それにしても、アニメの世界ではまだ、批判的な文脈でなく「女子力高い」「いい嫁になる」みたいなセリフが通ってしまうんだな。素朴にびっくりしてしまう。原作にあるセリフなんだろうけど、ホン読みで「時代にそぐわないですし、削るか表現変えるかしませんか?」とはならないんだな〜。
あれなんだよなー。「どんな低賃金だろうと節約すれば暮らせます」みたいな人、それは私、今の生活費と将来の医療費をバーターしているだけだと思うんですよね……。
いやまあ、日本では平常運転ですけど。国が組織に属さないフリーランスにまともな権利を認めないことが、端的によくわかりましたね。はっはっは。
高偏差値の男子ばっかりで日常的にやりとりしていると、「相手がドン引きするようなドギツイことを言えた方が勝ち」みたいな謎のコミュニケーションが発生しがちなのは、あれ、ホント、なんなんだろうなぁ。ネットを見てると、若い子たちも相変わらずそうみたいだけど……。
しかしホント、「庵野秀明」という才能のフィルターを通して、日本のアニメ・特撮の中にある最良の可能性が抽出され、次代に継承される……みたいな強固なストーリーが完成しつつあるので、逆に、その筋書きに異論がある若い人には奮起してがんばってほしいもんです。
正直よくわからないとこがあって、美少女イラストが批判されると激昂して珍妙な理屈で暴れ回るタイプのネットユーザーが、アニメやマンガやゲームにハマり倒している感じってしないんだよな。作品そのものより、好きだと表明することでできる連帯感とか、大きなものとの一体感が好きなように見える。
「生活保護がある」って、「生ポで暮らせるだろw」とかいってた十年前の2ちゃんねらーとレベルが一緒だよなぁ。総理大臣がそんな発想なの、もう根本的にダメな国なんだなという感じ。
国が滅ぶってこういう感じなんだなと、半ば本気で思っとる。別にいきなり他国に乗っ取られたり、ミサイルが撃ち込まれたりするんじゃなくて、ずるずると法だとか経済だとかがぶっ壊れて行くの。きっつ。
今、都内で年収300万円だと、貯蓄に回す余裕もないくらいのホントにカツカツの暮らししかできないんですけど、こういう人たちの約1ヶ月分の稼ぎが吹っ飛ぶわけですよ……。比喩じゃなく、「人殺し」レベルの施策だと思いますね。
安倍晋三氏ってそんな感じでしょ。ようはバカなボンボンで、こういうタイプは生まれ育ちで既に社会的強者なのに妙に好感を持たれがちで、それ自体が社会における構造的な差別なんだと私は思ってますよ。
>私と王族の方とで『スレイヤーズ』の続編である『スレイヤーズNEXT』と『スレイヤーズTRY』のどちらが良い作品か、という議論が白熱し、お互いの服を摑み合いながら激論を交わすことになってしまったのです。私はNEXT派で、王族はTRY派。 ぶはははは! #文春オンライン bunshun.jp/articles/-/463…
夏野剛さんはなんで「口が滑っちゃいました」みたいな謝罪をしてるんだろ。普段は善良な人がたまたまああいう発言をしたんじゃなくて、いつものとおりのゲスな発言をしただけじゃないの。文化で動く金には興味があるけど、文化そのものにはまったく興味がない人だったじゃん、ずっと。
二次元のエロイラストが攻撃される前から、非モテは「スイーツ(笑)」とか「ただしイケメンに限る」とか、女性を小馬鹿にしてたでしょ。「フェミニズムが萌えイラストを攻撃しなければ、非モテなオタクとフェミは連帯できた」みたいなのは、後付けで自己正当化するための偽史じゃないかなー。
知人から田中芳樹先生がフレデリカの描写について触れているインタビューのソース画像が送られてきた。私の責任で引用しますね。出典は『銀河英雄伝説 6 飛翔篇 』(マッグガーデン・ノベルズ) の297ページ・298ページ。商品にリンクもしときます。 amzn.to/33ncPLt
「公正さ」みたいなものの価値が地に落ちているんだよな。「公正さ? 自分たちに利権誘導してくれるものの方が大事でしょ。当たり前じゃん」みたいな感じ。
「女叩きを娯楽にしながら、自分に理解を示すやれそうな女、エロい女は持ち上げる」みたいなみっともない振る舞いを、「弱者男性にはそれくらいしか憂さ晴らしの手段がないんだから仕方ない」みたいなロジックで擁護するのはどうなんだろう、と思うわけ。
緊急避難的な対処方法だったものを最初から労働のシステムに前提として組み込むの? みたいなモヤモヤがですね……。
赤松氏は協力的な編集者にでも相談して、女性向けマンガ誌でジェンダーに関するテーマに関連したヒット作を描いている先生と会ってみたらいいんじゃないのかしら。それで目の前で「過度なジェンダー平等(論)は問題」って直接言ってみたらいいんですよ。たぶん、場は凍るでしょ。
箕輪氏はTwitterも別アカで再開してるし、キンコン西野氏の配信動画番組にもゲスト出演してるし、もう「禊は終わった」モードなのかしら。動画の感想でもセクハラに触れたものは出てこないし、信者を囲い込んでやる商売ってちょろいんだなー、という感じ……。
「フリーランス」というのが、「自分の技術や才能を鼻にかけて、もっと稼げると思ってイキって会社から独立した人」のイメージでしかない人が世の中には結構いるんだな。いや、つーか、いるのは知ってたけど、あらためてそこから向けられる憎悪を実感しているわい。
DV彼氏のいいところを探すような目線で必死にオリンピックの肯定できるところを探そうとしているエンタメ関係者の姿も、正直、ちょっとイヤでしたよ。こんなこといっても、反感を買うだけなんだろうけど。
wezz-y.com/archives/93161 >PVを稼ぐコンテンツとしてフェミニスト憎悪が使われていて、声を上げる人を封じにいっているというのは広告収入で利益を得るビジネスモデルの弊害が出ているなと思います。(略)フェミニストってやばいやつだからからかっていいんだってイメージで扇動しているところがある
「2回目に行くな」はさておき、「他人と感想を共有するな」はホントそう思うよ。観たあと、しばらくはやらない方がいいよ。シン・エヴァに限らず、自分に深く刺さった作品は全部そうだと思うなー。他人と話すと、拙速に言語化することになるからね……。
麻生はやることなすことことごとくゲスいけど、私はとにかく「野中のような部落出身者を日本の総理にはできない」発言が絶対に許せないんだよな。これが表に出てからものうのうと政治家を続けているどころか、未だに党の要職にもあり続けているのがホントに信じられません。
すごい作品をつくっているクリエイターに直で質問できる機会に、クリエイティブに関する質問ではなく、「オンラインサロンを作らないんですか?」「将来的にマネタイズはどうするんですか? できれば協力したいです」みたいな質問をする若い人を複数回見かけて、少し悲しくなったのでした。