Masakazu Ide(@IDEmRes)さんの人気ツイート(リツイート順)

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オムツのオシッコしたサインが、線が黄色から緑に変わるというものなのですが、色弱がある僕には良く見えません💦赤緑が苦手で、ぼんやりした色だとグレースケールで見えることがしばしばです。オムツを脱がせて直接見て確認しています。見えにくい方いないのかしら🙄
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不安によってASDの方の知覚的な処理が向上するという我々の研究知見を紹介します。当事者の感覚過敏は、疲労、緊張、不安などによって強くなることが言われています。それは本人の「考え過ぎ」などではなく、実際に知覚精度が向上しているからではないかと考えます。 twitter.com/IDEmRes/status…
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脳波の次は、fMRIまでADHDの診断に使われるという話が出てきて、愕然としています。。研究の段階でさえ、ADHDを個人レベルで特定できるfMRIによる特徴など聞いたことがないのに。そもそも、発達障害の検査にfMRIを導入できるリソースのある機関などあり得るのでしょうか。。 biz-journal.jp/2022/08/post_3…
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実験にご協力いただける方を募集中です。脳活動を計測するfMRIの実験等を行い、視覚の時空間的な処理精度と脳のはたらきを検討します。 詳しくはこちら↓から m-ide.jp/custom.html 今回は定形発達の方も強く募集しています!研究に関心のある方もない方もご参加ください。謝礼もお支払いします。
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ご報告が遅れましたが、SB新書から書籍が出ております。 ASDの方の感じる世界についての理解を深めるため、科学的知見や事例などを交え、広い層にも分かりやすいようにと意識して作られました。 ASDの方について理解を深めたい方が、比較的手に取りやすい内容かと思います。 amzn.asia/d/fe9COvS
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不安が自閉症者の視覚の精度を高めるという研究がEuropean Journal of Neuroscience誌に掲載されました。 不安を喚起する顔の画像を提示直後、ミリ秒単位の時間差の刺激の順番を答えてると、その精度が自閉症者でのみ向上しました。不安が高い人ほど精度は上がりました。 onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ej…
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「僕の大好きな妻」で発達障害について、良い面も悪い面も表現しようという姿勢を見ました。これを窓口に、発達障害について関心を持つ方が増えたらいいなぁと思いました。近刊の自分のASDの感覚の本も、それに貢献できたらと思いました。そこに来て、こんな形での発達障害の広がり方は悲しいです。
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女性ASD児では、男性ASD児に比べて会話でより多くの単語を用いた。男性ASD児はよりゆっくりと会話したが、女性ASD児では使用した総単語数と会話割合が高く、定型発達者と変わらなかった。 男性/女性ASD間の会話における差が、後者を診断で見逃すことに繋がるのではと考察。 molecularautism.biomedcentral.com/articles/10.11…
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発達性協調運動障害(DCD)とQOLの関係を調べたレビュー。 DCDのある児童は身体的・社会的活動における自己効力感、能力を低く見積もり、心理面でも抑鬱、不安、不適応につながりやすい。 自己能力評価の低下は就学前は見られないものの、8~10歳、12~14歳になると現れる。 onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.…
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枠を参考にしながら字を書くには、枠と字との相対的な位置関係を理解するためのアロセントリック座標を利用することが必要です。これに対し、枠を無視して書くのがエゴセントリック座標です。 定型ではアロを利用しがちなのに比べて、ASDの方はアロとエゴで差がないことを研究で報告しています。 twitter.com/nasu_kosodate/…
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いずれにしても、脳の解剖画像、血流の画像それぞれについての知見は、一定の人数の当事者と定型発達者の脳を比較し、統計的にある領域に差が見られたというものです。統計的に差が見られたとのことをもって、個人の脳を診ることで診断を下したり、所見を述べることができることには全く繋がりません。
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金子書房から8月に『科学から理解する 自閉スペクトラム症の感覚世界』が発売されます。 感覚特性についての対策の解説は他書に譲り、敢えて科学的な知見の提供に重点を置きました。 まだ表紙も内容も詳細は未公表ですが、これからの公開を楽しみにしていてください! kanekoshobo.co.jp/book/b605690.h…
