一方アメリカのDon’t look up(ディカプリオ主演)とかは「敵であるトランプ派」だけを悪く描く形になってなくて「正義の告発者」が自分達の正義に引きこもることで何も伝わらないことや「意識高い系の自己満足的な感動イベント」にしちゃうことで結局何も変わらない状況等が強烈に皮肉られている。続
左派が礼賛する少し前の韓国映画には「学生を監禁して殺しちゃう公安警察」とか「デモ隊に発砲する軍隊とそれを隠蔽する政府」とかの「巨悪」が出てくるけどそれは一昔前まで韓国にはそういう独裁政権が本当にあったからで、民主化された国家にはそんな「巨悪」は左翼のファンタジーの中にしかない。続
結局起きていることは「巨悪の安倍」が全部悪いという話じゃなくて、政局利用しようとして真相の追求よりもセンセーショナリズムに全フリしたマスコミや野党も含めて、「登場人物全員のどこにでもある小悪の玉突き連鎖」の結果として自殺者が出たという構造になっている事が調べたらわかる。続
ドラマだけ見れば、「日本というのは安倍という巨悪がすべてを仕切ってお友達だけがおいしい思いをしているのだ」という戯画的に単純化した話になってしまう。そういう「左翼の内輪ウケ映画」があってもいいが例えば百田尚樹氏の日本国紀とかをあれほど嘲笑しておいて自分達はソレってどうなんだと。続
しかし実際にモリカケを取材してた人とかに聞くと、自殺した官僚氏には申し訳ないが森友の籠池夫妻のゴネるパワーが凄すぎて、調べれば調べるほど映画やドラマで描かれるような「安倍とお友達だから当然格安で買える」みたいな話ではない事はわかる。しかし予備知識なしにドラマを見ると、さも・・続
モリカケ問題の不健全さは大騒ぎしすぎて「実際どういうレベルの事があったのか」が一般には全然わからなくなっている事で、左派は「当然全部安倍の指示で国有地値下げも改竄も行われたに違いない」と思い込んでいるし右派も「ここまで騒ぐんだから何かはあったんだろう」と思っちゃってるが 続
「映画版」が気に入らないならドラマ見るなよって話ではあるが、同じ監督さんの「ヤクザと家族」は超良い映画だったので、あの『新聞記者』と同じ作者なのが信じられず、ネトフリ版が出たらぜひ見ようと思っていたんですね。で、俳優も監督も一流だから映像は結構いいシーンもあるんだけど・・・続
予告していたNetflix版「新聞記者」の記事アップされました。モリカケ問題の実際のところをちゃんと調べれば、いかに「新聞記者」が不誠実な内輪ウケ映画にすぎないかがわかるという話。別に「左の内輪ウケ」映画があったっていいけど支持者は無自覚すぎるところが問題で。続 finders.me/articles.php?i…
続)ゴザ先生事件については昨年3月に書いたこのnote note.com/keizokuramoto/… が相当バズったんだけど(その後の事情はフォローしてないが)、今読んでもまあこういう発想で取り組むしかないよなと思います。でも最終的にはさっき書いたように経済成長しないとどうしようもないと思ってしまうな。
自分は大学のサークルの人事みたいのがトラウマになって『椅子の数が決まってる組織はオレほんと無理』と思ってそういう状況からは逃げ続けてきた人生って感じなので、騒動自体見ててちょっと辛い気持ちになる。 要するにこう 『経済成長しなきゃダメだね』 という単純な事を凄く思い出さされます。
クライアントの経営者と『組織は成長してたら百難隠すし皆ハッピーな居場所を作れるが成長してないとどうしても澱んでくる』と話した事あるんだけど、今話題の人文アカデミアの騒動を見てると(詳細はよく知らないが)やはり『椅子の数が限られてる世界』は次々と不幸を呼び込んでしまうなと感じる。続
結局『巨悪という妄想』と戦ってる時点で20世紀の遺物でしかなく、以下の先行記事で書いたように『どこにでもある小悪の連鎖』という本当の課題を個別具体的に『平熱の愛国心』で潰していくしかない。月曜公開の記事ではもっと詳細にドラマとモリカケの実態の比較をやります。note.com/keizokuramoto/…
提案型野党か批判野党かとか言われてるが、どっちでも『言ってる事が的を得ていて建設的』なら提案でも批判でもいいし、国民も『やるじゃん』てなると思う。今の野党はそこで『ちゃんと建設的にする意思』がないとしか思えないしその準備にお金使って案を練る事してないのが問題なのだと思います。続
