201
「テーブル奏者のユーザンさんですか？」と聞かれて、どっちも違うなと思いながら「はい、そうです」と答えた。
202
大分で唐揚げ屋をやっている友達が実家に唐揚げを送ってくれたのだが、添付されているメッセージが大げさすぎて「あんた大分県で鶴でも助けたの？」と言われた。
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シアトルでのライブ終了後、白人の若者が駆け寄ってきて「アメージング！ アメージング！」というので、よっぽどライブを気に入ってもらえたのかと思ったら「君の使っていたマイク、マジでアメージング！ どうしてあんなにハウリングなしに大きい音が出るんだ？ 型番教えてくれ」と言われた。
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路上で揚げ物を売っているおばあさんから「おい、私はこないだ南インドまで行って膝の手術をしてきたんだけど、その手術痕を見ないか」と声をかけられた。断った。
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「イチロー今期の残り試合には出場せず」というニュースを見て、ショックを受けた人は多いのではないだろうか。マリナーズに戻ったイチローの勇姿を一目見ようと、勢いあまって取ってしまったシアトル行きのチケットを手に呆然としている人もいるかもしれない。そしてその一人が僕だ。
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姪の小学校の、文化祭的なイベントに誘われて来ている。クイズに正解しないと通れない迷路、みたいなアトラクションがあったのでやってみたら「6年生は計何人か」とか「5年2組の担任をフルネームで答えよ」「佐藤先生はバスケが好きか否か」みたいな難問ばかりで一生答えられる気がしない。
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尾道から送られてきたニンニクを近所の人にお裾分けしたら「あらありがとう！ よかったらこれ持ってって」と山梨産のニンニクを渡された。
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昨日、シャッターを切るカメラマンさんから「ユザーンさん、嘘でもいいんでちょっとだけ楽しそうにしてもらっていいですか」と言われてつい少し笑ってしまったので、笑顔ショットが欲しいときには効果的な言葉だと思った。
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東京では雪のため交通に影響が出ているそうですが、カルカッタも牛のため渋滞してます。
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サックス奏者の後関好宏くんから届いた「なんか父親の誤発注により京都の生菓子が330個も自宅へ届いちゃったんだけど、父は『あとはお前に任せた』という言葉だけ残して夫婦で台湾旅行に出かけちゃったんだよね。湯沢くん、アンコとか好き？」という味わい深いメールを読み返している。
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あと、10日の終演後に関係者以外立ち入り禁止の柵のところで警備員さんに止められている僕を見て「その人、たぶんさっき出演してました」と助けてくれた人たちどうもありがとうございました。
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トマトのサイの目切りがきれいにできないんだけど何かコツはあるでしょうか、と母親に聞いたら「よく切れる包丁を買いなさい」と言われた。
インドに住むタブラの先生に「もっと大きい音を出すためにはどんな練習をしたらいいか」と相談したときに「いいマイクを買え」と指導されたことを思い出した。
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なんかインド古典音楽がガンガンにかかってますけどどうしたんですか、と歯科医に聞いたら「いや、ユザーンさんがくつろげるかと思って。どうですか？」と言われた。他の患者さんがどう思うかが気になって全然くつろげない。
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「今年はゴーヤを育ててるから、実が大きくなったらお裾分けするわね」とおっしゃっていた近所の人が大きなゴーヤを持ってきてくれたので「ありがとうございます！ 立派に育ちましたね」と伝えた。「いや、全然育たなかったからそのへんで買ってきたの」と言われた。
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鹿児島県に来ている。ライブ前半が終わった休憩時間中に会場のほうからうっすらとタブラの音がするので、インドっぽいBGMでも流しているのかなと思って会場へ行ってみた。
年配の女性が、ステージ上にある僕のタブラを楽しそうに叩いていてビックリした。
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インドのテーラーで「これは、着ても絶対にシワにならない新素材なのだ」と熱っぽく生地を勧められので「そんなこと言うけど、きっと着たらシワができちゃうんだろうな」と疑いながらも一応その生地で衣装を仕立ててみた。
予想外なことに、着る前からシワクチャだ。
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監修したカレー皿が、長崎県波佐見町ふるさと納税の返礼品になりました。furusato.ana.co.jp/42323/products…
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一緒に特急列車で福島県へ行くことになっていた鎮座DOPENESSから「僕は単独で、車で行くことを決めました。のちほどです！」というメールが来た。敢えて車を選んだ、という雰囲気を感じさせる文面だが、きっと寝坊して電車に間に合わなくなっただけだろう。
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たまたま『関ジャム』を観たらしい岸谷香さんから「テレビなんだからもう少しニコニコしなよ😅」という助言のメールが来た。
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青葉市子ちゃんから「誕生日プレゼントを作ったんですが、ユザーンさんの許諾書類の添付が必要だそうです」という連絡がきて笑った。許諾します。
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ハナレグミと上海に行ったときの思い出がひとつも思い出せなくて悩んでいる夢を見た。目が覚めた今なら、なぜ思い出せなかったのかがわかる。ハナレグミと上海へ行ったことかないからだ。
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「子どもの頃、ハンギョドンってあだ名だった時期があるんだよね」という話をしていたハナレグミ永積崇くんの服の色がまさにハンギョドンだった。
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夕飯は何がいいか、と母親から聞かれたので「じゃあ、和食がいいかな」と答えた。「残念。麻婆豆腐って決まってるのよ」と言われた。
北インドの打楽器、タブラの奏者です。