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「赤旗」本日付で「巨大電通の漆黒」2回目。電通担当が雑誌に張り付いて日常的に「特ダネがあるの? 売れるの? 売れるなら広告出稿をいっぱい頼めるけど?」という圧力をかける装置があり、この装置を生かして企業不祥事報道も消せる仕組みを元社員が証言。
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よくある「税収がバブル期超え」っていう報道に接すると「安倍政権スゲエ」って思ってしまうが、よく考えれば消費税率がこれだけ上がっているのに「税収は30年前と変わっていない」という異常。法人税・所得税の減税分を補填しただけ(このツイートのリプにグラフがある)。 twitter.com/miyamototooru/…
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ウィーン宣言。「国家的及び地域的独自性の意義、 並びに多様な歴史的、文化的及び宗教的背景を考慮にいれなければならないが、すべての人権及び基本的自由を助長し保護することは、 …国家の義務である」「これらの権利及び自由の普遍的性格は、疑うことができない」
kobe-u.ac.jp/campuslife/edu…
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女性器切除を文化的多様性や文化相対主義で擁護することへの批判として、「地域ごとの多様性は一定認めるけど、やっぱり人権に普遍的な部分はあるから、そこへの侵害は許さないからね?」というウィーン宣言の立場が対置できるのかな。つまり原理的には、普遍的人権に抵触する文化多様性は認めない。
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「『ヒバクシャ国際署名』の街頭活動を実施することから『政治的な中立性を保てない』などと判断した」(長崎新聞30日付)らしいんだけど、日本の99.5%の1732自治体が加盟する平和首長会議で正式方針にしている署名だから変だなと思ったら国内未加盟の9自治体の一つが佐世保市。「中立」って一体…? twitter.com/nabeteru1Q78/s…
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まあ、コロナもあって、中学校始まったばっかりだから、気持ちが不安定なのもしょうがねえなとは思うので、夏休みくらいまでは「学校行きたくない!」に付き合うしかない。
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例えば娘はサヘラントロプス・チャデンシスのことを挿絵付きでノートに書いているが、それにも「もっとすき間を埋めてね」だけ。いや…もっとなんかこう、「屍肉を食っていたとか言われるらしいよ」とか、知的刺激を与えて何か書かせようという気は無いの? 隙間埋めればいいのかよ。黒く塗れば?
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勉強した結果(国数英理社に限定)を毎日1ページ綴らされるのも苦痛のようで、ろくすっぽ授業も受けてないのにそれはねーだろと思う。ノート欄の先生コメントも「もっとすき間を埋めてね」というコメント(のみ)が2日連続していてこっちが驚いた。結構書いてあるのに。
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今朝も娘が中学校に行きたくないと言いだし、大泣きしていた。夫婦でいろいろ娘と話をしたけど、結局今日は休むことにした。理由のようなものがあるか聞いたが中学校の全てが楽しくないと言い、何も楽しくないところにあんなに長い距離、あんなに重いカバンを背負っていくのは嫌だと言っていた。
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今朝の「赤旗」の1面。うん、今こういう感じ。まずは素直に喜びたいし、世論の力で政治を変えたという、ストレートな社会運動の力として自信を持ちたい。
#検察庁法改正案に抗議します
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#検察庁法改正案に抗議します
この問題は実はちょっと複雑。
だから「そもそも三権分立とは」なども含めこの動画で学んでみることをおススメします。
1時間15分くらいまででだいたいOK。
2倍速なら半分。
それでも長い? いやー大事な問題ですから、それくらいはぜひ。
youtube.com/watch?v=p147ni…
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おいおい……「高橋俊之年金局長は、税・社会保険料を控除すると、75歳から受給した場合、受給総額で65歳から受給していた年金額を上回るのは90歳0カ月であることを明らかにしました」 / “平均余命手取り増えず/宮本氏 年金制度改定案を批判” htn.to/32wURg7xLG
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今度、本を出すことになりました。
