入院閾値が跳ね上がってる時に救急搬送されてきた複合型熱性けいれんの児を 「これはたぶん脳炎脳症の類ではない、そうではないという証拠はないけどそうだという証拠もない、経験上も違うはずだ」 と自分に言い聞かせて、再度けいれんしないことを祈りながら帰宅させるお仕事
ワクチン接種後のくも膜下出血がきちんと把握されてるのは、ワクチンに関係あろうとなかろうといかなる健康の変化も収集して検討すべきという有害事象報告のあり方がしっかり機能しているということなので素晴らしいことだし、もちろんメディアが煽るべきことでは全くない
もし読字障害があったのだとしたら、前もって学校がその事を把握していて、願書を出すときに合理的配慮の申請をしておけばなんでもなかったことなんだけど、それはそうとこれをきっかけにそもそも国語のテストに定規使って何が悪いのか、読めなくてメガネかけてる子と同じだよ、という議論になればいい
その子が教室に行けない理由など一顧だにせず、力を振り絞って別室に登校するたびに「教室に行こうよ」「将来困るよ」とか声をかけ続けてたら、せっかく通ってた別室が教室と同じくらい危険な場所になるよ、って言わないでもわかってほしいなあ
ビタミンKについてみなさん啓発ツイートをしてくれててありがたいんだけど、一番被害を被るのは胆道閉鎖症の赤ちゃんなんだよね、母子手帳に便のカラーチャートがあるのでみんなこの病気については知ってるかもしれないんだけど、胆道閉鎖症はビタミンK欠乏による脳内出血の強力なリスク因子なんだよね
#旅サラダ で神田正輝が「今日旅サラダ来て良かった、ご飯食べられた」って言ってたやつ、やっぱ人生で最高につらい時にはとにかくあったかいところで飯食わせる必要があるんだなと思った
正しい気持ちとか間違ってる気持ちとかはなくて湧き上がって当たり前のものなんだよ、そうなってるあなたが悪いということでは全くないんだよ」などから話していくとすごく安心されるんですよね 気持ちをコントロールしなければと思う前に、まず自分の気持ちを受け入れる作業が必要なんだなと
不安の商人としてやっていく覚悟を決めたのだなあ 言うまでもないことですが、この記事はコロナ前の死亡統計との比較やワクチンを接種してない方々との比較がないので医学的にはなんの意味もありません twitter.com/news_postseven…
学校ではちゃんとやってるのに家ではできないのなら家に問題があるんじゃないですか甘やかしすぎなんじゃないですか、などと言われることはよくあるんですが、一日中緊張が解けない状況に置かれ続けることが子どもにどんな影響を与えるか考えてくださいよと、まず体がおかしくなるよ
ツイッターでもたまにイキってた人が急に被害者ポジションに収まるのを見かけるけど、DVの加害者が自分のことを被害者だと言うのと似てる もともとDV加害者は家で圧倒的な権力を思いのままに行使してた人間なので、それが少しでも邪魔されるとものすごく大きな被害を受けた気分になってしまうんだって
「この子は母親の前だけで爆発的にかんしゃくを起こす、父親や祖父母や保育所ではとてもいい子にしてる、母親の前だけでそうなるんだから母親に問題があるんでしょ」 って思っちゃう方が少なからずいるので、そこは違う違う違う違うんだ〜と声を大にして言いたい twitter.com/oooaioooy/stat…
子どもが変わらなくてはならない、なんてことはあまりなくて、だいたいは大人が変わることで子どもを取り巻く環境が変わって子どもが実力を発揮しやすくなって、その結果周りから「この子変わったね!」と言われるんだぜ
「飢えてる人には魚を与えるより釣り方を教えろ」が有効なのは魚の美味しさを知ってる人の場合で、子どもには「やっべ魚って美味いじゃん」「え、魚ってこんないいものと交換できるの」「みんな褒めてくれるっぽい」「魚を獲れたらめちゃくちゃカッコよくね」から始めないとうまく行かないんすよね
黙食で助かる子がいるというのは、実際に子どもに関わる人なら感じてると思うよ twitter.com/kamekurasan1/s…
「個室を与えたり家庭を快適な空間にしてるから不登校や引きこもりになるんだ」 とか言っちゃう教育関係者にはたまに出会うけど、その方々には不登校対応させない方がいいよ
不登校は親のせいだから親がなんとかしろという教員のツイートを見ましたが、教員自身のせいだとは1ミリも考えないあたり本当にこの調査の通りだなあと思いました 「先生が原因」 認知されず ―学校調査と本人調査のギャップから考える(内田良) - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/ryouchi…
全国旅行支援というお得なシステムを使いはるばる遠方から家族連れでいらっしゃって、子どもが痙攣して救急搬送されコロナ陽性でした、というシーズンになってまいりました、お気をつけください
もちろん名付けは自由ですが、自分の子どもが「目の前のこの人は自分の名前を漢字変換しようとして時間がかかってるんだな、困らせてるのかもしれないな」と胸がチクッと痛む経験を繰り返すとしたら、その負担はできる範囲で軽くしてもいいのではないかしら
子ども時代のいろいろな生きづらさは、大人になってから誰にも頼れずいろいろな依存につながりやすくなるので、子どもにはなるべく世界は安全で人間は頼れるものだという経験を積み重ねてほしいんだけど、それにつけ込んで子どもを食い物にする大人は控えめに言って地獄に堕ちてほしいんですよね
「学校でも家でも疲れてるのはわかるけど頑張れてるからまだ大丈夫です」と言う保護者や教師に「日常生活の全てに頑張ってるんですよ、頑張れてるうちに対応しときましょう、頑張れなくなるということは生活の全てが崩れることなんですよ、1日休めばまた頑張れるとかの話ではないんですよ」と話す仕事
カンピロバクターに関して僕がここ数年で経験したのはいずれも「うちのは生で食べても大丈夫だから」と言って焼き鳥屋や居酒屋で出された生の鶏肉を食べた、というやつです。もちろん子どもの話。 常連さんにだけ生肉を出す、ってお店もあるみたい。潰れてしまえばいいのに。潰れてしまえばいいのに。
「小児科医は子どもの代弁者たれ」というのは小児科医が古くから大切にしている格言で、「である」ではなく「たれ」という命令形であることから分かるように、そうであるように研鑽し努力し続けろという戒めであり、そのように表現したつもりですが驕りのように捉えられたのでしたら申し訳ありません twitter.com/MIKITO_777/sta…
これはエビデンスとかない完全な経験則なんですが、ワールドカップで日本が試合する日は小児の救急患者が減ります
「親の金を盗んででも欲しいものを我慢できなかった」の裏に、 「ずっと友達関係に難しさを感じてたけど、共通の話題になるものを持っていることでスムーズに会話できた、話題になりそうなものは持っていたい、それを全て手に入れられないと不安がどんどん強くなっていく」って場合もあるんやなあ
松本俊彦先生の講演、リストカットは圧倒的に女子が多い、ように見えるが男子はそれを恥ずかしいと思って隠そうとしてしまう傾向が強いだけで少ないわけではないんだ、とおっしゃっててさすがだなと思いました