1551
1552
今日は環境省のオオワシ・オジロワシ保護増殖分科会。先日発生したオジロワシの鉛中毒についてしっかり報告し、シカなど大型獣の狩猟から今回止めさし(とどめを刺す行為)に使われたと思われる粒径7mm以下の鉛弾も早急に使用禁止にするべきだと強く訴えるつもりだ。 twitter.com/i/web/status/1…
1554
鉛弾の規制だけではなく、新型コロナの影響で停滞気味になっている無毒弾の流通を改善することや円安などの影響で高騰している銅弾の価格を低下させるような政策が必要だと思います。過去より環境中にばら撒かれている鉛散弾の除染など、鉛汚染に関する問題は山積しています。
www3.nhk.or.jp/sapporo-news/2…
1555
1556
1557
鉛弾の摂食による鉛中毒。道内では2000年から鉛ライフル弾が使用禁止になり、今では粒径7mm以上の鉛弾が規制されている。禁止された鉛弾を使うのは犯罪だ。しかし罰するべきは鉛弾。ルールを遵守している多くのハンターや狩猟そのものではない。敵を見誤ると鉛中毒の根絶という目的には辿り着けない。
1558
片翼が失われた状態で保護されたオジロワシ。餌のホッケを丸呑みではなく、千切って少しずつ食べる余裕が出てきた。体力がしっかり整ってから、本格的な断翼部の整復を行う予定だ。
1559
1560
1562
1563
列車事故に遭い、翼を骨折して治療やリハビリを重ねてきた2羽のオオワシを自然界に放鳥した。収容されたのはいずれも2021年。奇跡の野生復帰を果たしたオオワシ達に祝福と大きなエールを送りたい!
#1羽目成鳥
1564
1565
列車事故で入院していたオオワシ2羽を野生復帰させたことが読売新聞(北海道版)の記事になりました。
yomiuri.co.jp/local/hokkaido…
1566
オオワシ2羽の放鳥がNHKでも紹介されました。
www3.nhk.or.jp/sapporo-news/2…
1567
列車事故から生還したオオワシ(成鳥)の放鳥。
扉を開けてもなかなかケージから出なかったが、天井の隙間から手を入れて促すと、一気に飛び去っていった。
1568
列車事故から生還したオオワシ亜成鳥の放鳥。渡辺獣医がケージのジッパーを緩めた瞬間、自ら扉を押しのけて自然界へと飛び立っていった。
今回の放鳥は、JR北海道釧路支社の戸川支社長にも立ち会っていただいた。
1569
先日行ったオオワシの放鳥が毎日新聞に載りました。記事では覆隠シートの開発をJRが行っているように読めますが、実際は環境省と猛禽類医学研究所が中心になって行っています。
mainichi.jp/articles/20230…
1570
1571
突然ですが、明日の夜、YouTube Liveなるものをやってみようかな?と思っています。
youtube.com/live/zZKVF6Zu2…
視聴をご希望される方は、3月4日21時に下記URLにアクセスいただければと思います。
youtube.com/@keisukesaitoi…
なお、急患などが発生してしまった場合には急遽取りやめになることもあります。
1572
猛禽の気持ちを把握することは、診療を行う上でとても大切です。一見落ち着いているように見えても、実は緊張していることも多い猛禽類。感情を推し量る重要なバロメーターのひとつに、頭部の羽毛の動きがあります。緊張が高まると髪が逆立ちます!
動画:人の気配に気付き、緊張しているオジロワシ
1573
他のワシの鳴き声に耳を傾けるオジロワシ。よく観察すると、実に表情豊かだと思う。
1574