『不快な表現をやめさせたい!? こわれゆく「思想の自由市場」』というタイトルで、かもがわ出版から上梓します。2020年3月24日に出来予定です。
kamiyakenkyujo.hatenablog.com/entry/2020/03/…
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ヘイトスピーチやジェンダー上の規制について考え、提起することはもちろんあり得る。大事な議論だ。しかし、それが表現の自由と緊張関係にあり、重大な人権を侵すかもしれないという覚悟をもってその問題を提起したり、考えたりしてほしい。「カジュアルに規制」を持ち出す政治家は本当に心配。
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表現の自由は「人権宣言のカタログにおいて花形的地位を占め」(芦部信喜)「第一の自由」「すべての自由一般の基礎」とされるほど重要なものだという認識が決定的に欠落している人がいるのがすごく心配。ヘイトや性のことになると「表現の自由とは別」といって簡単に除外してしまう。
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(続き)一歩踏みとどまって、異論に対し耳を傾け対話する、寛容さと理性を持たなければなりません。異論を認めないことは、自分の意見も排除される危険を認めることですから、表現の自由を認めることで、自分の自由も確保されます」。「自分が不快な表現」を規制する立場になってないかどうかの自戒。
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しんぶん赤旗本日付。青山学院大学の髙佐智美教授(憲法、国際人権法)。「表現の自由は、自分にとって好ましくない異論も認めるもので、ある意味『面倒くさい自由』です。多くの市民が素朴な感情に従って排除してしまう傾向がある。世論を誘導する権力者に足をすくわれないためにも、(続く)
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(続き)「宇崎ちゃんは性的でもなんでもない」というふうにナイーブに振舞っている人の方より、宇崎ちゃん(だけでなく「萌え絵」全般)の性的ニュアンスを自覚的に抉出させた太田啓子の方が、ある意味「(第一世代的な)おたく」であったと言える。
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(続き)大塚・大澤信亮『ジャパニメーションはなぜ敗れるか』p.168-170 手塚的なものの中にある性的なものを暴く批評として吾妻を評価。そして今日(大塚が書いたのは2005年)の「萌え」はそこから批評性を取り去ってその性的な要素に無自覚に戯れ、享楽しているとした。(続く)
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(続き)手塚的なまんがが抱え込んでいた身体性は性を隠蔽しているではないかという、その意味で『悪意』の批評だったといえます。…しかし、そのあ『悪意』が最終的に除去されて、ただ、アニメ/まんが的な絵柄によるポルのグラフィとしての、今日の『萌え』に至るわけです」(続く)
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(続き)『ロリコンまんが』の描き手にはありました。当の吾妻ひでおは、自らそれをジャンル化して自らそれを放棄するのですが、結局、この領域が今日の『萌え』の起源になるわけです。…その時点では、それは一種のパロディ、つまり、ぎりぎりの批評的な行為だったといえます。(続く)
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(続き)この記号的なキャラクターをあからさまなポルノグラフィとして表現するという行為は肯定的に評価するなら記号的な身体が隠している性という、戦後まんがの一側面を可視化するいわば『運動』でした。/少なくとも吾妻ひでおによって主導されていた時点では一定の批評性が(続く)
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(続き)いわゆる、おたく系のまんが家たちでした。/つまり、手塚的なキャラクターに「生殖器」があること、そしてその延長としての性行為を吾妻ひでおの周りに集まった第一世代のおたくたちがアニメキャラクターを使った性的な表現として描いていくのです。…(続く)
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吾妻ひでおが亡くなった。宇崎ちゃんポスターが問題になっているこのタイミングでの吾妻の「功績」について、大塚英志の次の指摘は想起されてよい。「手塚的な記号からなるキャラクターに、改めて『あからさまな性』を発見したのが、七〇年代のおしまいから八〇年代の初頭において、(続く)
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今回の事件はそこがきわめてわかりにくい。ゆえに責任が不明瞭。例えば河村市長は実行委員会の会長代行で(おそらく委員にも市の局長クラスが入っているはず)、津田の証言を信じれば、事前に企画を知り協議もして開幕させたはずなのに、いきなり被害者然として中止・謝罪要求するのは異常。