち合わせをしていた沖仁さんから電話が来て「いま交差点にいるんだけど、ユザーンはどこ?」と言われたので、周りにどんなものがある交差点なのか聞いてみた。「えーと、なんか四方向に信号があるよ」と言われ、それを交差点と呼ぶのだ、と思った。
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ギタリストの沖仁さんから「尾道に来たんだけど、既婚者トーマスにはまだ会えてない」という連絡がきたので、「トーマスはかなりきれいな敬語を話すんだけど、それはアメリカにいるころにドラゴンボールのフリーザから学んだらしいよ」という豆知識を教えておいた。
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文京区で住職をなさっているという年配の方から「30年前に、うちの寺でシタールとタブラのコンサートを催したことがあるんですよ。演奏してくださったのはあなたじゃなかったでしたかね?」と聞かれた。僕はそのころ中2だ。
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オニンド・チャタルジー先生の、泣く子も黙る超速タブラは今日も絶好調です。
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U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSによる新曲「BUNKA」のミュージックビデオを公開しました。曲のMIXはmabanua、映像監督は磯部蒼、イラストレーションは永積 崇・福山武志(Vender Woh!)、字幕&背景色は長嶋りかこという制作陣で2年以上かけて作った渾身のMVです。ぜひ観てください。youtu.be/XoBzp0CvJ50
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