感染者が急増し、保健師や保健所職員から届くLINEの時間が一気に深夜になる。
毎日新聞に掲載していただきました。 府職労は大阪労働局に保健所職員らの働き方の是正などを求めて要請書を提出。 #労働組合にできること 現場から:府保健所職員、コロナ禍の長時間労働 「100時間超」多数 命守る働き方考えて /大阪 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20220…
オミクロン株の感染力の強さから現在の感染爆発は予想できたのに、水際対策のみで保健所の体制強化や対策が十分ではありませんでした。連休中も毎日のように方針が変わり、現場の保健師や職員が振り回されています。結果として陽性者の方々も振り回され、説明にもかなりの時間がかかってしまいます。
三連休明けの今日。各保健所から陽性者が急増しているとの情報が入ってきます。 調査や入力の積み残しをしないために、21時現在でまだ10人以上の保健師が残っている保健所も。
昨年末12/27に申し入れした各保健所への職員応援が本日より実施されることになりました。 #労働組合ができること しかし、年度末が迫り、どの部署もかなり忙しくなっている中で、絞り出すように人を出し、みんなで助け合ってます。 やはり、災害時等にも対応できる職員体制が必要です。 twitter.com/fusyokuro/stat…
深夜0時を過ぎて、保健師、保健所職員からのLINEが相次ぐようになってきた。「21時過ぎに退勤したが、まだ10人以上が残っている」「連日23時過ぎまで残っている」「既にタクシーで帰宅する保健師もいる」「応援に来てもらってる職員にも遅くまで残ってもらわないといけない」と。
【保健師の声118】 毎日急増する陽性者への対応をしつつ、日々変わる方針への対応も求められ、夜間、休日関係なく、みんなで連携しながら必死に対応しています。不安な気持ちになってる陽性者の方へできるだけ早く連絡したいと思いながらも、ここまで増えてくるとどうしても時間を要してしまいます。
【保健師の声119】 保健所管内で連日100人150人と陽性者が増え、必死に頑張っても対応が追いつかなくなっています。職員の中にも陽性者、濃厚接触者も発生し、さらに体制が取れなくなり、ノロウイルスや結核の発生も増えています。命を守ることを最優先にした緊急の体制や対策が急務になっています。
連日2千人、3千人超えの感染が確認される中、保健所からは「どんなに頑張ってももう回らない」という悲痛な声が届いています。「深夜2時を過ぎてもメールのやり取りをしている」「7日間連続勤務しているが追いつかない」など。何の対策もないまま、日々感染者が増え続け、保健所は限界を超えています。
毎日のように深夜になって保健師や職員からのLINEが届きます。 「深夜2時3時に電話がかかってくるので眠れません」 「子どもが休校になったけど休めずに連日遅くまで残っています」 「夜21時を過ぎて100件近い発生届が届くので、とてもその日のうちに対応できず、お待たせして申し訳ないです」
重症化リスクのある方にいち早く対応するためにも、大阪府の保健所でもこういう体制が取れるように調整・連携してほしい。読売新聞によると、豊中市保健所は職員応援で200人体制で対応していると。府の各保健所には6人が応援に入っていますが、まったく追いつきません。 mainichi.jp/articles/20220…
保健所だけでなく府立の医療センターで働く看護師からも切実な声が届きます。 今月下旬から1病棟を閉鎖しコロナ病棟を2病棟に増やします。職員のマンパワーでまわしてる状況で、自分の病棟も余裕がないのに、連日、発熱外来や他病棟への応援に行かなければならない状況です。救急も増えています。
自宅での保育が可能な家庭はそもそも保育園に通っていないと思いますが、保育園も保健所も病院も自治体も、とにかくギリギリの人数にしてきたことが、緊急時に対応できない事態を招いている。 大阪市 認可保育施設の保護者に通園自粛要請の方針mbs.jp/news/sp/kansai…
なんで安易にこんなことをテレビで先走って言うのだろうか。ただでさえ、感染爆発し、検査も何もかも追いつかないのに、また陰性確認の検査や問い合わせが激増する。そして、保健所はさらに追い込まれる。 news24.jp/articles/2022/…大阪府・吉村知事“全員陰性で制限緩和”
労働組合や保健所に対して、「感染者の少ないときに何をやってたんだ!」「何でも知事任せにするな」みたいなこと言ってこられる方がいるのですが。。。「知事任せ」ではダメだと思うので何度も何度も現場の声を聞いてほしいと言ってるのですが、聞いてもらえないんです。
【保健師の声120】 まん防期間であっても「陰性確認で制限緩和」などと言われますが、現場では検査キットも枯渇し始め、検査結果が判明するまでの日数がかかるようになっています。本当に必要な人の検査が迅速にできなくなることを懸念しています。もっと現場実態を把握したうえで対策を決めてほしい。
【保健師の声121】 入院は一括して「入院フォローアップセンター」が調整していますが、病院を決めるだけで、その後の病院へ行く調整(救急、民間救急、タクシー)は保健所がしなければなりません。保健所の業務を吸い上げて負担軽減してると言いますが、負担軽減にはなっていません。
【保健師の声122】 高齢者2人世帯でお互い持病のある患者さんから「妻を残して入院するのが難しいので保健所で何とかしてほしい」と相談。なかなか電話が繋がらず、夕方18時にようやく保健所に繋がったと。そこから病院やケアマネージャーと相談。陽性者一人一人に時間をかけた対応が必要になります。
【保健師の声123】 コールセンター等を設置して保健所の負担減らすと言ってますが、保健所の電波は朝から夜まで鳴りっぱなしです。負担は減っていません。「連絡が遅い」というお叱りや施設からの問い合わせも多く、重症の方に繋がるのが遅くなるのではないかと危惧しています。
こう書くと「現場でもできる工夫がある」「もっと提案してやればいい」というご意見もいただきます。おっしゃる通りです。現場ではみんな知恵を出し合い、さまざまな努力や工夫をして必死に頑張っています。しかし、既にパンク状態で休みもなく寝る時間もない状況なので、それもできなくなっています。 twitter.com/fusyokuro/stat…
土日も出勤した保健師や職員から相次いでLINEが届く。 「高齢者施設での感染も増え、救急搬送も相次いでいます」 「入院の方も増え、深夜まで入院調整しています」 重症化する方や緊急性の高い方も増えているので、迅速に連絡できる体制強化が必要です。
【保健師の声124】 もう限界です。一日中電話をかけ続けて毎日帰宅する頃には声もかすれ、無理矢理発声するので喉が痛いです。保健所は入院調整や高齢者対応に重点化しないと、もうもたないように思います。対応が必要な人が埋もれてしまうことが心配です。
【保健師の声125】 虐待や引きこもり、精神疾患の方への支援など、これまで継続した支援を続けている方がたへの支援がコロナによって余裕がなく、不十分になっていることを危惧しています。本来保健所が公衆衛生としてやるべきことができなくなってます。
毎日声がかすれるまで電話対応し、ろくに眠る時間もなく、必死で働いてる保健師や保健所職員から伝わってくるのは、自分たちがしんどいということよりも、重症化リスクのある人をもっも早く医療に繋げなければならない、コロナ以外で保健所の支援を必要としてる人を待たせてはいけないという強い思い。
【命を守るための緊急提言】 コロナ感染拡大により、保健所がひっ迫し、連日数百件もの「積み残し」が発生しています。このままでは、重症化リスクのある方や有症状の方への対応が遅れ、命が救えない事態となります。命を守るために現場の保健師、保健所職員の声にもとづき緊急提言を発表しました。