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脳の構造と血流について長距離の接続の低下、近距離の接続の亢進など示唆されていますが、いずれも決定的とは言えません。一定の傾向があるのではなく、ASDの方では脳の結合状態の個人間の差が大きいのではないかとの報告もあります。詳細は過去の一連のツイートにあります。 twitter.com/IDEmRes/status…
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久々にnoteを書いてみました。 ASD者では錯視が起こりにくいということに、全体より部分の処理が優先されるという視点から研究が行われてきました。 しかし、実験者の意図に関する解釈の違いが結果に影響することがしばしばあるり、その問題を一連の研究から説明しました。 note.com/m_ide/n/n105dd…
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励ましで発した「気にしすぎ」「私にもある」という言葉は、当事者がそれ以上の苦しみの訴えをできなくする残酷な言葉になることもあります。 感覚過敏という言葉が知られると共に、その背景には脳の反応の違いがあることが知られることで、その訴えに耳を傾ける社会が作られることを願います。
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記事を書かせていただきました。 ASDの方が不安障害を併発しやすいことや、不安が高まることで知覚が鋭敏になることについて解説しました。不安と過敏との関係は、実験で明らかにされているメカニズムに基づいて解釈できるもので、「気にしすぎ」などと理解されないよう知識が広まればと思います。 twitter.com/jsk_gakken/sta…
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アメリカで約3000名の自閉症者の調査対象者のうち24%が3ヵ月以上の胃腸に関する問題(便秘、膨満感、下痢、吐き気など)を報告。 また不安と感覚過敏の特性が強い当事者ほど、胃腸の問題が長期化する傾向が見られる。 link.springer.com/article/10.100…
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この問題はいつも本当に悔しいです。いくら研究の立場から、科学的妥当性の観点で声を上げても、同じことが繰り返されてきました。今回の著名人の発信は特に影響力が強いと思われ、新たな連鎖の温床となると感じます。発言を問題にするというより、診断の問題点に目が向けられることを願っています。
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“感覚過敏”という言葉が広がっている今だからこそ、“感覚鈍麻”なども含んだ発達障害の方の多様な感覚の特徴について知ってもらいたいです。 以前書いたこのnoteは、海外の調査に基づく感覚の問題についての研究動向を解説しています。 note.com/m_ide/n/nbc1f9…
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きわめて高い知覚精度をもつ自閉症の方の脳活動を調べた研究がFrontiers in Neuroscienceに掲載されました! この方は、定型の方の約10分の1の時間間隔で提示された刺激でさえ正確な判断ができ、時間処理に関係する左腹側運動前野などの脳部位で強い活動が見られました。 frontiersin.org/articles/10.33…
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診断年齢が高いASD者ほど他の11種類の疾患(てんかん、不安障害、ADHD等)の併発率が高いという報告。特に11〜15歳の女児ASD者の26%は情動障害を併発(男児では13%)。不安障害の併発は女児ASDが男児ASDの2.2倍。 デンマークの約16000人のASD者を対象にした調査(定型発達者65000人との比較)から。 twitter.com/Spectrum/statu…
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大きな反響のあったスペースについて、ハフポフトさんが記事にして下さいました。とても良い記事でぜひお読みいただきたいです。 発達障害を脳波などで診断することは現時点では科学的同意がありません。そうした方法で当事者を一括りにすることより、個人の特徴に目を向けることが大切だと考えます。 twitter.com/HuffPostJapan/…
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先日のスペースでご一緒した柏先生がAeraの取材に応じています。 発達障害の診断が脳波によって行われるような誤解が生じることへの懸念が示されています。 診断が実際にどのように行われるのか、正しい情報が広く知られることを願います。 dot.asahi.com/aera/202208090…
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#西日本新聞 に掲載された #感覚過敏 に関する記事、gooニュースで全文が公開されています! 一般の方がこの問題を知るにはとても良い形で、当事者の視点と科学的観点がまとまっています。 この記事が、大勢の方に届き、関心を持つきっかけになってもらいたいです!! news.goo.ne.jp/article/nishin…
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自閉症の方の20〜40%は不安障害を併発すると報告されています。また、感覚過敏は不安やストレス、体調などに関係して強くなることが多いです。 note.com/m_ide/n/ncd891…