実際公務員獣医が全国で足りてなさすぎるし四国地方に獣医学部がない事が問題視されてるのは事実なんで、そこで『むしろ公務員獣医の待遇改善に金使うべき』的な対案を詰めるならわかるが『生物兵器作りたいんだろ』という映画作って『これを批判する奴は政府の犬』みたいに言うの頭おかしいでしょ。続
実際に『モリ』取材してた人とかに聞くと『自殺された官僚さんにはほんと悪いが事件の中身を調べるほど籠池氏の無茶なゴネっぷりが凄くてアベに繋げるのがどんどん無理になってくる。むしろアベの問題というより官僚組織の組織防衛的な無理が玉突き的に起こした不幸だと。一方で『カケ』の方は 続
『記事の予告ツイ』が既にバズってるコレ、編集者がちゃんとファクトチェックしてくれたりしてるので公開は月曜日になります。モリカケは『これだけ左翼が騒ぐなら何かアベはムチャ悪いことしたんだろう』と右の人もボンヤリ思っちゃってるんだけど、詳しく調べたら全然そんな事ないからビビるのよ。続 twitter.com/keizokuramoto/…
だから結局、境界線上に落ち込んでしまうような「平熱の愛国心による具体的な解決への模索」を右も左も協力してエンパワーしていかないと、「お前らが全部悪い」って言っていてもダメですね、という話になるわけですね。その流れの中での今回の記事をお読みいただければと。 note.com/keizokuramoto/…
でも同じ監督さんが作った「ヤクザと家族」は超良い映画だったので、左翼の論理の紋切り型を超えた新しい視座があればもっと良いものになるはずと思うんですよね。最後の方で「誰のせいでもなく、この国をどうすればいいか立場をこえて考えるべきだ」みたいな話が一瞬あってそこは良かったです。
映画の中で気弱な官僚さんが組織の都合で意に沿わない改ざんをさせられるシーンとか、立場を超えて右の人でもグッとくる題材であるはずなのに、「どうしてそうなるのか、どうすればいいのか」が物凄く一面的な20世紀型の論理でしか語られないから、結局「内輪ウケ映画」にしかならならない。続
日本社会のあちこちにある「小悪」が玉突き的に連鎖して起きた不幸を、「どうやったらこうならずに済むか」は右も左も自分ごととして考えなくてはいけないところ、「安倍という巨悪」を設定してそれに全部おっかぶせて話を終わらせている限り、単なる「内輪ウケ映画」にしかならないわけです。
そもそも元ネタの「モリカケ」自体、左の人は本当に「安倍の指示で国有地大幅値下げが行われた」と思い込んでいる人が多い中で(実態は違う事はちゃんと事情をフォローしている人ならわかる)、ああいうミスリードなプロットを「フィクションですから」ってねじ込むこと自体が倫理的に問題があって。続
この話に関連して、Netflix版「新聞記者」に関する記事も準備中です。ネトフリ版は映画と比べ「官僚が暗闇でツイッターに書き込み」「獣医学部の設立目的は生物兵器」的な「いかにも陰謀論」は消してるが、結局全部「敵側のせい」にしてる所は全く変わらず、結局「左翼の内輪ウケ映画」になってて。続 twitter.com/keizokuramoto/…
僕の新刊の編集作業の話と最近起業した30代のクライアントの話から見える事についてのnoteです。 「出羽守」のいうことを聞いていても日本の課題は解決できないので、ちゃんと個別具体的な問題に取り組む「平熱の愛国心」をいかにサポートしていけるかが大事という話。続) note.com/keizokuramoto/…
性的潔癖さの押し売り的検閲が進めばいずれモディリアーニの絵は焚書されるだろうと思っていたけど案の定(笑) でも最近欧米でも萌え絵を燃やしてる分には良かったが自分たちの伝統に飛び火してハタとやりすぎに気づき始めるみたいな事起きてるし、再度の転換は近いと思う。jiji.com/jc/article?k=2…
このグラフ見て 「結婚前後で女性の幸福度が”ちょっと”下がっている」事だけとって「日本の男が抑圧してるのだ!」 となるのか、 「実数で見れば日本は女性の方が圧倒的に幸せを感じてる社会なんですね」 ってなるのか、前者しか考えないのは相当歪んでると思うけどね。こういう「全部男が悪い」続 twitter.com/doughimself/st…