コミック業界の生ける伝説とも言うべき大ベテラン、ジョン・ロミータ Sr.の訃報に合掌。1930年1月生まれだそうなので、今年で93歳。堂々の大往生です。1949年にマーベルの前身のタイムリーでデビューということで、黎明期のマーベルを知る人もこれでいなくなってしまいました。特徴的なタッチの…
ついにヴィレッジブックスのアカウントもHPも消滅。2006年の創設なので、16年と少しの活動期間だったことになります。そもそもは一般の翻訳書が主で、アメコミは2009年の『バットマン:ロング・ハロウィーン』が初。それまでは編プロとして、竹書房、小プロ、メディアワークス、ジャイブなどの仕事を…
アメリカではマテルが販売した「キン消し」、キン肉マンとバッファローマン以外は名前すらない十把一絡げな販売方法だったのに、年間ベスト10に入るほど売れたそう。版権が切れた今では、スーパー7が様々なキャラを「キン消し」化しており、息の長さは日本以上なのかも。左端はブレット? twitter.com/comicbookaddt/…
DCコミックスの現場責任者だったジム・リーが、社長に就任。順当な昇格なのでしょうが、イメージブームから約30年、こんな日が来るとは… 今後はワーナー・ディスカバリーの偉いさんと直のやりとりになるので何かと大変でしょうけれど、ジェームズ・ガンと上手くやっていってもらえれば。 twitter.com/CBR/status/165…
臨時ボーナスが…後の『マイクロン伝説』では、本読みから編集までつきっ切りで大変でしたが、『ビーストⅡ』の頃はまだまだミーハー気分で、初日の打ち入りでは、あっ東映の岡田社長だ、キネ旬で見たままだ~なんて呑気なものでした。 それから四半世紀。色々ありましたけど、今はいい思い出です。
自分が現案を作ることに。劇場版も、途中でライオジュニアらを出すことになり、タスマニアキッドの役と入れ替えたり、1カットでもいいから全キャラを出し切ろうと四苦八苦しました。あのCG版の後ということで、いろいろと意見はあったと思いますが、玩具はよく売れましたし、言い出しっぺの自分にも…
しばらくして、こういった形で進んでいると聞いた時は、善悪の主人公が新キャラと聞いて驚きましたし、現場の葦プロさんにも絵本用の資料をもらいに行くたびに、うわぁ大変だ~と…年末の劇場版まではとても手が回らないということで、ツテのあった円谷プロのアニメ部門に現場をお願いし…
とはいえ、当時のイオンは吹替とタートルズの単発アニメを制作したのみで、シリーズもののアニメ本編を手がけた経験はなく、また、ビーストブームなのだからビースト推しで行こうということで、ADK系列のNAS製作となり、内容も既存の内容となりました。
通常のTFに加え、ビースト、コンバイナー、ヘッドマスター、プリテンダー、アクションマスター、マイクロマスターなどの有り型を使えば、開発期間もいらないし、商品もバラエティ豊かになると考えたわけです。 主人公はG2のバトルコンボイで、塗装でいいから胸を赤くして欲しいとか…
だったら、昔みたいに日本でアニメを作りゃいいんじゃない? その晩、編集室に戻ると、急いで企画書にまとめて、翌朝、提出。それだ!ということになり、社長とタカラで協議の上、即日、GOの決定が出ました。 4月スタートで時間がないのはわかっていたので、自分は過去の金型を使うことを提案。
もう寒くなっていたので97年の年の瀬だと思いますが、社長がスッポンを食うから来いということで顔を出したところ、『ビーストウォーズ』が大ヒットしているがアメリカで続きができるのはずっと先なので26話で終わるしかない、もったいない困ったという話に。そこで自分が思いついたのが…
今日、4月1日で、『ビーストウォーズⅡ』放送開始から25周年ということで、これまで語ったことのない誕生秘話を。 当時、自分が所属していたイオン社はCG版の『ビーストウォーズ』の吹替製作と配給を担当。自分はアメコミ邦訳の傍ら、ビーストの絵本などを手掛けてました。
ジェームズ・ガンと打とうとして、ジェムズガンと空打ち してしまい、そういや本人は自分と同じ名前のロボットがいる事を知ってるのかと思い調べたら、こんな合成写真を発見。さらにコメントに… 「マーベルにもDCにも作品を売る、アナハイムみたいな奴だ」とあり爆笑。お上手!
