ところで分かる人には分かる説明をすると、『THE FIRST SLAM DUNK』は『花の詩女 ゴティックメード』と同じカテゴリーの映画です。あと『AKIRA』。 原作者であるマンガ家の頭の中にあった映像を、莫大な労力をかけて出力したタイプの作品。「なるほど、こうだったのか!」という納得感がある。
作劇的にそうせざるを得ないのはわかるけど、「モテない」「恋愛に縁がない」「人生どん詰まり」みたいな設定の登場人物に、「気安く話せる異性の幼なじみ」みたいな相手がいると「……あっ、はい」みたいな気持ちになりませんか? 私はなります(小並感)。
「ネット上で悪ノリしているだけで、現実では大人しい人が大半。だから大したことは起こらないよ。むしろそうやって過度に事態を大きく見積もることで、問題が大きくなるんだ」みたいな前提が怪しくなってきた気がするんだけども。数年前からさらにもう一段階、「社会の底が抜けた」感じ。
とにかく下の世代には楽して欲しいよなー。正確にいうと、自分より上の世代や自分が味わった不要な苦労はして欲しくない。綺麗事かもしれんけど、本気でそう思う。しなくていい苦労、味わわなくていい苦痛は、人を歪ませるもの。
「ポリコレでつまらなくなった」よりも「ポリコレ憎しでアホになった」人の方をよく見かけるのが、Twitterランドである。
「比較的好き放題やれるTwitterでも、ここまでやったらさすがに限界で、大統領でもアカウントを凍結されるんだな」みたいに考えずに、「表現の自由が侵されている! これでは中国共産党と同じ!」とか言い出すの、認知が深刻な歪み方をしてるとしか言いようがなくないですか。
「欧米の表現がポリコレで壊滅し」ってスゴいよなぁ。海外ドラマも映画も、ろくにチェックしない人なのかしら。 あとまあ、今の日本に海外のアーティストを誘致なんてしたら、ちょっと政治的発言をするたびに「失望しました!」とか騒がれて「表現の自由」が脅かされるんと違うかしらね。 twitter.com/noooooooorth/s…
百合とかBLとか、いってしまえば一種の「ファンタジーとしての同性愛」をずっと消費してきたことへのうしろめたさみたいな気持ちが私にはあって、だからオタクとして、LGBTQ+の権利問題には、浅くでも関心を払わずにはいられないのよね……。
すっごくわかる。心底憎んでいるというより、気軽に殴ってまわりと盛り上がれるサンドバックみたいな感じで、「フェミニスト」という存在が対象化されている感じ。
Twitterで労働者目線はかなり強めの、絶対正義に近いポジション取りなんだが、これが労組みたいな形で組織だった抵抗勢力になろうとすると、途端に猛烈なアレルギー反応じみた悪意に晒されるのが不思議なもんよ。
「公文書を残していたら、あとから焼かなくちゃ行けない。それは大変だから、最初から残さない方針にしました」みたいな形で「進歩」した2021年、令和の日本。
孤独死に関しては、まあ、AIかなんかを駆使した安価な見守りサービス(スマートウォッチかスマホと連動してバイタル観測しておいて、生体反応が一定時間消えたら自動でセンターに連絡が行く)が普及したらそれで終わりじゃないかという気が。いまさら地域社会の復活もないでしょうって感じだし。
昨日も投稿したけど、『風と共に去りぬ』の配信停止は「作品の配信を再開する場合は歴史的な考察や差別的な描写への非難を合わせて掲載したうえで、オリジナルのまま伝える」という話なのに、なぜ「このままではいろいろな過去の作品が消える」みたいなことを言う識者が結構いるんだろう? 謎。
世の中に本当に必要だったのは、「オタクに優しい〇〇」じゃなくて、「優しいオタク」だったんだね……。 〜完〜
山本直樹先生が共産党について書いたツイートに、「お前は連合赤軍事件を知らないのか」みたいな引用RTをしている人がいて、「すげえな、おい……」って思わず真顔になってしまったよ。それ、森川ジョージ先生に「ボクシングって知ってます?」とか訊くようなもんでは……。
「原発が怖い」って、技術の問題というより事故後の国と東電の対応が今に至るまでずっとアカンことが原因なんじゃないのかしらん。再稼働派の人たちはそのへん、問題ないと思ってんのかな。ちゃんとやってると。
第二次安倍政権以降の自民党は、個別の政策うんぬんより、とにかく法による政権への歯止めを骨抜きにし、メディアをコントロールし、ネット対策の仕組みを作り上げ、政権批判が不可能に近い状況を作り上げたのが最悪だと思ってるんだよな……。
しかしホント、「俺の優しいおじいちゃんが戦場でひどいことをしたなんて、そんなわけがあるか」みたいなことを、それなりに歳を重ねて、人生経験を積んだあとでも真顔で言えるのって、どういう精神構造してんだろな。小学生とかならしらんけど。
大型のテレビを買おうとしている人に絶対に伝えたい鉄板のアドバイスは、「同居人や、呼べばすぐに来てくれるような知り合いがいない人は、自分ひとりで持ち上げられない重量のテレビは買わない方がいい」です(突然)。
『銀英伝』の話題の火元を把握した。原作ファンが怒ってるけど、たしかマッグガーデン・ノベルズ版収録の田中先生のロングインタビューで、「フレデリカまわりの描写は、今だったらもうちょっと違うものにする」みたいなことをご本人がおっしゃってなかったっけ? 手元に本がないのでアレだけども。
夢枕獏×谷口ジローのマンガが原作、「神々の山嶺」Prime Videoで配信 natalie.mu/eiga/news/5063… 絶対観て……
エヴァ最終話の頃はパソコン通信はあってもSNSはなかったのが大きいというか、マジで昨今、いわゆるエンタメのわかりやすい原則に則ってない作品にぶち当たったときに、自分ひとりとか、気心知れた数名の仲間とだけで作品から受け取ったものを咀嚼する時間がなかなか取れないのは、かわいそうだよな。
しかしホント、インボイス制度の施行でどんな人であれ回り回って生活コストが上がるのは確定していて、別に稼いでいようがいまいがそれってイヤなもんじゃないのかしらん。いちいち反対している人につっかかっていったり、マウント取りに行ったりする人たちはお金が出ていくのがうれしいのかな。
インボイス制度は、「景気が悪い状況なのに事実上の増税をする。しかも零細事業者狙い撃ちで」と考えると、テクニカルな議論以前の問題でのヤバさが浮き彫りになると思ってる。 「もう実施は既定路線なんだから、対応を考えなきゃ」という話と、それとこれとは別レイヤーで考えたい。
都知事選の泡沫候補:ロマン優光連載164 - ブッチNEWS(ブッチニュース) bucchinews.com/subcul/6666.ht… >香港の住民が命がけで守ろうとしていた権利を単におふざけのために使っている。それを見ているのは本当に辛い。 ここ読んで、泣けてきてしまった。ホントにそうなんだよ……。