『逆さまに描く』ってのがありまして、 上手く描けない人の問題の1つが『思い込んでる』って事なんです。 例えば子供にお手本見ながらアンパンマンなりドラえもん描かせるとまぁ下手なわけですよ。 で、お手本を逆さまにして描いてもらうと上手く描けるんですね。 これね、思い込みなんです。
よくさ、『人類の滅亡の危機に人々が一致団結しないなんてそんな作品あり得ない』という意見を目にするんですが、このご時世を観て『あー実際は一致団結なんてしないんだな』ってよくわかった。 多分今生きてる人類が経験しえなかった事実なんだと思う。
1987年からスタートした『ついでにとんちんかん』のOP観てて思ったんですが、昭和世代はこの口の位置を「あー昔はこんなとこに描いてたね」って思うわけですよ。 でも平成世代ってこのバランスを観てどう感じるんですかね? その時代を生きてしまった以上その感覚が無く、非常に興味があります。
模写は『コピー』ではなく『解剖学』と思えばいいです。 うまい人の絵を解剖するのです。 マッドサイエンティストになって解剖するのです。 「ムフぅ!なるほど!これは素晴らしいィ!なんと美しい骨格だ!目の造形なぞ失禁ものではないか!」 と心で高らかに叫びながら解剖するのです。
昔は入ってくる情報と絵を描く枚数が割と自分で制御できた。 大体スランプになる原因は 『知識量と熟練度の差』 によって生まれる。 分かりやすく言うと 『良い物見過ぎて目が肥えた奴が自分の絵を見て吐きそうになるくらい下手なのが分子レベルで感じ取れて即死しそう』 という事。
『Pちゃん』って知ってる? 人の頭を描く時、丸で考えるより『P』で考えた方が描きやすいよ?という話。
『努力する』っているのは『苦しむこと』じゃないんですよ。 『楽をするために努力する』んです。 人類は楽をするために血眼になって科学力を発展させてきた生き物なんです。 だから楽をすることは悪ではなくむしろ善なんだと思います。 『楽』に対して嫌悪感があるなら『効率』と言い換えましょう。