私たちがいま目の当たりにしているのは「その能力を"国民生活を安定・向上されること”ではなく"権力を維持すること”に全振りしそのためには手段を選ばない政権と、権力との一体化が大好きな有権者との最悪のコラボ社会」です。これは一朝一夕に変えられるものではないと考えます。
私が「本件(コロナでの対応)でも多分政権が倒れることはないと思う」と言っているのはこういう理由です。これを変えるのは本当に大変な作業です。ただ、これを変えないことには安倍政権以降も同じ現象が続くと思います。だから、いまの状況をそのきっかけにしないといけないんだろうな、と思います。
安倍首相が給与の30%返納していることで称賛されているそうですが、本来であれば年間で数億~十数億もらえるはずの政党助成金を受け取っていない日本共産党はきっと神の如く讃えられているんでしょうね。
一部セレブがいくら「いまは批判なんかしてるときじゃない」と曰おうとも、批判を続けた結果政府の政策が「一律現金給付の否定→困窮世帯へ30万円給付→一律10万円給付」と変更されようとしている事実の前には無力です。私たちは少しずつでも変えるために批判する。貴方達はそれを眺めていればいい。
ただ、彼らがこの状況にあって困窮するたくさんの人たちの声を聞こうとしなかったこと、その姿を見ようとしなかったことはしっかりと覚えておきます。
安倍政権支持者は事実を改変するでしょうから、10万円支給までの経緯は皆こう覚えておきましょう→「多数の有権者と野党は3月中旬からずっと一律現金給付を要求していたのに、安倍政権は1ヶ月間もあれこれ渋り続けた挙げ句、連立相手の公明党が急に方針転換したので渋々一律10万円給付を決めました。」
補足として。公明党が3月末に政府に提出した緊急経済対策では、一律現金給付案は盛り込まれておらず"収入が大幅に減少した人などに対し、1人あたり10万円の現金給付”と主張しておりました。news.tv-asahi.co.jp/news_politics/…
皮肉でもなんでもなく、安倍政権は「政府が400億円以上かけて全世帯に(決して質が良いとはいえない)布マスクを2枚配布すること」と「新聞社が自社サイトで繊維産業が盛んな自治体と地元企業が共同で生産してる高級マスクを販売していること」の違いを理解できない人に支えられています。
数日前にこう書きましたが、今回のマスクの件もまったく同じです。安倍政権とそのアクティブな支持者は"事実を正確に理解し評価する”という行為をしない/できない人たちなんですtwitter.com/inumash/status…
現在私たちが直面している政治的問題の大半は、この未曾有の事態にあって、事実を正確に把握し、理解し、評価するという当たり前のプロセスよりも、事実を隠匿し、歪曲し、強弁によって正当化することを選択する人たちに国の舵取りを任せてしまったことに起因しています。
4月1日に「1世帯につき2枚の布マスク配布」と閣議決定したときは馬鹿だと思ったし、それに400億円以上かけると分かったときは完全に頭おかしいと思いましたが、まさか「1世帯につき2枚の布マスクすらまともなものを配布できない」という結果になるとは予想してませんでした…さすが安倍政権です。
安倍政権がやろうとしていることをサッカーで例えると「リーグ優勝したクラブのオーナーが、自分たちに有利な判定をする審判の定年を無断で延長させた挙げ句、"審判の定年は優勝チームの権限で延長できる”というルールを後付でつくろうとしている」というものです。#検察庁法改正案に抗議します
あえて書きますが、このハッシュタグがどれだけ盛り上がっても、支持率や選挙結果に反映されなければ一時のお祭りで終わりです。「こうした行為を行う安倍政権は支持しない」という姿勢を崩さず、この事実を忘れず、ちゃんと選挙にいきましょう。#検察庁法改正案に抗議します
同法案について「単に国家公務員の定年を65歳まで引き上げるのに合わせて検察官もそれに合わせようとしているだけ」という擁護が大量に投下されていますが、この玉木氏の主張や国会における野党の疑義を聞けばそんな単純なものではないことがわかると思います。#検察庁法改正案に抗議します twitter.com/tamakiyuichiro…
擁護派が一生懸命「国家公務員の定年を65歳まで引き上げるのに合わせて検察官もそれに合わせようとしているだけ」と主張していますが、国家公務員法の改正と検察庁法の改正をセットで審議しようとしてるのはこういう雑な解釈&擁護を狙ってのことでもあるでしょうね。#検察庁法改正案に抗議します
実は、政府与党の皆さんにアドバイスがあるんです。この批判を抑えるすごく簡単な方法があります。それは「改正案を昨年10月時点での当初原案に差し替える」という方法です。#検察庁法改正案に抗議します
擁護派は正面からの反論をあきらめて「このタグの拡散はスパムをつかったネット工作」「このタグを使うやつはデマを鵜呑みにしてるだけ」という路線に切り替えたようですが、これは「最早まともな擁護論を展開しようがない時」の常套手段です。断末魔みたいなものですね。#検察庁法改正案に抗議します
自民党の泉田議員が内閣委員をはずされた件の何が異常かというと、彼は「強行採決には反対。議論を尽くすべき。」という当たり前の主張をしただけだってことです。いまの自民党で「議論を尽くそう」というと委員を外されるんですよ?日本って議会制民主主義国家ですよね?頭おかしいでしょ。
いままでの姿勢でも明らかですが、安倍政権にとって"自分たちに都合の悪いこと”について話そうとする連中はみんな敵だってことです。野党も、官僚も、検察も、メディアも、国民も、例え自党の所属議員だったとしても。
自分たちに都合の悪い人物は自党の人間でも排除する。そんなことを公然と行っている政権が、ほぼ唯一自分たちの疑惑を捜査し逮捕できる権限をもっている検察のトップ人事に強く介入しようとしているのが現在の問題です。これに賛同できますか?という話です。
安倍政権と現在の自民党には「批判を受け止めて自省する」とか「自分たちの疑惑や問題について真摯に議論し解消する」という回路がないんです。代わりに嘘と強弁によってそれを正当化することばかりしてる。彼らがそれをできるのは私達がそれのことを忘れ、許してしまっているからです。
「日本の性的同意年齢は明治時代から引き上げられておらず現在も13歳のままで、2008年に国連から引き上げを勧告されてるのに未だに渋ってる」という基礎的な知識があれば恥ずかしくてこんなこと言えないんですよね。韓国を馬鹿にすることばかりに必死になって自国のことに無知だからこういうことになる twitter.com/utatroo/status…
安倍政権を批判してると結構な頻度で「民主主義=多数決」という小学生並の理解しかしてない安倍信者から「民主主義を否定するのか!」みたいなことを言われるのですが、彼らがいま検察庁法改正について「政策が世論に左右されていいのか!」とか言ってるのを見て爆笑しております。ほんとあほや。
彼女のツイートに対して安倍支持者が「安倍さんもひとりの人間だ」とか「政治家に対する誹謗中傷はいいのか」と絡んでいる姿を見ても、彼らが批判と誹謗中傷の区別がまったくついていない(つける気がない)ことがよくわかります。彼らの脳内では検察庁法改正案への抗議=誹謗中傷なんです。 twitter.com/pamyurin/statu…
「首相に早く辞めろというのは誹謗中傷」とか言ってる人と試しに話をしてみましたが、"主権在民”という概念がないらしく「頭ごなしに辞めろと命令するのは誹謗中傷」などと言い出し、「首相に辞めろと主張すると誹謗中傷になる法的根拠は?」と聞いても答えを出せませんでした。現場からは以上です。