「ロボット」という言葉ができたのが1920年なのに、翌21年にはイタリアでもうこんな映画が! 悪人が無線操縦するこのメカニカルマン、ラストは正義の2号機が登場し、ロボット同士のバトルに。実写ドラマ版『鉄人28号』にそっくりですが、40年も前ですからね。YOUTUBEで見れます。 twitter.com/psychotronica_…
映画『アイアンマン』が「アメリカ国立フィルム登録簿」に追加されたとのニュース。この登録簿には、公開から10年が経過した、「アメリカ人とはどういう人々か」を示す映像が選出されるそうですが、ヒーロー映画としては、1978年の『スーパーマン』、2008年の『ダークナイト』に続く3本目…
親会社のフリューの事情もあり、この時期での発表になりました。アメコミ邦訳に携わって30年のうち、10年少しをヴィレッジブックスで過ごしたことになります。こういう形での終了はまことに残念ではありますが、今後はフリーの立場で活動を続けていく所存です。どうかよろしくお願いします。 石川裕人 twitter.com/vb_amecomi/sta…
ベン・クーパーという、ハロウィンコスチューム専門会社について調べていて、驚きの発見を。何と、1966年にアメリカで放映された『ウルトラマン』のコスチュームが販売されていたとは! 60年代末から70年代半ばに流通し、色違いで3種類。ちゃんと版権を取得した正規商品です。さらには…
おそらくですが、ギャグが主流だった戦前のアニメ界において、「リアル」な等身や描写を目指したのは、フライシャーの『スーパーマン』が初めてのはず。10分の作品に、現在の価値で43億円もの製作費がつぎ込まれていたそうで、想像以上の超大作だったことがわかります。でも、10分に43億って… twitter.com/DanRoot_VGAS/s…
「どうかしてるぜ」とあちらで話題になっていた『仮面ライダーⅩ』のヒトデヒットラーの回。 ついにジェームズ・ガンが「スーサイド・スクワッドの削除シーンだよ」と引用するまでに。 こっちは子供の頃から見てるから不思議には思わないけれど、今にして見るとパンク過ぎる! twitter.com/JamesGunn/stat…
長らく闘病中だったジョージ・ペレスが永眠されたとのこと。とにかくヒーローコミックスが大好きで、ヒーローを描くのが楽しくてたまらないという気持ちが伝わってきて、自分も「コミックス=ペレス」と言っても過言ではないほどに熱中したものだった。長い間、本当にありがとう。さようなら。
ニール・アダムスの訃報に思わず声が…70年代初頭にコミックスを離れ、商品パッケージや書籍の表紙に専念していた時代、さらにコミックスに復帰してからのアートワークは、リアルでダイナミックでありながら、スーパーヒーローを描く楽しさが伝わってくる、自分のアメコミ原体験。どうぞ安らかに。
映画化が発表された「エル・ムエルト」、2006年の『フレンドリーネイバーフッド・スパイダーマン』#6-7に登場したきりの超マイナーキャラだそうですが、2話のみの登場で映画の主役とは、ちょっとこの最小登場回数映画化記録は破られそうにないですね。
「サイン用色紙」はこちら。世に出た唯一の関連グッズです。
このサイン用色紙に1996とあるように、もう26年前の出来事になりますが、四半世紀を経て幻の競演が実現するとは、実に感慨深い… ところで、腐りやすいラテックス製のヴェノムはともかく、スパイダーマンのスーツは布製なので、今も円谷さんの倉庫の片隅に眠っていたりしてたりしないかなぁ…
スパイダーマンはTVにも登場しており、早朝にやっていた子供向けの英会話番組で、時の話題を紹介するコーナーを担当していました。 当時の自分はマーヴル極東支社の監修担当だったので一連の作業に目を通していたのですが、携帯などない時代で、個人的な記録を取っていなかったのが悔やまれます。